インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結 作:09e16
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。
アンチ対象
なし…
というか原作のある部分に対して
あとがきで苦言あり。
鈴vsラウラです…
何気に初めて描写される戦いですね。
2巻のあれはカイトが相手になったので。
…うん
前回ラストから約1時間後…
午後0時28分
【黒野兎の巣】敷地内
IS演習場にて…
今この場では
ラウラと鈴がそれぞれの専用機を展開してにらみ合っていた。
「フフフ…
今度はあたしが勝ぁぁぁ~つ!!」
そう言いながら一人気合を入れる鈴。
そして…
「隊長~
ガンバってくださ~い!!」
そう言いながらチアリーダーのコスプレをしてラウラを応援する
シュヴァルツェ・ハーゼの隊員たち。
彼女らの様子を見ながらラウラは…
(どうしてこうなった…)
内心頭を抱えそうになっていた。
こうなった理由を話すために
時間を少し戻す。
+++
回想
午後0時10分頃
「へ~凰さんって…
隊長に模擬戦で負け越してるんですかwww」
「くっ!!
ええそうよ!!
それがどうかした!?」
昼食も終わり少しのんびりしていた一同だが…
ポロっと一夏が言った一言により
鈴がシュヴァルツェ・ハーゼ隊員から
弄られていた。
「…どうせなら模擬戦やります?
この後演習場あいていますし。」
その様子を見かねて
そう言ったクラリッサの問いかけに…
「その話乗ったァァァァ!!」
鈴がこう即答するくらいにはその弄りはうざかった。
+++
時間軸は今に戻り…
≪それでは…試合開始です!!≫
クラリッサのアナウンスの後二人はいったん距離をとった。
(さて…)
(どう攻めようか…)
お互いにそう考えながら…
そして…
「これで行かせてもらう!!」
ラウラが動いた。
右肩のリボルバーカノンで鈴へと砲撃を開始する。
「ちっ!!
やっぱそう来るわよね!!」
そう悪態をつきながら鈴は回避し続ける。
(あーもう…
また負けるパターンじゃないの!!)
そう今までの模擬戦では彼女はこのパターンで負けてしまっているのだ。
なぜならば…
(龍咆で攻撃しようとしてもなぜか見抜かれるし…
アレ始まったらあまり接近できなくなるし…
武装全部無力化されるのよねえ…)
…まあ
(…あーもう。
まだとっておきたかったんだけどなあ…
【崩拳】。)
全ての武装を使用していなかったせいでもあるのだが…
「今度は…
こっちの…
番よ!!」
そう言うとともに鈴は右手を振りかぶり
ラウラめがけて突き出した…
バシィィン!!
そしてその音とともに
リボルバーカノンより発射された弾丸が
ラウラめがけてはじき返された!!
「!?
衝撃砲か!?」
(しかし…
両肩のそれは動いてないぞ!?)
それを間一髪のところで回避したラウラは混乱していた。
そう…ラウラが龍咆の発射を見切っていたのは
発射の予備動作である両肩の装甲が動く
その兆候を見切っていたからである。
しかし今回はそれが無かった。
そのため彼女は混乱していた。
…攻撃を中断するほどに。
(もらった!!)
そしてそこを鈴はついた。
「ウリャァァァァァァ!!」
「しまった!?」
攻撃が止んだ隙を突いて一気に接近し
ラウラめがけて双天牙月で
左右からはさみこむように切りかかる!!
それにラウラが気付いたのはぎりぎりのタイミングであり…
回避できなかった。
「セイ!!
ヤァ!!
ハァ!!」
そしてそのまま連撃でラウラを追い込んでいくが…
「そこまでだ!!」
途中でラウラがプラズマ手刀を展開し
双天牙月を受け止める。
そしてそのまま乱戦となっていき…
≪…ちょ!?
そこまで!!
この勝負引分けとします!!≫
さすがにこれ以上はまずいと判断したクラリッサによって引分けとなった。
もっとも…
(私の負けだな…)
ラウラは自身の負けだと考えていたが。
(…崩拳についてはばれてないみたいね。
まだ隠しておきたいからよかった。)
今回鈴が使用した【崩拳】、
これは甲龍の腕部装甲に内蔵されている
【小型衝撃砲】であり
威力は低いものの打撃力というか…
着弾時に衝撃をより強く伝えることができるようになっている。
また連射性も良く本来はこの武装で牽制をするのが
設計思想上正しいのだが…
鈴の場合は隠し武器として考えており
ぎりぎりまで使用しないのだ。
その分相手の意表を突くことができるようになっているのだが…
まあ今回はそれを友人にも隠していたから勝てたのだ。
それで良しとしよう。
+++
同時刻…
日本某所
織斑邸・地下室にて…
一夏の知らない事実…
彼の実家には地下室があった。
なぜ彼が知らないのか…
それはこの地下室には
彼の両親の形見が隠されていたからだ。
そう…
彼が【あの記憶】を思い出さないように
千冬がすべて隠したのだ。
…今その地下室で
千冬は父の形見である日本刀を前に
自身の思いを吐露していた。
「…父さん。
一夏があなたの剣を思い出したよ。
今なら…
今なら思い出しても大丈夫だよな?」
そう彼女は刀に問いかける。
答えが返ってくることはないと知りながら。
「…フ。
何をしているんだろうな。
父さんが答えてくれるはずもないのにな。」
そう言いながら彼女は腕にはめた
無骨なデザインの腕輪を見ながら
その言葉を静かに悲しみをにじませながら言ったのだ。
「…なあ束。
まさかお前が私を置いて逝くことになるなんてな…
…恨んでくれてよかったんだがなあ。」
そう彼女の形見となったその機体を腕につけ
彼女はドイツへと向かおうとしていた。
…
「しかし…
岡部先輩が引率にいるなんて、
何着ていけばいいんだろう?
スーツじゃあ…いやだしなあ。」
そういう彼女の顔はどこか年相応、
いや実年齢よりも若く見えた。
つーか女のそれだった。
TO BE CONTINUED.
次回予告
えー次回は基地の宿泊施設内でのごたごたばなしです…
ラウラ…生きろ。
あ、櫻井さんはお幸せに。
次回
インフィニット・ストラトス蒼き雷光
「黒兎部隊暴走中?」
…ぐすん。
隊長…かわいい///
お待たせしました。
第61話完成いたしました。
今回使用した【崩拳】については原作の時点で搭載しているらしいです…
使用シーン聞いたことないけどね。
そのため細かい設定は独自仕様となっています。
しかし…
未使用武装があるってどうなのさ。
しかもほとんど触れてないし。
…原作者が忘れてんのかね?
えー次回は全編ギャグでやりたいっす。
本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。
それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。