インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結 作:09e16
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。
アンチ対象
なし?
番外乃肆前編でございます…
さあ本作でも影が薄い彼のお話です。
前編
ザー…
ザザ…
その存在はやっと無限の牢獄から解放された…
「ありがザザ…。
これでザザ…、
新たなザザ…乗れる……
そう……
風がザザザる……
いつか聞いた……あの声が……」
そう言いその存在はどこか別の地平へと旅立っていった…
そして…
7月12日(土)
午前8時頃
五反田邸内
弾の寝室にて…
ジリジリジリ!!!
「うーん…
…
またあの夢かあ。」
今ここにいる少年…
五反田弾の運命に深くかかわっているのだ。
(なんであの夢見るたびに…
懐かしいなんて思うんだ?)
まだ彼は…
思い出していないが。
+++
それから3時間後…
「あー…
どうすっかなあ…
しかしジジイもよお…
もう少し蘭に厳しくしろよなあ。」
弾は家を追い出されてぶらぶらしていた。
理由は単純明快。
蘭の進学に反対の立場をとったからだ。
そのせいで賛成していた祖父の怒りを買い…
家から追い出されたのだ。
ちなみに父親も消極的ながら反対していたが…
影が薄いせいで無視されていた。
…運がいいのか悪いのかわからん特性である。
そして…
「はあ…
家に帰ってもまた追い出されるだろうしなあ…」
「えっと…
お嬢様ももう少し分かりやすい地図を
渡してくれればいいのですが…」
テクテクテク…
バァーン!!
下を向きながら歩いていたため…
わき道から出てきた女性にぶつかってしまったのだ。
「いてて…大丈夫ですか?」
「ええ大丈夫ですよ?
えっと眼…眼鏡…眼鏡…
すいません…
眼鏡どこにあるかわかりますか?」
(えっと眼鏡は…
あれかな?)
「眼鏡ってこれで合ってますか?」
「えーっと…
はいこれです。」
…眼鏡装着中…
「ありがとうございます。
御迷惑をおかけして申し訳ありません。」
「あ…
いえよそ見をしてぶつかったこちらが
悪いんですし…
当然ですよ当然。」
「いえいえ…
それはこちらも同じです。」
「いやこちらの方が悪いですよ。」
「いえこちらも悪いですから…」
そうどちらも譲らずに
暫く問答を続けたが…
グゥルルルル…
「あ///」
「…近くに喫茶店ありますから案内しましょうか?」
まあ彼女のお腹が鳴ったので…
近くの喫茶店で少し早いランチになった。
…ちなみに支払いは女性の方がしてくれた。
うっかり財布を持っていないことを忘れていた弾は
顔から火が出るかと思ったらしい。
(俺のアホォ…)
+++
それから1時間後…
「えっとここに行きたいんですよね…
虚さん?」
「ええ五反田君。
ごめんなさいね。」
その後弾は御馳走になったお礼として女性…
布仏虚の道案内をしていた。
(しっかしこの地図…
細い道が殆ど書いてねえのと
道や建物の形が歪んでいるから
参考にもならねえなあ。
まあ現地の人間ならなんとなくわかるけどよぉ…)
そして…
「ここか?
しかし扇子専門店…ねえ?」
「お嬢様…」
(何が重要な仕事ですか!!
コレ私用ですよねどう見ても!?
…後あの扇子って毎回ここで仕入れていたんですか!?
流石に自腹ですよね…?)
目的地に着いた二人の後ろで…
「ターゲットを補足した…
タイミングを見計らって行動に移る。」
何者かが様子をうかがっていた。
この時まだ二人は知らなかった…
自分たちの運命が大きく交差し…
そして新たなる風がこの世界に吹くことを…
そう…
それを知っているのは…
時の狭間で眠るある存在のみだった…
TO BE CONTINUED.
ハイとりあえず前編でございます。
次回予告がありませんが
これはあくまで一つの話を分割しているだけなので
あえて書いていません。
さて次回はついに黒き風が目覚めます…
さあ何でしょうね?
本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。
それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。