魔法少女まどか☆マギカ[異編]禁断の物語   作:榊原啓悠

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【開幕】から【第二話】までの登場人物をまとめました。

 本文中で紹介しきれなかった点につきましては、こちらにて紹介させていただきます。

 物語が進むにつれて、随時こういった整理の回を設けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 なお、本小説は独自解釈、独自設定のオンパレードです。ご注意ください。


【断章】
人物紹介


●呉島光実【出典:仮面ライダー鎧武】

 

『魔獣の世界』の人間。《鎧武》本編に登場する光実とは特に因果関係は存在しない。

 とある出来事から他人を信じるということができなくなっており、一方ではそんな“他人に頼らない自分”に酔っているところもある。

 優れた思考力を持ち、物事の飲み込みが早い。また、先述のとある出来事を皮切りに今いるこの世界に対する不満を抱えるようになっており、魔法少女たちの残酷な世界に対して同情と憤りを覚えつつも、そこに参加することで自分の周りの世界を変えたがってもいる。

 非日常に身を置くことで退屈で窮屈な日常から逃れようとしている、という本音を抱えてはいるものの、魔法少女への同情心もまた本心である。特に初めて出会った魔法少女である暁美ほむらに対する感情は強く、弱いながらも懸命に戦う彼女の力になりたいと思っている。

 自分の世界を変えるため、そして暁美ほむらを守るため、呉島光実は戦う決意をしたのだ。

 

 

 

●暁美ほむら【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。心臓の病気で長期間入院していたこともあって、周囲に対する引け目のようなものは人一倍強い。しかし野良猫のエイミーを救うために魔法少女となってからは、師であるマミの指導のもと、人々のために戦い続けている。

 とはいえ、本人に世のため人のためというつもりはあまりなく、魔法少女としての日々は“自分は何の役にも立たない”という考えから脱却するための手段でもある。だが自分の価値を、外付けの力―――魔法少女であることに預けてしまっている自身の危うさに、本人はまだ気がついていない。

 エイミーを通じて知り合った光実に好意を寄せており、自らのうちに芽生えた新たな感情に戸惑う日々を過ごしている。

 

 

 

●巴マミ【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。見滝原市を縄張りに持ち、圧倒的な戦闘力で街を護っているベテラン魔法少女。自己中心的思考に陥りやすい魔法少女の中でも珍しく、他人のための戦う正義の魔法少女として活動している。年相応に精神的な脆さもあるが、そんな弱々しい自分を封じ込めて戦うことのできる強い心を持っている。

 だが、最近はまだまだ魔法少女として頼りないほむらを指導する一方、これまで孤独に耐えてきた反動で彼女に依存してしまっているきらいがある。長すぎた孤独とそこからの解放が、彼女から以前の精細さを失わせているとも知らず……。

これは余談ではあるが、《禁断の森》、《森の魔獣》といった固有名詞は彼女が考え出したものである。

「一生懸命考えたの! 中二病とか言わないでくれません?!」

 とは本人の弁である。

 

 

 

●美樹さやか【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。ほむらの数少ない友人の一人で、クラスの盛り上げ担当。普段は明るく能天気な性格であるのだが、想い人である上條恭介の絶望を支えられない自分と、彼を追い込んだ不条理の数々に、内心では酷く打ちのめされている。

 本来であればこの時点でキュウべぇによって恭介の腕の治療と引き換えに魔法少女になっていたはずだが、キュウべぇの不在によって契約は達成されていない。それどころか魔法少女の存在すら知らないため、今のところは完全に蚊帳の外である。

 

 

 

●志筑仁美【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。暁美ほむらの数少ない友人の一人。見滝原有数の名家のお嬢様であり、多くの習い事を掛け持ちでこなす多忙な日々をおくっている。美貌と性格、そのどちらも浮世離れしたところがあり、それゆえ異性には人気だが同性からのウケはイマイチである。

 さやか、ほむらと一緒にいることが多く、天然ボケを炸裂させてはしょっちゅうさやかに突っ込まれている。ちなみに、ほむらはオールラウンダーなのでボケにもツッコミにもなりうる。

 実は恋に悩む乙女なところもあり、とある少年に密かな想いを寄せている。

 

 

 

●凰蓮・ピエール・アルフォンゾ【出典:仮面ライダー鎧武】

 

『魔獣の世界』出身。圧倒的な存在感と“本物”な実力でスイーツ業界を激震させている著名人。彼の逞しい肉体からは想像もつかない程の繊細な洋菓子の数々は、誰であろうと魅了すること間違い無しである。

《鎧武》本編よりも二年早く帰国しており、また沢芽市ではなく見滝原市に店舗を構えているといった差異が見受けられるが、本人の人となりには特に《鎧武》本編と変わるところは無い。

 

 

 

●上條恭介【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。美樹さやかの想い人。天才ヴァイオリニストとしての名声を欲しいままにする、14歳の若すぎる天才。しかし、不慮の事故で腕を負傷。一時は回復を目指してリハビリに勤しんでいたが、とうとうヴァイオリンの演奏は不可能であるという事実を突きつけられ、絶望してしまった。

 

 

