インフィニット・ストラトス 蒼き雷光 更新凍結   作:09e16

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本作はインフィニット・ストラトスの二次創作です。
原作との違いがあるかもしれませんが予めご了承ください。

アンチ対象
なし…

いや長くなるとは言ったけど…
ここまでいくとは。


REPORT.04【英雄戦記/HEROS WAR!!】

前回ラストから数時間後

亡国機業セーフハウスの上空、

高度約5000メートルにて…

 

「ここか。」

 

数時間かけて目的地上空に着いたギリアム、

彼はひとり眼下に広がる森林を見ながら

どうやって攻め込むか考えていた。

 

(さて…

ここで急降下突撃を行えば確実に突入できるが…

それやると相手を殺しかねないのがなあ。

だからと言ってこのまま普通に降下したら…

逃げられるだろうしなあ…

…ええい!!

こうなったら出たとこで行く!!)

 

そして腹をくくったギリアムは

セーフハウスめがけて…

 

ゴウゥ!!

 

…急降下する!!

 

+++

その頃…

セーフハウス内では…

 

「さあて…そろそろ捨て駒君たちは全滅したころかな?」

 

そうひとりごとを言いながらくつろいでいたサイファーだが…

 

ドガァァァァァァァァァァン!!

 

 

「!?

何!?

何なの!?」

 

突如として室内に轟く轟音、

それとともに揺れる天井…

 

サイファーは驚きそして…

ビビった。

 

『…地上部分にはいない?

ああ、

地下にいるのか。』

 

「!?

まさか…」

 

情報から聞こえてきたその声にサイファーは首から下げていたそれを握りしめる。

(まさか…

ここがばれたの!?

まあここを廃棄するのはしかたないけど…)

 

「それじゃあ…

不躾な来客を歓迎(排除)しましょうか。」

 

そういいながらサイファーはIS【マグナ・ルプス】を装着し…

 

ズゴォォォォ!!

 

両肩に背負ったレーザーキャノンを

地上めがけて発射した!!

 

+++

『さて…』

 

セーフハウスへと急降下したギリアム、

その衝撃はすさまじく…

(まさか小屋が吹っ飛んでしまうとはな…)

 

地上部分に存在していた小屋が

完全に崩壊していた。

 

『…地上部分にはいない?

ああ、

地下にいるのか。』

 

あたりを見渡しても

肉片や死体の類がないがゆえに

ギリアムは対象が地上にはいなかったことに気が付く。

 

『…地下への入り口はいったいどこだ?』

 

そう口にしながら周辺を見渡していたギリアムの足元から…

 

ズゴォォォォ!!

 

光の放流が彼を襲った!!

『しまった!?』

 

その攻撃が直撃してしまったギリアム…

煙を吹き出しながらも

彼は離脱するが…

 

『損傷確認…まだ大丈夫か?』

「甘い!!」

 

シュバ!!

 

そこをレーザーによって空いた穴から飛び出てきた

ワイヤーに絡め取られる!!

 

『んな!?

こんなもの…

は…外れない!!』

 

そしてそのまま…

 

キュルルルル…

 

『んな!?』

(地下に引きずり込まれる!?)

 

ワイヤーの巻き込み音とともに

地下へと引きづりこまれていく…

 

+++

 

「さあて…

どう料理してあげようか。」

 

そして地下ではサイファーが舌なめずりをして待ち構えていた。

彼女が纏うISの右腕装甲からは

ギリアムを捕縛しているワイヤーが伸びていた。

 

『…まさかISを使用していたとはな。』

(その可能性を考えていた方がよかったか?)

 

それを見たギリアムの声を聴き…

サイファーは落胆する。

 

「…なーんだ。

どんなカワイコちゃんかと思ったら、

野郎かぁ…」

じゃあ殺していいよね。

 

そう気安く言い放ったサイファーを見て

ギリアムは内心ブチ切れていた。

(この…女?

…多分女は今なんと言った?

殺すだと?

…この女は私が男だから殺すのか。

許せない…

いや許してはならない!!)

 

『ふざけるな…』

 

「…?

何か言った?」

 

『ふざけるなといったんだ…

相手が男だ女だと…

それだけで軽く殺すというだと?

お前は自分が神か何かだとでも思っているのか?

…愚かな。

お前はしょせん借り物の力に驕っているだけの…

ただの愚か者だ。』

 

「アレ…

アンタさあ…

そんなこと言える状態だと思っているの?」

 

ギリアムの口から出たその言葉を受けて

サイファーの額には青筋が浮かぶ。

そして…

 

「優しく殺してあげようと思ってたんだけどさ。

そこまで言ってくれたんだ…

ズタボロにしてあげるよ!!」

 

そういうとともにワイヤーを右手でつかんで…

 

ガシャァァン!!

 

ギリアムごと振り回す!!

