がんばりますので、見捨てないでください!
はやて×当麻の方達、この展開でどうだ!!
食事と後片付けが終わって、全員が集まったタイミングで
「さて、サーチャーの様子を確認しつつ、お風呂を済ませようか」
と、はやてが言い出した
「「「「「はい!」」」」」
フォワード陣が返事をすると
「まぁ、監視と言っても、デバイスを身に着けてれば反応を確認できるし」
と、言った
「最近は本当に便利だよね~」
「技術の進歩ですぅ!」
なのはのシミジミとした言葉に、リインが嬉しそうに言った
「あ、でも、ここにはお風呂なんてないのよね」
「季節柄、水浴びってわけにもいかないしね……」
アリサとすずかが、困ったように言うと
「ここは、あそこでしょ」
「あそこですな」
エイミィと美由希が楽しそうに、告げた
「それでは、六課一同! 着替えを用意して、出発準備!」
「これより、市内のスーパー銭湯に向かいます」
なのはとフェイトが行き先を告げると
「スーパー」
「銭湯?」
ミッド生まれにしてミッド育ちのフォワード陣は、首をかしげた
そんな会話の端で
「俺は水浴びで構わんのだがな……」
「風邪を引くかもしれないので、やめてください」
冬也の言葉に、フェイトが突っ込みを入れた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「いらっしゃいませ! 海鳴スパラクーアⅡへようこ……団体様ですか?」
受付嬢はあまりの人数の多さに、一瞬固まったが、気を取り直して接客を再開した
しかし、受付嬢が驚くのも無理はない
機動六課の人数は直前で二人増えて、三十人近く居る
もはや、どこかの学校のクラス並である
「はい。大人が二十二人で子供は……五人です」
はやてが子供と言うと、リイン、エリオ、キャロ、ネギ、アルフが手を上げた
その時、武はヴィータに尋ねるような視線を向けていた
「んだよ」
「いえ、別に」
武が何を言いたいのかわかったのか、ヴィータは不機嫌そうに睨みつけた
すると武は、視線を逸らした
「そんじゃあ、お会計は済ましとくから、皆先に入っといてなぁ~」
はやてが財布を取り出しながら言うと、全員入口を潜った
すると、先には二つのドアがあった
その上には、男と女と書いてある
エリオはそれを見ると、安堵のため息を吐いた
「よかった。ちゃんと男女別だ」
「広いお風呂だって! 楽しみだね、エリオくん!」
そんな様子のエリオに、キャロが声をかけるが
「あ、うん、そうだね。スバルさんたちと一緒に楽しんできて」
「え? エリオくんは一緒に入らないの?」
エリオの言葉に、キャロは悲しそうな表情でエリオを見つめた
「い、いや、ほら! 僕は男の子だし!!」
とエリオは慌てながら言うが、フェイトが残念そうな顔で
「……でも、一緒に入ろうよ」
「フェイトさん!?」
エリオにとって、無情な言葉を投げかけた
エリオは助けを求めるように、視線を周囲に向けて
「え……い、いや、あのですね! それはやっぱり、スバルさんとか、隊長さん達。アリサさんたちや美琴さんたちも居ますし!!」
そう顔を赤くしながら告げるが
「私は別にいいけど?」
ティアナは無頓着に
「てか、前から頭を洗ってあげようか? って言ってるじゃない」
なにを今更的に、スバル
「私らもいいわよ。ね?」
「うん」
別にどうってことない、という感じでアリサとすずか
「あたしたちも別に構わないわよね?」
「はい、姉さん。と、ミサカはうなずきます」
子供だから気にしないと、御坂姉妹
「軍では男も女もなかったぞ」
軍人ゆえに、気にしていない冥夜
「いいんじゃないかな? 仲良く入れば」
仲が良ければ万事OK! といった様子のなのは
「そうだよ……エリオと一緒のお風呂は久しぶりだし、一緒に入りたいなぁ……」
