インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし

さあ…目覚めるのだ!!
黒き風よ!!


後編

前編ラストから数分後…

 

「ありがとうございましたー。」

 

「…虚さん?」

 

「………」

 

扇子専門店から出てきた二人だが…

 

「アンのバカお嬢様め…

こうなったら楽隠居決め込んでいる

(注 勘違いであり実際には楯無の尻拭いで

日本中を飛び回っている。)

旦那様に全部ぶちまけてやろうかしら…」

 

(虚さんが…燃えている…!?)

 

虚嬢がブチキレていた。

まあそれはそうだろう…

【重要な仕事だから信頼のおけるあなたに頼みたい】と

直属の上司に言われていったら…

タダの私物の受け取りだったのだ。

温厚な彼女でもブチキレてしまう。

 

しかしそれがいけなかった…

 

「よし…行け!!」

 

バッ!!

 

突如として物陰から現れた

黒装束に囲まれ…

 

「何だ…

ゴフゥ!!」

 

「五反田君!?

キャア!!」

 

二人とも気絶させられてしまう。

 

そして…

 

+++

 

時間経過不明

どこかの廃工場らしき場所にて…

 

「うーん…

ここは一体…

ハッ…!

虚さん!!」

 

眼を覚ました弾は

周囲を見回しながら虚を呼ぶ。

しかし…

 

「ううん…

zzz」

 

(綺麗な寝顔だなー…

って違うだろうが!!)

 

この状況でも虚嬢は…

ぐっすりと眠っていた。

割と神経太いというかなんというか…

 

「虚さん…

起きてください!!」

 

「ううん…

ここは…」

 

「廃工場かなんかみたいですけど…

しかしあいつらは一体…」

 

虚嬢が起きたその時…

奥から黒いコートを身に付けた

どこか個性を感じさせない顔つきの男が現れた。

 

「さて…お二人とも起きたかい?」

 

「「誰だ!!」」

 

「おっと失礼したね…

僕はこのたびあなた方を誘拐させて頂いただけの者さ。

ああ正体に関しては僕の口からは言う気ないので。」

 

そうどこかおどけながら言うその男を見ながら…

虚嬢は必死に自分の記憶を探っていた。

 

(どこかで見た顔ね…

思い出すのよ虚。

ここには…

巻き込まれてしまった民間人が…

五反田君がいるんだから!!)

 

そうして必死に思い出そうとしている彼女をよそに

男はしゃべり続けていた。

 

「まずは少年に謝りましょう。

…巻き込んでしまってゴメンね?

まあおとなしくしていれば

殺したりしないから…

変なことはしないでね?」

 

「…は!?

どうせことが終わったら俺達を殺す気なんだろうが!!

…そうじゃなかったらわざわざ顔を見せるかよ。」

 

そうその男は自身の顔を弾たちに見せていた…

ゆえに虚嬢が見たことあると言ったのだ。

 

そしてついに…

 

(…思い出した。

そうだこの男は…)

 

「亡国機業のエージェント…

【コードネーム・飛龍(フェイロン)】!!

なぜ日本にいるんですか!!

本来あなたが活動しているのは中国のはずです!!」

 

「フム流石は当代楯無の腹心の部下だ。

他国で活動しているエージェントである

僕の顔と名前も把握しているとはね。

何…君達【更識】や【南部】によって

日本国内で活動していたエージェントたちが

ほぼ壊滅状態だからね…

一番近くにいた僕が出張るはめになったのさ。」

 

…そうこの男のコードネームは【飛龍】

主に中国で活動している亡国機業のエージェントであり…

 

「そう…

【更識】への報復と

日本担当のエージェントたちが

倉持から持ち出していた

ISコアの回収のためにね。

さあて…

どうやって殺そうかなあ?」

ニタァ…

 

生粋の殺人狂である。

 

そしてその声を聞き…

弾の中で何かが目覚める。

 

…ドクン…

(虚さんが…殺される?)

 

…ドクン…

(そんなこと許していいのか?)

 

…ドクン…

()に…

力があれば…)

 

ザザザ…

 

『思い出せ…

我が半身よ…

そして呼べ我が名を…

そう我が名は…』

 

…ドクン…

(ああ…そうだな…

忘れていたぜ。)

 

ドクン!!

 

「させるかよ…」

 

「うん?

なんだい?」

 

「させるかって言ったんだ…

この外道が!!」

 

「フ…ハハハ!!

