僕は信濃。とある男子校に通う中学生だ。その日もいつもと変わらない日、の筈だった。
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「信濃、放課後に教員室に来なさい。」
朝のHRの後、担任の山口先生にそんなことを言われた。
「はい」
“はい”とは言ったものの、僕何かやらかしましたっけ?てか、今や昼休みじゃダメなの?まぁいいや。
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放課後になった。今僕は校長室にいる。
僕は授業が終わってすぐに教員室に向かった。そして、担任の山口先生に校長室へ連れてかれたのだ。目の前には校長先生。僕が何をしたと言うんですか!?
僕がそんなことを考えていると校長先生が徐に口を開いた。
「信濃君。横須賀鎮守府から連絡があった。明日正午に横須賀鎮守府に来て欲しいそうだ。」
「えーと、どういうことでしょうか。」
いや、だって鎮守府って艦娘と提督しか居ない軍事施設じゃないの?僕みたいな部外者入っていいの?!
「見学だそうだ。」
「はぁ」
絶対嘘だ!どう考えてもなんか面倒なことに巻き込まれる!
「明日は朝、山口先生が迎えに行ってくれるから、くれぐれも逃げないように。分かったな。」
「はい」
もうどうにでもなれー!!
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翌日、僕は山口先生と一緒に横須賀鎮守府に来ていた。目の前には提督室。すごく緊張する。
「失礼します!」
やばい。声が裏返った。そんなガチガチに緊張している僕の横で山口先生は非常にリラックスしている。
山口先生がドアを開けて入る。僕もその後ろをついて行く。
「横田〜久しぶり〜」
「!?」
なんかすごく馴れ馴れしいんだが…
「…一応、立場上やめような…」
「だが断る!」
「…はぁ。まぁいいか。で、後ろの子が信濃くん?」
話振られたっぽいけど、今どういう状況なの!?
「横田、信濃困ってる。」
「お前のせいだろ!」
ドウイウコト。ナンデ、テイトクトセンセイタメグチナノ。ダレカタスケテ。
そのあと、二人から話を聞いたところ、二人はどちらも僕らの学校の卒業生で、同級生らしい。それを聞いても僕が凄く緊張していたので、学校の話をして緊張をほぐしてくれた。
「そろそろ緊張もほぐれてきただろうし、本題に移ろう。いいかな?」
「はい」
もう声は裏返らない。
「信濃くん。君は日本海軍の空母、信濃の魂を受け継ぐ者だ。」
「…はい?」
「要は艦娘だね。」
「…御冗談を」
「いたって真面目だよ。」
「しかし、艦娘は女の子だけのはずでは。」
「あぁ、原則ね。でも君だけは例外みたいだよ。」
「は、はぁ。」
「まぁ、論より証拠だな。付いて来て。」
「はい」
僕はどうなっちゃうんだろう。