【PHANTOM ~phantom of nferno~】
今や一世を風靡する人気シナリオライターの虚淵先生だが、彼のスタート地点となったデビュー作がこの、2000年2月25日にニトロプラスが発売した18禁ハードボイルド系アドベンチャーゲーム【PHANTOM】である。
殺し屋《ファントム》としての生き方を強要された主人公《ツヴァイ》が、その運命の中で生き抜いていくという物語。
数々の洋画からの引用や、銃器と車を前面に出した作風など、18禁ゲームとしては異端すぎる作品の【PHANTOM】だったが、その確かな物語性と重厚な描写が口コミを通じてジワジワと人気を獲得していったという経緯を持っている。
この小説ではキャラクターデザインをリニューアルしたXBOX360版、ないしアニメ版の【PHANTOM ~requiem for the phantom~】がクロスオーバーに採用されている。
【魔法少女まどか☆マギカ(Mobage)】
DeNAのソーシャルゲームサービス「Mobage」で2011年9月20日より携帯電話(フィーチャーフォン)向けに、同年10月にはスマートフォン向けにカード育成ゲームとして本作のソーシャルゲームが提供開始された携帯ゲーム。運営会社はアニプレックスで、【魔法少女まどか☆マギカPlus】配信に伴い、2012年11月19日をもってサービスを終了している。
【plus】はMobageにて2012年12月29日より提供開始されており、2013年10月29日よりGREE、2013年11月20日よりdゲームでもリリースされた。運営会社はデジターボ・ネクストリー。
ゲームオリジナル魔法少女のエリーゼ、こまち、ひより、クレアが登場する。
【魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜】
原作を平松正樹先生、作画を天杉貴志先生が手がけた【魔法少女まどか☆マギカ】の外伝作品。《まんがタイムきららフォワード》で、2011年3月号から2013年1月号まで連載された。
見滝原とは別の街「あすなろ市」に住む魔法少女かずみを中心として描かれた物語で、魔法少女やその契約と使命、《ソウルジェム》などの基本概念は本編と同様ではあるが、人間の悲しみや絶望、憎悪に付け入ってその人間を魔女化させるなど、一見すると本編との設定の差異があるように見受けられる。
このシリーズの単行本第一巻はプロローグという扱いで、二巻からが物語の真骨頂となっている。【まどか】系列の作品群、通称《マギカシリーズ》の中でも有数の欝ストーリーを、是非体験してもらいたい。
ちなみに、サブタイトルは直訳すると「無邪気な悪意」。
なお本作の設定上、この小説に“かずみ”は登場しない。
【PSYCHO‐PASS ‐サイコパス‐】
Production I.G制作による日本のアニメ。フジテレビ「ノイタミナ」にて、2012年10月から2013年3月までテレビアニメ第1期が、2014年7月から9月までテレビアニメ第1期の新編集版が、同年10月から12月にはテレビアニメ第2期『PSYCHO-PASS サイコパス 2』が放送され、2015年1月には映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が公開された。
実写ドラマ【踊る大捜査線】の監督として知られる本広克行氏とアニメ監督の塩谷直義氏、そして脚本家に【まどか】で一躍ムーブメントを起こした虚淵玄先生を迎え入れて制作された経緯を持つ。
“近未来SF”、“警察もの”、“群像劇”というコンセプトのもと、システムによって支配されたディストピアを舞台に、新任監視官として公安局刑事課一係へと配属された常守朱と、ベテラン執行官の狡噛慎也を主人公として、ストーリーは進行していく。
また、制作会社や物語の要素などに押井守氏の手がけた【攻殻機動隊】や【機動警察パトレイバー】といったアニメーション作品の遺伝子が見受けられるのも本作の特徴とされる。