インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし…?

セシリア嬢が両親のことを幼少期にはどう思っていたをねつ造しています。
…こうでもおかしくないと思うの。


第七十三話「ビギニング・セカンド」

前回から数分後、

サイレント・ゼフィルスが格納されている

第一格納庫にて…

 

セシリアとアラクネの戦闘はいまだ続いていたが…

状況は悪化していた。

なぜならば…

 

(さすがに…この広さでは…)

 

「回避だけで…

精いっぱいですわ…」

 

そう彼女の機体、

【ブルー・ティアーズ】の武装は

中~遠距離において最大限の性能を発揮するものがほとんどである

しかし…

今回戦闘しているのは【格納庫】…

一応ある程度の広さはあるとはいえ…

ISのレンジ的には近距離程度の広さしかないのだ。

その上…

 

『ヒャハハハハハ…

てめえのその肩についているものは飾りかぁ?

…まあ使わせねえけどな!!』

 

切り札ともいえるビットすらも

使用しようとして動きが硬直した瞬間を

すぐさま攻撃されてしまうために

使うそぶりすらとることができない状態に追い込まれていた。

それでも…

 

(こうして…

回避し続ければ何とかなるはず…

カイトさんたちがおそらく私を探しているはずですし…

警備のものが来れば何とか…)

 

何とか時間を稼ぐことはできると考えれたのだ…

それがアラクネの怒りを買うとは知らずに。

 

『ウザってえんだよ小娘がぁ!!』

 

アラクネがそう叫ぶとともに

サブアームと両腕から発射された実弾が

ブルー・ティアーズを襲う!!

 

「当たりませんわ…

!!

これは…糸!?」

 

そうその攻撃はおとりで…

 

『捕まえたぜ…お嬢ちゃん?』

 

アラクネの目的は自身の特殊装備

【エネルギーワイヤー】でセシリアをとらえることだったのだ。

ワイヤーで身動きが取れなくなったセシリアを見ながら

アラクネは楽しげに言葉をつづける。

 

『…てめえには恨みねえけどよ。

手こずらせてくれた罰だ

そこでてめえの無力さをかみしめてな!!』

 

 

そういいながら彼女はその場を後にしようとする…

その後ろ姿を悔しげに見ていたセシリアの脳裏に

自分のふがいなさへの怒りと

アラクネを止められなかったことの後悔が渦巻き始めるとともに

なぜかこの場に駆けつけた時のことが思い出されていた。

 

+++

回想…

 

「あなた…何をしていますの!?」

 

「チィ!!

もう見つかっちまったか!!」

 

ハンガーに係留されていたゼフィルスを待機状態にしたオータムだが、

その場を後にしようとしたところにセシリアが来てしまったのだ。

 

「しょうがねえか…

行くぞアラクネ!!」

 

そう叫ぶとともに彼女は異形のIS【アラクネ】を装着する!!

 

「IS…!?

まさかこの襲撃はあなたが…

許しません!!」

 

セシリアはそう叫ぶとともにブルー・ティアーズを身にまとい

アラクネに突撃し格納庫の奥まで押し込んだ…

そしてアラクネを奥の方に足止めしながら戦闘を続け…

負けてしまったのだ。

 

 

+++

 

それらを思い出していたセシリアの脳裏に

いつからかある情景が浮かび始めていた。

 

澄み渡った蒼い水面…

その水面に小さな雫が落ちていき…

波紋を作る。

その様子を感じているセシリアに

どこからか若い青年の声が聞こえてきた…

 

Msオルコット…あなたは何のために力を求めるのですか?

 

自分がなぜ力を求めるのか…

そう問いかけられたセシリアは考える…

なんで力を求めたのかを…

 

(そうでした…

私が最初に力を求めたのは…)

 

家族の思い出を守るため…

母親に頭が上がらず情けないけれど

それでも自分に惜しみない優しさを注いでくれた父、

強く凛々しくあこがれの存在で

それでいてどこか抜けたところもあった母、

そんな二人の思い出が詰まった屋敷や

二人が残してくれた遺産を

他人に理不尽に奪われたくなくて

力を求めたのだ。

しかしいつしか自分は女尊男卑思想につかり

父を軽んじその力に奢っていた。

そう…

初心を忘れていたからこそ

自分は気づかぬうちに弱くなっていたのだ。

 

それを自覚したセシリアの脳裏にまたもや声が響く

 

そう…

今のあなたならば私を本当に使いこなせるはずです…

 

そういうその声とともに

彼女の脳裏にブルー・ティアーズに似たシルエットが浮かぶ

 

いつかこんな形ではなく…

ちゃんとした形で語り合える日を待っています…

My Lord(我が主)

 

その声にセシリアは答える

 

(ええ…ブルー・ティアーズ。

私もその時を待っています。)

 

そして彼女は気が付く

あれだけのことを考えていたのに

実際にはわずか数秒程度のことだったことと…

できなかったはずのことができるようになっていたことを!!

 

 

 

「逃がしませんわ…」

 

そうアラクネの背中にに言葉を投げかけたセシリアに

どこかいぶかしげにしながらアラクネは振り向く

 

『はあ?

その状態でどうやって…』

 

そう口にした彼女を背後からレーザーが襲った!!

 

『んな!?

どこから…』

 

ビットも肩についたままなのになぜか自身の背後を襲ったレーザーに

アラクネは周囲を見渡すが…

その隙にセシリアはショートブレード【インターセプター】を展開し

ワイヤーを断ち切る!!

 

「これからは…

私たちのターンです!!」

 

そしてそう叫ぶとともに

レーザービットを肩につけたまま

レーザーをあらぬ方向へと照射した!!

 

『はっ!!

どこへ撃ってやが…

なにぃ!!』

 

その様子を嘲ろうとしたアラクネだが次の瞬間凍りつく…

放たれたレーザーが突如として軌道を変えて

自身へと襲い掛かってきたのだ!!

 

以下推奨BGM【白銀の堕天使】

 

「さあ受けなさい…

これがBT偏向制御射撃(フレキシブル)です!!」

 

そう叫ぶと同時に

セシリアはインターセプターで切りかかる!!

 

それを見たアラクネはどうするのか一瞬迷ったのち…

 

『どうせ当たるんならてめえも道ずれだ!!』

 

そう叫びながらセシリアに突撃する!!

 

そして二人が激突する瞬間!!

 

「…フ。」

セシリアは微笑みながら突如として後退する。

 

『んな!?』

 

それによりアラクネはバランスを崩してしまい…

前後左右から降り注いだレーザーを

もろに受けてしまう!!

 

「どうですか?

変幻自在のレーザーのお味は?

そして…これで終わりです!!」

 

そう叫んだセシリアがインターセプターを掲げるとともに

その刀身を覆うようにレーザーが付与される!!

 

「フレキシブルには…こういう使い方もあるんです!!」

 

そう叫んだセシリアの一撃が

アラクネを切り裂いた!!

 

『てめえ…手加減しやがったな!!』

 

「あいにくと…死んで楽にはさせませんので。」

 

もっとも中身には一切の怪我がなかったのだが。

 

TO BE CONTINUED.

 

 

次回予告

今回の話と同時刻

会場で戦う二人のエースは

笑いながらお互いをたたえあっていた

 

次回

インフィニット・ストラトス蒼き雷光

「ゴールデン・ダンサーズ」

騎士の慕情は…彼女に届くのか?




お待たせしました。
第73話完成いたしました。

…今後セシリア嬢チート化するかもしれん。
つーかチート化上等な戦闘バランスになるやも…
まあ何とかなるでしょ。

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。
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