魔法少女リリカルなのは 集う英雄達    作:京勇樹

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無限書庫2 ある親子

「んー……それっぽいのは幾つか見つかったけど、やっぱり古代ベルカ語かぁ……」

 

「はい……これは、意味付けが難しいですね……」

 

ヴィヴィオの呟きを聞きながら、オットーはそう呟いた

 

「それに、どれも決定打にはならなさそう……」

 

「はい……今軽くやっただけですが、どれも……」

 

そこまで話すと、二人は唸り始めた

すると、オットーが

 

「せめて、解読がもう少し上手くいければ……アギトさんの知識を貸していただければな……」

 

と呟いた

するとヴィヴィオが

 

「アギト? アギトなら、ルールーの所に行ってる筈だよ?」

 

と言った

 

「そうなのですか?」

 

「うん。シグナムさんが研修に行くから、休暇で行くって言ってた」

 

オットーの問い掛けに、ヴィヴィオはそう答えた

それを聞いたオットーは

 

「だったら、繋がるかな」

 

と呟いた

その頃、ある開拓世界

その空港を、大荷物を背負った子供

アギトが歩いていた

そこに

 

「アギト」

 

とアギトを呼ぶ声

呼ばれたアギトは、その声のした方向に視線を向けた

するとその先では、一人の少女

ルーテシアが、手を振っていた

 

「ルールー!」

 

「久しぶり」

 

アギトは荷物を近くに下ろすと、ルーテシアに飛び付いた

そんなアギトを受け止めたルーテシアは、アギトが下ろした荷物を見て

 

「これまた、凄い荷物だね」

 

と言った

するとアギトは、その荷物を叩いて

 

「あたしと八神家一同からのお土産! 何回かお世話になってるからさ」

 

と言った

その時、近くにルーテシアの母親

メガーヌが居ないことに気づいて

 

「あ、あれ? お母さんは?」

 

と問い掛けた

するとルーテシアは、思い出しながら

 

「買い物にに向かったよ。アギトが来るから、ご馳走を作るって」

 

と言った

それを聞いたアギトは

 

「それは嬉しいけど、荷物どうしよう……」

 

と呆然とした

すると、ルーテシアが

 

「駐車場に車が停めてあるから、積んでおこう」

 

「おう!」

 

ルーテシアの提案を聞いて、アギトは頷いた

それから、約一時間後

 

「はい、いらっしゃい」

 

「お邪魔しまーす!」

 

メガーヌが運転する車で、アギトはアルピーノ家

またの名を、ホテルアルピーノに到着した

荷物を居間に置くと、ルーテシアが

 

「マフィン焼いてあるから、待ってて」

 

と言って、奥に入っていった

 

「うん!」

 

それを見送ったアギトは、居間にある本棚に気付いた

 

「また、本の数増えたな……古代ベルカの文化と歴史……聖王の歴史……ルールーは本が好きだなぁ」

 

「ふふ。学習意欲が強いみたいね……誰に似たのかしら?」

 

アギトの呟きを聞いて、メガーヌはニコニコと笑みを浮かべていた

すると、マフィンを持ってきたルーテシアが

 

「知識のつまみ食い……はい」

 

「ふわぁ、焼き立てだぁ! あたしは知識より、おかしのつまみ食いが好きだ!」

 

ルーテシアに出されたマフィンを、アギトは食べ始めた

そこに、通信が繋がり

 

「ん? 外部から、通信?」

 

とメガーヌが言うと、ルーテシアが

 

「はい、アルピーノです」

 

と出た

そこに、ヴィヴィオの顔が映り

 

『ごきげんよう、ルールー』

 

と挨拶してきた

そして、調査は進展する

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