インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結 作:09e16
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。
アンチ対象
なし…?
今回は彼女がついに一線を越え…
そして本作における【最大の悪意】が
動き始め…
もう一人の英雄が表舞台にその姿の片鱗を見せます!!
カイトが撃墜されたのから数分後
銀の福音との交戦予定ポイントにて
「…ここだな。
目標は…まだ来てないか?」
そう言いながら一夏は周辺の反応を確認していた。
「見えないからそうだろう?」
「…馬鹿は黙っていろ。」
【目視出来ないからまだいない】
そう判断した篠ノ之に対して一夏はきつい一言を投げかける。
伊達にカイトに鍛えられていない。
この状況でも彼は警戒を怠らなかった。
だからこそ…
気付くことができたのかもしれない。
『PPP…』
「…!?
篠ノ之…下だ!!」
バシューン!!
「下?
ぎゃあ!?」
二人の真下から突如として光弾が発射されたのだ!!
事前に察知し回避行動をとっていた一夏はともかく…
ボケっとしていた篠ノ之には全て命中していた。
「海中に隠れるとか味なまねを…
こりゃあタダの暴走事故じゃねえな?」
そう不敵に笑いながら言う一夏を…
篠ノ之はどこか濁った瞳で見つめていた。
+++
その頃
前線司令部では…
「貴様ら…そういうことは早くいえ!!
貴様らのせいで前線の生徒たちが危険にさらされたんだぞ!!
この事は柊の両親と共に保護者として抗議させてもらう!!」
学園上層部から今頃知らされた情報…
【目標は軍事用に開発された機体】にたいして
ついに千冬がキレていた。
そしてその横では…
「カイト君…応答してください!!
カイト君!!」
山田先生がカイトに対して応答を呼び掛けていた。
彼からの連絡が途切れて数分が経過したがまだ安否の確認が取れないのだ。
これが陸での作戦ならばまだマシだった。
今回の作戦における交戦空域はほぼすべてが海上…
撃墜された場合早期に救出しなければ…
最悪彼が死んでしまうかもしれないのだ!!
「カイト君…お願いだから答えて…」
彼女が涙をこぼしそうになったその時…
以下推奨BGM「英雄戦記」
『こちら…ファントム。
安心したまえ。
カイト君は無事だ。』
そう何者かからの通信が入った。
「ファントム…さん?
あなたは一体誰なんですか!?
そしてなんで…
カイト君の蒼雷を使えるんですか!?」
そう質問する彼女に対し・・
『すまんが詳しい事は答えられん。
…それと急いで篠ノ之箒を拘束するんだ。
彼女が持っているISは…
篠ノ之束の作品ではない!!
この事件の首謀者である…
亡国機業が開発した危険な機体だ!!』
その事実を彼はぶちまけた。
「え…そんな!?
今彼女は…
作戦空域に出撃中です!!」
『遅かったか…
これよりこちらは一夏君の救援に向かう!!
カイト君に関してはこの座標に行けば回収できる。
急いで回収してくれ!!』
「分かりました!!
…ところであなたは一体?」
その質問に答えることなく…
彼は通信を打ち切った。
+++
そして交戦ポイントに視点は戻り…
『PPP…』
バシュ!
バシュ!
バシューン!!
「うわっと!?
へへどこ狙ってやがる!!
俺はここだぜ!!」
そういいながら福音の攻撃をかわす一夏を見ながら
篠ノ之箒は内心怒り狂っていた。
(くそっ!!
私も専用機を得たというのに…
これでは一夏の足手まといではないか!!
ああ一夏…
私こそがお前の真の理解者だと言うのに…
何故私を受け入れない?
何故何故何故
何故ナゼ何故
ナゼ何故ナゼ
何故何故ナゼ
ナゼナゼ何故
何故ナゼナゼ
ナゼナゼナゼ
…ナゼ?)
途中からまるで壊れたレコードのように
何故という言葉を繰り返し始める。
それと同時に彼女の瞳から光沢が消え
俗に言う【レイプ目】になっていく…
そして…
(アアソウダ…コロシテシマエバイインダ。
ソウスレバワタシダケヲミテクレル。)
そう思考すると同時に…
「イチカ…シネェ!!」
「んなぁ!?
何しやがる…
…えーと篠ノ之さん?
なんか機体の外見が変わっていませんか?」
そう彼女の思考がおかしくなり始めると同時に
その機体はまるで彼女を包み込むように変化していた。
全身を覆うその姿は…
まるで彼女を取り込んでいるようにも見えた。
+++
そこから少し離れた場所に停泊している
とある船にて…
「成功だ!!
思考誘導と機体の遠隔操作…
両方とも完全に稼働している!!
【スレイブシステム】…
完成だ!!」
そう初老の人物がはしゃいでいた。
そして彼の前には
篠ノ之箒の様子が映し出されているモニターがあった。
そこに書かれていた機体の名前は…
【
TO BE CONTINUED.
次回予告
暴走を開始する篠ノ之…
彼女と福音に挟み撃ちにされ
ついに一夏が…
そして彼を今度こそ救うために…
黒き英雄が舞い降りる!!
次回
インフィニット・ストラトス蒼き雷光
「ロストウィングス/砕け散る白剣」
…白き刃砕ける時嘆きの声が響く…
お待たせしました。
第37話完成いたしました。
今回明らかになった篠ノ之箒の機体名称
紅桜の元ネタは…分かりますかね?
今回の篠ノ之の暴走ははっきり言って紅桜に
仕込まれていた【スレイブシステム】の影響です。
これはISにあらかじめプログラムを組み込んでおくことで
外部からの搭乗者の思考誘導や
機体の遠隔操作を可能とするシステムです。
いうなれば搭乗者を人間ではなくISを起動させるための部品にするシステムであり、
VTシステムの派生形に当たります。
本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。
それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。