魔法少女リリカルなのは 集う英雄達    作:京勇樹

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集合するのは

翌朝10時頃、ミッド第三空港前

 

「えっと……」

 

「確か、この辺に居るって……」

 

と周囲を見回していたのは、赤毛の少年と長いピンク色の髪の少女

エリオとキャロだった

すると、そんな二人に

 

「おーい! エリオ、キャロ!!」

 

とスバルが呼び掛けた

その近くには、アルト、武、冥夜の三人も居た

それを見た二人は

 

「皆さん!」

 

「お久し振りです!」

 

と三人に駆け寄った

 

「うん……お久し振り……っていうか、二人共かなり身長伸びた!?」

 

近寄ってきた二人を見て、アルトは驚愕で目を見開いた

すると、キャロが

 

「あ、はい。私はそんなには伸びてないんですが、エリオ君がかなり」

 

と言って、目線がかなり変わったエリオを見た

するとエリオは、苦笑しながらも

 

「えっと……少し……」

 

と言った

それを聞いて、武とスバルが

 

「いやいや、少しじゃないだろ」

 

「そうだよ! 私だって、少しは伸びてるのに……ほら!」

 

と、エリオの近くに立った

すると、それを見たアルトと冥夜が

 

「あははっ! スバルと頭半分しか変わらないね!」

 

「男子三日会わざらば……という奴だな」

 

と朗らかに言った

その光景は、六課時代の休憩フロアメンバーだった

実際には、ここにティアナが更に居たのだが

すると、エリオが

 

「あ、皆さんにお土産が有りますよ」

 

と言った

それを聞いて、スバルが

 

「え! 何々!?」

 

と興味深そうに問い掛けた

しかし、そんなスバルを冥夜が

 

「こら。今は移動する方が先だろう」

 

と嗜めた

六課時代は、それはティアナの役割だったが

すると、冥夜の言葉を聞いて

 

「っと、そうだね! 二人共、荷物忘れないようにね」

 

とエリオとキャロに言って、駐車場に向かった

すると、その先の車を見て

 

「この車……アルトさんのですか?」

 

とキャロが問い掛けた

するとアルトは、その車の屋根に手を置いて

 

「そうなの! 掘り出し物のヴィンテージカー! 探すのも修理するのも、苦労したした!!」

 

と自慢気に語った

すると、キャロが

 

「丸くて、可愛いですね」

 

と誉めた

 

「でしょう!? この車種、もう生産されてなくってさぁ……中古屋さんで程度の良いの見つけた時、思わず即決しちゃったよ!!」

 

キャロの言葉に、アルトは思わず力説した

その間、エリオはその車の近くに停めてあった二台のバイクを見て

 

「この二台は……武さんと冥夜さんのですか?」

 

と問い掛けた

すると、問われた二人は

 

「おう」

 

「そうだ」

 

と言葉短めに、肯定した

それを見たエリオは、再度二人のバイクを見て

 

「お二人とも、同じバイクの色違いなんですね」

 

と言った

すると、武と冥夜の二人は

 

「いや、実はな……」

 

「たまたまなのだ」

 

と言った

二人がそのバイクを購入したのは、なんと一日違いだったのだ

それは少し前

二人は一日違いの休暇の際に、それぞれ同じ店で色違いのバイクを購入

そして、同じ日に配送されたのだ

同じバイクの色違いと知ると、二人は同時に笑いだした

やはり軍人だからか、趣向が同じだったのだ

無駄が極力なく、効率的なバイク

そして色だが、武のが青地に白銀色のラインが入っていて、冥夜が紫色の中に紺色のアクセントが入ったものである

そして二人の荷物を車に乗せると、一行はミッド湾岸区の食べ歩きツアーに向かったのだった

 

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