インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし

ついに第4章完結です。
長かったですねえ…

作中ではたったの4日しかたっていないのにね。


第四十七話「グッド・バイ・ティアーズ」

7月9日(水)午後1時頃

旅館【花月荘】前にて

 

「女将さん…

有難う御座いましたーーー!!」

 

「はい皆さんもお元気で。」

 

どうも織斑一夏です。

現在俺達一年生一同は

旅館の前で女将さんにお礼を言ってから

バスに乗るところです。

 

あの戦闘の終了後

俺達は旅館に無事帰還

そして…

 

+++

回想

帰還後の臨時救護室にて…

 

「柊…篠ノ之はまだ起きないのか?」

「ええ。

…どうしましょう織斑先生。」

 

捕縛された篠ノ之は

今も眠り続けていた。

そして…

 

「ううん…ここは…」

「起きたか篠ノ之。

さて…何か申し開きはあるかな?」

 

彼女が起きた。

いや起きてしまったのだ…

 

「申し開きですか…

何から謝ればいいんでしょうかね。」

 

そう言いながら体を起こそうとした篠ノ之だが…

 

「!?

まさか…織斑先生。」

「どうした?」

 

それは…報いだったのかもしれない。

 

「私の右腕を…

強くつねってもらえませんか?」

「まあいいが…」

 

ギュムム!!

 

そう…

 

「…嘘だ。」

「篠ノ之…?」

「なんで…

なんで何も感じないんだ!!」

 

彼女から利き腕を奪うという…

剣士としては最悪の末路なのだから。

 

彼女の腕に起こった異常を知った千冬は

すぐさま彼女を専門的な医療機関に搬送、

そして検査の結果彼女の右腕の神経が

ズタズタになっていたことを知る。

そう…もう二度と元に戻らないほどに。

 

これにより彼女はIS学園を去ることになる…

紆余曲折の末

彼女に前歴はつかなかった物の

右腕を失い

剣を振るえなくなった彼女は

両親からも見捨てられ…

一人孤独となってしまう。

 

その後の彼女については

ここで語るべき…

いやここで語れる内容ではない。

 

…かなり苦労したことだけは

あえて伝えておこう。

 

+++

…結局の所。

俺は篠ノ之を救うことができなかった。

あいつの命は救えても…

心と体までは救えなかったのだ。

 

何が…

【俺は箒の奴を助けたいんだ】だ!!

助けられなかったじゃねえか!!

 

ああ…俺自身が嫌になるぜ。

 

「…織斑君?

もうみんなバスに乗っちゃいましたよ?」

「あ…すいません山田先生。」

 

考えるのに夢中になりすぎたな…

早く乗ろう。

 

「あの…織斑一夏君よね?」

「はいそうですけど…」

 

誰だこの…

金髪でサングラスのおねーさん?

うーんどっかで見たことあるような顔だけど…

 

 

「ありがとうね。」

 

チュッ

 

…はい?

 

え!?

 

「今のって…」

「助けてくれたお礼よ。

それから…

せっかくの臨海学校を邪魔しちゃって…ごめんね。」

 

あ…思い出した。

福音に乗っていた…

「ナターシャさん…でしたっけ。

謝らなくて結構です。

…むしろこちらこそ福音を

コア以外修復不能になるまで壊しちゃったことを

謝らなくては…」

「…大丈夫。

【あの子も】…

君たちにお礼を言っていたから。

さあ胸を張りなさい、

あなた達は確かに私とあの子を救ったのよ。」

 

ハハハ…

そうか助ける事も出来たんだな。

 

「そうですね…

ナターシャさんまたいつか…

御縁があったら会いましょう。」

「ええ…またね。」

 

さてと…学園に戻るか!!

 

バスに乗った後

バスからこの光景を見ていた

カイトとヒビキには冷やかされ…

ラウラにはやきもちを焼かれた上に

学園に戻った後この事を知った鈴に

今度デートしろと言われた。

 

…なんでさ。

 

+++

一夏達が乗ったバスが出発した後…

 

(さてと…

それじゃあ帰国して…

いいのよね?

うんいいはず…

…それにしても)

「御縁があったらか…

受けようかなアレ。」

 

そう言いながら彼女は決意した。

IS学園の学園長より

今年の6月頃から依頼されていた

あることを受ける事を…

 

+++

バスでの移動中…

 

窓際の席に座ったカイトは

外の風景を見ながら…

今回の事件について考えていた。

 

(…今回の事件。

ファントムとやらが言っていたことが

もしも正しいなら…

全て亡国機業の仕業だろう。

篠ノ之の利き腕を奪い…

俺や一夏を殺そうとした上に

福音や搭乗者の女性も犠牲にしようとしたこと…

必ず後悔させてやる!!)

 

「いつか必ず…

この事件の落とし前をつけてもらうぞ!!」

 

そう呟く彼の表情は…

不退転の決意を感じさせた。

 

…もっとも

「カイトー」

「ん?

どうしたシャル?」

 

「酔い止め…飲んだ?」

「うっせー!!

ちゃんと飲んだわい!!」

 

周囲からはあまり気にされていなかったが。

 

 

EPISODE4「The double-wing of awakening」FIN

NEXT…

EX STORY 04「Black wind Second Coming! !」

Coming Soon!

 

 

 

次回予告

BGM「BLACK STRANGER」

臨海学校終了直後の土曜日

一夏の旧友である彼はある夢を見る

自分じゃない自分の夢を…

 

そしてその日…

彼は思い出した。

自分がかつてなんだったのかを!!

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

番外乃肆

「黒風再臨!!」




お待たせしました。
第47話完成いたしました。

長かった…
これでアニメで言う第1シリーズ終了です。
この後は番外乃肆を2回か3回投稿した後…
幕間として原作でも無視されることが多い
日常話を数回した後第5章を投稿するつもりです。

さて…何でナターシャさん一夏に興味持ったの?
そう思った読者の方々もいると思うので解説しましょう。

まずカイトに関しては
例えコアが無事だったとしても
カイトが福音にとどめを刺してしまった以上
彼女やカイトの間には少ししこりがあります。
【感謝はしても好意は抱きにくい】でしょう。

そしてヒビキは単純に
【そこまで目立っていない】からです。
だって他の二人とは違い…
あまり目立っていないですからねえ。

また一夏は最初に福音と戦闘を行いその上
【ナターシャの救出を実際にした】立場でもあります。
彼女からすれば…
白馬の王子様?的な位置だと言えるでしょう。

最後に今回のタイトルの元ネタ…分かります?
アニメ史上でもトップクラスに書き込みが凄い
バンクのあるファンタジーロボットアニメです。
…音速のバカじゃなかった音速の騎士のアレです。

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。
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