インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結 作:09e16
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。
アンチ対象
なし
更識楯無は公人してはともかく私人としては
不器用すぎると考えています。
割と調子に乗りすぎるのがなあ…
それさえなければ暗部としても素晴らしいと思えるのですが。
6月13日(金)
放課後
IS学園応接室にて
この日更識簪に会うためにアメリカからとある人物が学園に訪れていた。
「はじめましてMs簪。
僕がジエーです。
それで打鉄弐式の開発についてだけど…
お手伝いはいりますか?」
そう水色の髪をした青年…
【イスルギ重工北米支社IS開発室主任研究員 ジエー・ベイベル】は
彼女に問いかけた。
その問いに対し答える前に簪は疑問に思っていたある事を聞いた。
「あの…なんで私を援助してくれるんですか?」
「ん?援助の理由?
うーん…何ていえばいいんだろうなあ。
…君の努力を見てね純粋に応援したくなったんだ。
頑張っている女の子を応援するのにそれ以外に理由はいるのかな?」
どこか惚けた顔で言うジエーに対し簪は…
(信じてもいいのかな…?
でももし裏切られたら…)
揺らいでいた。
彼女のこれまでの人生は信じていた人たちに裏切られることが多かった…
ゆえに彼女はそのことがトラウマとなり身内以外の他者を信じることができなくなっていたのだ。
…もし彼女の姉がいつでも親身になっていてくれればまた違ったかもしれない。
まあそんなIFがないからこうなったのだが。
「あのもし援助してくれるとしたら何をしてくれるんですか?」
「そうだなあ…
まずはうちの研究データをいくつか提供するし
後機体の組み立てをこっちで引き受けるよ。
他には…アドバイスくらいかなあできるの。
やっぱり自分で作りたいでしょ?」
その答えを聞いて簪は考え込む。
(私のことを尊重してくれているみたいだし…
うん、信じてみようかな。)
この時彼女は自覚していないが自身の持つトラウマを
わずかながら克服しようとしていた。
彼女が真に克服できるまでには今少し時間がいるだろう。
しかし…
「お手伝い…してくれますか?」
「ああもちろん。
君の力にならせてくれ。」
今は彼女が他者を信じることができたことを祝おう。
+++
同時刻
IS学園生徒会室にて
「ねえ虚ちゃん…簪ちゃん大丈夫かなあ?」
「会長…簪様が気になるのはわかりますが仕事に集中してください。
…ただでさえ織斑君とイスルギとの交渉に横から口だししようとして
あちらの社長の怒りを買っているのですから。
…最悪政府から見捨てられますよ?」
「分かっているわよ…」
そういう彼女の顔はとても暗部当主とは思えないほど幼く見えた。
元々彼女は当主になるには若すぎるのだ。
【せめて高校を出てから当主になるべきだった】
後の更識家関係者が口をそろえて彼女をそう評価するほどに。
TO BE CONTINUED.
次回予告
時は一気に流れてついにトーナメント開催!
1年生第1試合はカイトのチームとまさかのあのチーム!
どちらが勝っても恨みっこなしの戦いが今始まる!
次回
インフィニット・ストラトス蒼き雷光
「勝利を掴め!」
どんな敵も打ち砕くのみ!
お待たせしました。
第25話完成いたしました。
本作のジエーはジエーデルの容姿で性格はおっとりしています。
まあ原作にはいない【ありえたかもしれないエーデル】の一人です。
イケメンでおっとりさんのエーデルがいてもいいじゃない。
後本作では更識姉妹に関しては和解の可能性は一応あります。
皆様のご感想やご意見をお待ちしております。