保護者ゆえに、一緒に入りたいフェイト
段々と、エリオの退路がふさがれていく
「で、でも! ネギくんもこっちに……あれ? ネギくん?」
先ほどまで隣に居たはずのネギが居なくて、視線を左右にめぐらせると
「ほら、ネギ! あんたはこっちよ! あんたはほっとくと、体洗わないんだから!!」
「あ、明日菜さん! 僕は向こうに!!」
ああ、なんという無情
ネギは明日菜にドナドナされていた
しかも、ネギという前例が出来てしまったので、エリオが入っても問題は無くなってしまった
そのことにエリオが震えていると
「あー……流石にかわいそうなので、止めてあげてもらえませんか?」
「ああ。それに、エリオはしっかりしてるんだ。恥ずかしいんだろ」
武と当麻が救いの手を差し伸べた
「まぁ、嫌がってるのをそちらに送る道理もないしな」
「むぅ……」
冬也の的を射た言葉に、フェイトは口を尖らせた
そして、男性陣がドアを潜って中に入ると、女性陣も中に入っていったが
「えっと……」
キャロは、注意書きと書かれた看板の一部を見ていた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「うわぁ! スゴーい! きれ~い!!」
「ほんと……」
初めての温泉にスバルは興奮していて、ティアナは呆然としていた
すると、なのはが近づいて
「スバル、ティアナ。おいで、お湯の使い方とか、作法とか教えてあげるから」
「「はい!」」
なのはの言葉に、スバルとティアナは素直に従った
「へぇ~、なんか随分と変わったなぁ」
「ああ、湯の数も増えているし、階層も一つ増えたようだな。任務でなければ、ゆっくり楽しめたんだがな……」
久しぶりに来たからか、ヴィータは興味深そうに見回していて、お風呂好きのシグナムは心底残念そうだった
そんな二人にシャマルが近づき
「いいじゃない。反応があったら、すぐに出られるようにすれば」
と言うが、二人は首を振って
「前線はそうもいかん」
「曲がりなりにも、副隊長だしな」
そんな二人の発言に、シャマルは苦笑いしながら
「はいはい……」
と、言った
その時、ドアが開いて
「あ、皆!」
「待っててくれたんか?」
会計を終えたらしい、リインとはやてが現れた
「うん」
「折角だから、皆一緒にって」
「あんがとうな」
なのはとフェイトに礼を陳べると、はやては視線を動かして
「いやぁ、しかし、圧巻やねぇ」
と、心なしか、狸の耳が見えた
「あ、はやてが親父モードに」
「まぁ、恒例だね」
アリサとすずかの発言に、なのはとフェイトは胸元を両手で隠して、はやてから離れた
「む! この気配は、黒子!?」
「あの方は別の町のはずですが? と、ミサカは忠告します」
美琴は視線を忙しなく左右に向けて、美優はそんな姉に突っ込みを入れていた
「む? 副司令?」
冥夜は首をかしげていた
その後も、主にプロポーション関係で話は盛り上がった
が、その時アルフがふと気付いた
「あれ? キャロが居ない……」
「あれ? 本当だ」
アルフの言葉に、エイミィも周囲を見回して気付いた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
場所は変わって、男湯
「鍵はこうして、こうだ。わかったな?」
「はい! ありがとうございます、当麻さん!」
当麻が、ロッカーの使い方をエリオにレクチャーしていたら
ガチャリと、扉が開く音がして
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
キャロが、男湯に現れた
「キャ、キャキャキャロ!?」
「あ、エリオくん! 皆さん!」
そんなキャロの姿に、エリオが顔を赤くして動揺していると、キャロが気付いて近づいてきた
「キャロ! こっちは男湯!」
