マリンガーデンの火災から、二日後
ある病院のある一室
そこに、スバルとレンヤが居た
二人とも、入院していたのだ
しかし、スバルの方が先に治療が完了
スバルはリハビリも兼ねて、レンヤの病室に来ていた
「えっと……レンヤも、私やギン姉と同じ……」
「はい、戦闘機人です……」
スバルの問い掛けに、レンヤはそう答えた
「でも、私達以外で居たなんて……」
「俺は、JS&R事件の際に保護されました……スバルさんに」
「へ、私に!?」
レンヤの言葉に、スバルは驚いた
あの事件の最中は、色々と精一杯だったので細かい所は今一覚えていないのだ
「まあ、あの時は忙しそうでしたからね……無理はありません……ですが、スバルさんに助けられたのは確かです……俺は、ある高官が出資していた違法研究所で作られた戦闘機人でした……」
その高官は、JS&R事件の後にレンヤの存在が証拠となり、逮捕された
「実は、ゲンヤさんとも顔見知りなんです……あの海上隔離施設に居たので」
「そうなんだ! ということは、チンク達とも?」
スバルのその問い掛けに、レンヤは頷いた
そして
「その後俺は、スバルさんに憧れて訓練校に入学しました……そのバックに付いてくれたのは、クロノ・ハラオウン提督でした……」
「クロノ提督が……というか、私に憧れて!?」
レンヤの言葉を聞いて、スバルは顔を赤くした
まさか、自分を憧れるとは思っていなかったのかもしれない
「はい……あの研究所で俺は、
「そ、そうなんだ……ごめんね、あんまり覚えてなくて」
スバルが頭を下げると、レンヤは
「いえ、あの事件の規模では仕方ないかと……それで訓練校卒業後は、306救助隊に所属……その隊長の推薦を得られて、特救に配属となり、スバルさんの部下になれました」
と語った
そこまで聞いたスバルは
「えっと……ごめんね、隊長らしく出来なくて」
と頭を掻いた
すると、レンヤは
「いえ、スバルさんの明るさには助けられてますから。大丈夫です」
と答えた
確かに、スバルの明るさはかなりのものだ
特救でも有名である
「そ、そっか……」
スバルは気恥ずかしいのか、朱に染まった頬を掻いた
そして、少しすると
「その……今の俺では、まだ頼りないかもしれません……ですが、必ずスバルさんの役に立てるように頑張ります……ですから、スバルさんの隣に立たせてください」
と言った
それはまるでプロポーズのようで、スバルは顔を真っ赤にしながら
「う、うん……待ってる……」
と答えるのが精一杯だった
この時、スバルの相棒たるマッハキャリバーは
(黙って見守るのも、相棒たる私の役目……しかし、レンヤ殿……大胆ですね……)
と考えていたりしていた