 

最初は右側の壁に勢いよくぶつけ…

 

「アハハハ…まだまだ行くよ!!」

 

そのまま今度は持ち上げてから

振り下ろす!!

 

そうして地下室内部にギリアムをぶつけていく…

 

「これで…おしまい!!」

 

最期にそういって

ギリアムを乱雑に積み上げられていた木箱へとぶつけた。

 

ズギャァァン!!

 

そして木箱が砕けることで塵が舞い上がり

ギリアムの姿を隠す。

 

+++

木箱にぶつけられたギリアム。

彼の纏うPTはレーザーキャノンによる攻撃と

壁に何度もぶつけられたことで

頭部装甲が砕けその顔が露出してしまっていた…

 

(さすがに…

これはきついな。

この感じ…

骨がかなり折れていそうだ…

ここまでなのか?)

 

ズタボロになったギリアムがあきらめかけたその時…

 

チャリン…

 

彼の手に触れるものがあった。

 

(これは…

指輪か何かか?

なんでこんなものがここに…

まさか!!)

 

そしてそれは起きた…

 

≪ザ…

起…要件…

ザザ…ザ…動ザザ…ス≫

 

ノイズ交じりの電子音声がその指輪から発せられた後

ギリアムを包み込むように光を発した…!!

 

+++

そして…

 

「いったい何なのよ!?」

突如として塵の中からまばゆい光が表れたことに

驚愕の叫びをあげるサイファー…

彼女の目の前で光は少しずつ消えていき…

その中からそれは現れた。

 

全身を覆うのは夜の闇を思わせる漆黒の装甲で

背中に背負ったバックパックには逆三角形の翼を備え

左腕に装備したバックラーからは3本の白い円柱が飛び出ている。

 

そしてその機体からは…

 

「ISの反応…!?

ありえない!?

オトコがISを使うなんて…

ありえない!!」

 

ISコアの反応…

起動中ならば必ず発生するそれが

その機体からは出ていた。

 

『ありえない…か。

確かにあり得ないな。

私がISを使うなど…

いろんな意味でありえんよ。』

そしてその機体から…

ギリアムの静かな声が発せられる。

 

『まあいい…

ギリアム・イェーガー、

ゲシュペンスト…【RV】!!

これより対象を撃墜する!!』

 

最期にそう叫び彼はサイファーめがけて突撃を開始する!!

 

以下推奨BGM【英雄戦記】

 

「今ここで初めてISに乗る奴なんかに負けるかよ!!」

ピキュキュキュキュ!!

 

それを受けたサイファーが左腕に装備した

2連装レーザーガンを連射するが…

 

『遅い!!』

ギリアムはわずかな動きだけでその攻撃をかわし

そのまま…

 

『プラズマ・スラッシャー…アクティブ!!』

シャキン…

ズバッシュ!!

 

右手に光を纏わせての手刀で

向かって左側のレーザーキャノンを

すれ違いざまに切り裂く!!

 

「んな!?」

 

『まだだ!!』

ズバッシュ!!

 

そして後ろで瞬時に旋回し

そのままもう片方のレーザーキャノンも切り裂いた!!

 

「てめえ!!」

シュゥゥゥン

バチバチバチ!!

 

それらを受けたサイファーは

怒りのあまり量子展開したスタンロッドを構えて

ゲシュペンストへと殴り掛かる!!

 

『甘いな!!』

 

ガキィィン!!

 

しかしそれをギリアムは右手で受け止める!!

 

ギリギリ…

 

「こなくそぉ…」

 

そのままロッドで何とか殴ろうとするサイファーだが…

その間にギリアムは勝負手を準備していた。

 

『フ…これで終わりにしようか!!』

 

そう叫んだギリアムは

左腕のバックラーで…

 

ドガァン!!

 

「か…は…ぁ」

 

サイファーの腹部を殴り、

 

『プラズマ・バックラー…最大出力!!』

バチバチバチ!!

 

そしてバックラーの円柱部分から電光がほとばしる!!

「キャアアアァァァァァ…」

 

地下室に響き渡るサイファーの叫び声…

 

そして…

『…これが【プラズマ・ブロウ】だ。』

最期にギリアムがそう口ずさむとともに

サイファーのISが機能停止し、

彼女自身も気絶した。

 

GO TO NEXT REPORT…

 

次回予告

戦いが終わった後

ギリアムに対してある男が誘いをかける。

彼は悩みながらもその誘いに乗り…

 

次回

LAST REPORT【我が名はファントム/My name is ...】

英雄は今亡霊とならん。




お待たせしました。
REPORT.04完成いたしました。

長かった…
書いていて途中で切るべきかと思ったけど
それやると中途半端になりそうだから続けたら…
予告込みで3000字越えちゃった。

さて次回は後始末兼エピローグ…
はてさてどうなりますやら。

本作では皆様のご感想やご意見及び誤字脱字報告をお待ちしております。

それではまた次回の更新で逢いましょう。
よき一週間をお過ごしください。
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