「うん。係員さんに聞いたら、11歳までなら、男女共に子供は入っていいんだって。だからほら、この下は……」
キャロはそう言いながら、タオルを開けようとしたが、それを冬也が手を掴んで止めた
「キャロ、前は開くな。そのまま」
「あ、はい」
冬也の言葉に、キャロが頷くと
「キャロ、世の中にはな、危ない奴が居るんだよ」
なぜか、確信的に言う当麻
キャロは当麻の言葉に、首を傾げて
「は、はあ……」
と、言うことしか出来なかった
当麻の脳裏には、親友の青髪ピアスの姿が映っていた
その時、武がエリオの肩に手を置いて
「エリオ、諦めろ。こうなったら、お前が女子風呂に行くか、こっちでキャロと一緒に入るかの二択しか残されてない」
「はい……」
エリオを諭していた。そのエリオは、ダバーと涙を流しながら頷いた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「エリオ、キャロ、こっちに来い。頭を洗ってやる」
「あ、はい」
「でも……」
冬也の言葉に、キャロは素直に頷くが、エリオはためらっていた
「遠慮するな。本来子供というのは、大人に甘えるものだ」
そう言ってる冬也の眼は、優しい光に満ちていた
だが同時に、悲しい光も満ちていた
「はい……では、お言葉に甘えて」
エリオは頷いて、椅子に座った
「先にキャロから洗おう。エリオは体を洗っていてくれ」
「「はい!」」
冬也の言葉を聞いて、エリオは体を洗い始めた
第三者sideEND
キャロside
「まずは濡らすぞ?」
「あ、はい」
冬也さんの言葉に私は、目を閉じた
すると、お湯が被せられて
「シャンプーを使うから、しっかり眼は閉じていろ。しみるぞ?」
「はい」
私が返事をすると、冬也さんは頭を洗い始めてくれました
その手つきは優しくて、とても暖かっくって
まるで、フェイトさんみたいで……安心できます
「隊長、手馴れてますね」
「なにな…俺の居た部隊には、訳ありの子供が多くてな。面倒を見ていたら、自然とな」
武さんの質問に、冬也さんが答えてますが……少し、悲しい感じがします
「キャロ、痛かったり痒かったりする所はあるか?」
「いえ、大丈夫です」
「あったら、遠慮なく言えよ」
「はい」
冬也さんの言葉使いは少しぶっきらぼうだけど、優しいのがわかります
冬也さんみたいな人がお父さんだったら、いいのに……
「そろそろ流すぞ?」
「あ、はい」
あ、そうだ! 後でエリオくんと話してみよう!
キャロsideEND
エリオside
「よし、次はエリオだ。キャロは体を洗ってから湯船に浸かれ」
「「はい」」
冬也さんに呼ばれて僕は、キャロと入れ替わりに冬也さんの前の椅子に座った
「濡らすぞ」
「あ、はい」
冬也さんに言われて、僕は目を瞑った
すると、お湯が掛けられて
「洗うぞ? 痒かったり、痛かったりしたら言うんだぞ?」
「はい」
洗い始めてくれた冬也さんの手は優しくって、フェイトさんみたいでした
あの施設の人たちとは大違いで、暖かい感じがします
「どうかしたか?」
「え? なにがですか?」
「少し、悲しそうだったからな」
本当に優しい人だな……
「少し、昔を思い出しまして……」
「そうか……………エリオ」
「はい、なんですか?」
「悲しいなら、我慢しないで甘えていいぞ」
「でも……」
「我慢していると、笑えなくなってしまうぞ?」
冬也さんの言葉は優しいけど、どこか悲しい感じがします……
「はい、わかりました……」
やっぱり、冬也さんは優しいな……
冬也さんみたいな人が親だったら、いいのに……
「そろそろ流すぞ。目を瞑っておけ」
「あ、はい」
冬也さんに言われて、僕は目を瞑った
僕が目を瞑ったのを確認したのか、少し間があってから流してくれました
ん? キャロから念話?