 

●葛葉紘汰【出典:仮面ライダー鎧武】

 

『鎧武の世界』に住んでいた、《黄金の果実》を持った《オーバーロード・インベス》。円環の女神による召喚に応じて次元の壁を超えてやって来た、人の心を持った神である。

 全能の力《黄金の果実》を持ち、一度刃を振るえば一面を焦土と変える、無双の武神。しかしもとは人間であり、それどころかアルバイトを転々とするフリーターですらあった。それがどうしてこのような神域に達してしまったのか………その真実は、彼の時折見せる哀しげな笑みに隠されているのかもしれない。

 なお、《禁断の森》で宿敵と対決した後、彼の消息は不明のままである。

 

 

 

●円環の理(鹿目まどか)【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』を司る女神。魔法少女の希望を守り、宇宙の法則――《円環の理》となった少女の成れの果て。現象に過ぎなくなった彼女ではあるが、かつての自分をそっくり再現したアバター『鹿目まどか』を遣わすことによって世界への干渉を可能にしている。そもそもの階梯の異なる地球人類はおろか、高次元生命体である《インキュベーター》や《オーバーロード・インベス》ですら彼女をアバターを介さずに認識するのは不可能である。

 紘汰が認識していたのはあくまでも彼女本人では無く、“彼女がもし人間だったら”の再現である『鹿目まどか』というアバターであり、そもそも本人に“人格”などという低次元な概念は存在していない。《円環の理》という概念の体現者であるがゆえに、『鹿目まどか』は真実“女神”なのである。

 現在、円環の理のアバター『鹿目まどか』は、葛葉紘汰と駆紋戒斗の激戦に巻き込まれ、《禁断の森》内で消息を絶っている。

 

 

 

●駆紋戒斗【出典:仮面ライダー鎧武】

 

『バロンの世界』を統べる神。マミたちが《禁断の森》と呼称する異世界を統べる、葛葉紘汰と同じ《オーバーロード・インベス》。全能の力《黄金の果実》を持っており、その恐るべき力は本気を出せば世界を七日足らずで滅ぼせるほど。

 彼も葛葉紘汰と同じく、もとは人間であったが、何故このような神域に達したのかは定かではない。

 紘汰とは同じ世界の出身であるにも関わらず、しかし互いの存在は互いの認識と激しく矛盾しあっている。お互いの存在を許容できない以上、二人の激突はもはや必然であった。

 なお、《禁断の森》で宿敵と対決したあと、彼の消息は不明のままである。

 

 

 

●美国織莉子【出典:魔法少女おりこ☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。予知の魔法を操る魔法少女。不正議員としてこの世を去った父の影響で周囲から酷いバッシングを受け、『父の付属品ではない本当の自分』を求めるようになり、キュウべぇと契約を取り交わして魔法少女となった。

 圧倒的威圧感と類まれな頭脳を持ち、凡夫を寄せ付けぬ孤高の魔法少女として、マミとは違った意味で魔法少女界隈に名を轟かせている。

 ただ一人心を許した相棒である呉キリカを伴い、二人一組で活動している。

 正体不明の敵の存在をいち早く察知し、他の魔法少女を取りまとめて事態の究明を目指している。

 しかし内面では、本来持っているはずの少女らしい性格を育ってきた環境や己の才能によって食い潰されており、それらのギャップに密かに苦しんでいる。

 

 

 

●呉キリカ【出典:魔法少女おりこ☆マギカ】

 

『魔獣の世界』出身。美国織莉子の従者にして、彼女の唯一の理解者。互いが互いに依存し合っており、どちらが主であるかなどというのは、もはや二人の間では瑣末なことでしかない。

 精神的に壊れており、良心というものをおよそ持ち合わせていない後天的異常者。彼女の狂った/それゆえに何よりも純粋な愛は、織莉子一人にしか向けられていない。

 また、過去に織莉子からもらったキーホルダーを拾ってもらった縁から、巴マミを“恩人”と呼んでいる。

 魔法少女としての戦闘力は極めて高いものの、本人の猪突猛進な壊れた性格から、一度不利に転じてしまうと、そのまま敗れてしまうことが多い。織莉子のサポートがあって初めて一人前と言えるだろう。………戦闘時だけでなく、私生活においても、だ。

 

 

 

●キュウべぇ【出典:魔法少女まどか☆マギカ】

 

『魔獣の世界』に住まう地球外生命体。正式名称《インキュベーター》。

 宇宙の延命を成すべく、エネルギー回収のために地球にやって来た高次元生命体であり、魔法少女というシステムを地球人類にもたらし、世界を呪う《魔獣》との戦いに駆り立てた。その価値観はヒトとは決して相容れないが、彼ら無くして人類の発展は無かったと言っても過言ではない。

 なお、《禁断の森》による侵略が始まったタイミングに前後して、彼らはこの星から姿を消してしまっている。

 ――――――、またこれは余談ではあるが、葛葉紘汰のいた『鎧武の世界』、およびそれの近似値である『バロンの世界』はかつて、《ヘルヘイムの森》という《インキュベーター》とは異なる存在によってその進化を促されていたという。

 

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