強がるのはやめなよ。

僕の方が強いんだし…

それにほら。」

 

そう言うとともに飛龍の周囲に

カラスを思わせる形状の小型兵器が現れる。

 

「対IS用無人兵器…

【コルニクス】。

いくら君が強かろうとも…

生身でこれには勝てないでしょ?」

 

「…これは驚いた。

偶然とは恐ろしいな。

でもまあ…

肩慣らしにはちょうどいいか?」

 

そう言うとともに弾は…

自身を縛っていたロープを力ずくで引きちぎる!!

 

「「はあ!?」」

 

「フム…

流石にあの頃よりは

身体能力が下がっているか…

まあいいか。」

 

そう言いながら手首を軽く動かし

異常の有無を確認する弾を見て…

虚嬢はどこか違和感を覚えた。

 

「五反田君…?」

「ん?

ああ…

虚さん心配しないでください。

俺は俺ですし…

負けませんから。」

 

そう彼女に微笑みかけた後…

弾は…いや彼は毅然と飛龍を睨む!!

 

「さてと…

見せてやるよ。

俺の半身をなあ!!

さあ来い…

俺はここにいるぞ!!

だから来い…

我が半身…

シュロウガァァァァ!!!」

 

そう叫ぶとともに…

弾を中心に暴風が発生する!!

 

「くっ!!

一体なんだ!!」

 

そしてそれが晴れた時…

弾の姿は変わっていた!!

 

漆黒の鎧に身を包んだその姿を見て

飛龍は驚愕した!!

どう見てもそれは…

 

「!?

黒い…ISだと!?

キサマ何者だ!?」

 

「僕の名前?

僕の名前は…」

 

そして彼はその名を…

今の自分の名前と

自らの半身の名前を

声高らかに叫ぶ!!

 

「僕の名は五反田弾…

そしてこの身を覆うのは我が半身であるシュロウガだ!!」

 

「我が半身…?

フム…まあいいか。

しかし…

この数に一人で立ち向かえると

本気で思っているのかな?」

 

そう言う飛龍だが…

 

「この数…?

これだけならば…

一瞬だが?」

 

バシュン!!

 

そう言うとともに弾の姿が消えて…

一瞬で周囲のコルニクスが全滅する。

 

「これで一対一だ。

…死にたくなければ投降しろ!!」

 

「…はぁ!?

あの数を一瞬で全滅させるとか…

ありえないだろうが!!

一体なんだそれは!!」

 

そう言いながら飛龍は…

虚嬢へ隠し持っていた拳銃を向けようとする!!

 

「愚かな…」

 

バシュン!!

しかし…

 

ドゴォ!!

 

「…殺しはしない。

死ぬほど痛い目には合わせるがな。」

 

「グ…

ガァァァァァ!!」

 

一瞬で距離を詰めた弾により

腹部を強烈に殴打されて気絶する羽目になる。

 

「五反田君…だよね?」

その様子を見ていた虚嬢は恐る恐る彼に問いかける…

それを受けた弾は頭部装甲を解除し

彼女に笑いかける。

 

「ええ虚さん。

大丈夫…

あなたは()が守りますから。」

 

そこに…

 

「虚ちゃんから離れろ!!」

「へぶ!?」

 

窓から飛び込んできた更識楯無が

弾の顔めがけて後方からとび蹴りを喰らわせた。

 

彼女からすると

見るからに禍々しいISらしきものを装着した男が

虚嬢に襲いかかろうとしているように

見えてしまったのだ。

 

まあ…

 

「虚ちゃん大丈夫?」

「お嬢様…

あんた私の命の恩人に

何してくれてるんじゃあ!!」

 

そのまま虚嬢のアッパーを喰らって気絶したが。

 

その後弾は更識に保護されることになる。

その間の世話係は虚嬢が行っており…

かなり親密になっていたらしい。

 

なお楯無嬢は…

 

「このバカ娘!!

いくらなんでも私物の受け取りに

部下を使う奴があるか!!

大体お前はだなあ…」

 

(うう…

虚ちゃんの意地悪~

別にこれくらいいいじゃないのよ。)

 

その期間中

父親からこってりと叱られていたという。

 

飛龍はどうなったか?

…更識と南部の双方から

筆舌にしがたい拷問を受けたとか受けてないとか…

詳しいことは不明である。

 

EX STORY 04 FIN

 

次回予告

臨海学校から帰ってきた俺達に立ちはだかる

学生おなじみのあの壁…

次回はあの行事だ!!

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

「激闘・期末考査!!」

 

赤点かどうかそれが問題である。




お待たせしました。
番外乃肆完成いたしました。

さて…今回シュロウガの戦闘を一切見せませんでしたが
その理由は私なりにシュロウガの異常さを表現する方法として
【認識不可能な速さで大量の敵を撃墜した】方が分かりやすいと判断しました。

次回から数話かけて期末考査のあれこれをお送りいたします。

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。
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