エリオsideEND
第三者side
「ほれ、後は体を冷やさないように、湯船に浸かれ」
冬也がそう言い、タオルを用意していると
キャロとエリオがうなずいて
「「冬也さん!」」
同時に冬也を呼んだ
「ん? どうした?」
冬也は不思議そうな顔をしながら、二人を見やった
すると
「「冬也さんのことを、お父さんって呼んでいいですか?」」
二人のその発言に、冬也は固まった
いや、冬也だけでなく、武と当麻も固まっていた
少しすると、冬也が復活して
「……理由を聞いてもいいか?」
冬也が問いかけると、エリオとキャロが頷いて
「冬也さんは優しくて、暖かい感じがするんです!」
「だから、冬也さんみたいな人が親だったら嬉しいんです!」
嬉しそうに語る二人の言葉に、冬也は自嘲気味に笑うと
「優しいとは、久しぶりに言われたな……」
と、小声で呟いた
冬也は少し黙考すると、視線を二人に向けて
「戦うことしか知らぬ俺だが、呼びたければそう呼べ」
それは事実上の許可
二人は一瞬嬉しそうにすると、満面の笑みを浮かべて
「「はい!」」
嬉しそうに頷いた
そしてエリオとキャロは、顔を武と当麻の二人に向けると
「それで、あの……」
「武さんと当麻さんのことは、兄さんって呼んでいいですか?」
少し緊張気味で、そう告げた
武と当麻の二人は一瞬驚いたが、すぐに表情を戻して
「おう、いいぜ!」
「初めてだな。そんな呼ばれ方は」
と、笑って許可した
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
冬也、武、当麻の三人が体を洗い終わって、湯船に入った時だった
「おっと、すいません」
「悪ィなア」
当麻が人とぶつかったのだが、その声に聞き覚えがあった
当麻がその方向に向くと、相手も振り向いたらしく、視線があった
その赤い眼と
「お前!
「お前は! 上条当麻!?」
その人物は白髪に透き通るような白い肌。そして、赤い眼が特徴の細身の男子だった
「なんだ、当麻。お前の知り合いか?」
と、武が問いかけると
「ああ、学園都市の最強の超能力者。一方通行だ」
当麻が紹介すると、一方通行は億劫そうに
「一方通行こと、現在名は
と、名乗った
「田神敦?」
「あァ……学園都市が解体されて、引き取られる際に決めた名前だ……」
と、当麻の疑問に一方通行が答えた時だった
『ふはははははー! って、ミサカはミサカは笑いながらお風呂を泳いでみたり!』
『おぉ!? なんか、小さい美琴ちゃんがおる!?』
『む!? 上位固体! なぜここに! と、ミサカは問いかけてみます!』
『あんた、
仕切りの向こうから、そんなやり取りが聞こえた瞬間
一方通行が勢いよく立ち上がりながら、首筋のチョーカーのスイッチを押して
「このクソガキァァァァァァ! 人様に迷惑をかけンじゃねぇって、何度も言ってンだろうがァァァァァ!!」
と、声を張り上げた
その直後
『ぐあ!? 耳元で声が!? って、ミサカはミサカはもんどりうってみたり!』
と、仕切りの向こうから声と同時に水音が聞こえてきた
一方通行は荒く息を吐きながら、チョーカーのスイッチを切って湯船に浸かった
そんな一方通行の肩に、当麻は右手を置いて
「お前も……苦労してんだな……」
と、優しそうに言った
すると、一方通行は苦い表情で
「わかってくれてあンがとうョ……」
と、呟いた
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
少しすると、エリオとキャロがあるドアに向かいながら
(冬也父さん、僕とキャロは外の露天風呂に行ってきます)
と、冬也に念話を送った
(わかった。なにかあったら、連絡を)
(はい)
返事をすると、二人は外に出た
数分後
外 露天風呂
「ふわー……綺麗だね、エリオくん」
「そうだね、キャロ」
二人は露天風呂に浸かりながら、星空を見上げていた
その時だった
二人が入ってきたのとは反対側のドアが開き、人影が三つ現れた
「あ、エリオとキャロ! ここに居たんだ」
「星空を見ながら温泉か? 風流だなぁ」
「これは、絶景やなぁ」
フェイトとアルフ。そしてはやての三人が現れた!!
「フェイトさん! それにアルフに八神部隊長!」
キャロは嬉しそうに近寄るが、エリオは顔を赤くして鼻近くまで潜った
「二人とも、後でこっちにおいで。頭を洗ってあげるから」
「はい!」
「ブクブクブク……」
二人は既に、冬也に一回洗ってもらっているが、キャロとしてはフェイトに洗ってもらうのは回数が少ないために嬉しかった
が、エリオとしては問題だった
お風呂ではタオルを巻いたまま入るのはマナー違反と、当麻に教わったので、エリオとキャロはもちろん、フェイトたち三人も巻いていない
それはつまり、裸ということだ
複雑な年頃のエリオとしては、どうしていいかわからなかった
(入り口では冬也父さんや兄さん達が居てくれたから、なんとかなったけど……ここでは孤立してる!)
と、そこまで考えた時だった
(そうだ! 念話で呼べばいいんだ! 父さん、聞こえますか!)
エリオは念話で冬也に救援を要請した
(む? エリオか。どうした?)
(すいません、緊急事態なんです! 早く来てください!!)
こうして念話してる間も、エリオはフェイトに引っ張られていた
「エリオ! どうしてそんなに恥ずかしがってるの!」
(お願いします! 早く助けてください!)
(わかった、待っていろ)
(お願いします!!)
エリオにとっての救世主が、動こうとしていた
男湯
「? 隊長、どうしました?」
武は突然立ち上がった冬也に問いかけた
「いやなに、エリオに念話で呼ばれてな。少し行ってくる」
そう言いながら冬也は、腰にタオルを巻いて湯船から出てドアに向かった
「あ、俺も行く」
と、当麻も冬也の後を追った
そんな二人を武は見送ると、ある看板に気付いた
「ん? なになに……この先の露天風呂は混浴です? ……あ、もしかして、エリオが呼んだ理由って……」
武はエリオが呼んだ理由に気付いたが、既に後の祭りだった
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
外 露天風呂
「エリオー! いい加減、放しなさい!」
「いやです~!」
そこでは、まだ他愛無い争いが続いていた
(父さん、早く来てください!!)
と、エリオが願った瞬間
ドアが開く音が響き
「エリオ、なにがあった?」
「どうした?」
冬也の後に、当麻も現れた
「冬也父さん! 当麻兄さん!」
フェイトは、そのエリオの言った言葉で固まった
(え? 冬也さんがお父さん? それってつまり、私と冬也さんが夫婦ってこと? あ、アウアウアウ)
そこでフェイトの思考が停止して、結果
ボン! と音を立てて、顔を赤くした
「フェイト!?」
「おお、珍しい。フェイトちゃんが固まった」
そんなフェイトの様子にアルフは驚き、はやては珍しそうに眺めていた
その瞬間
冬也がエリオの腕を掴んで
「とりあえず、今のうちに戻るぞ」
「は、はい!」
エリオがうなずいたのを確認してから、冬也は駆け出した
一応言っておくが、良い子の皆はお風呂場では走らないようにしましょう
でないと
「あ、待ってくれ! 俺も!」
ツルッ!
彼、不幸の塊の当麻みたいになってしまうから
当麻は足が滑って、体が中を舞った
その先には、フェイトの様子を確認しようと近づいていたはやての姿が
「「え?」」
二人の視線が重なって、重い音が響いた
「あ、痛たたた……はやて、大丈夫か?」
そう言いながら、当麻は手を動かした
その瞬間、当麻の手に柔らかい感触が
「え”!?」
当麻は恐る恐ると、視線を動かすと
目の前には、顔を真っ赤にしたはやてが居た
しばらくの間、沈黙が世界を支配して
「当麻くん。なにか、言うことあるか?」
はやては顔を赤くしたまま、満面の笑みで拳を振り上げた
「えっと、その……ごめんなさっ!」
当麻の言葉は、最後までつむがれなかった……
その後、当麻は一時的に大人形態になったアルフによって、男湯に投げ込まれて、はやてとフェイトはなのは達によって回収されたのだった