2016年1月1日改稿しました。
僕は今、不思議な部屋に来ている。その部屋には、大きなボタンが6つ並んでいた。
「ここは艦娘達が出撃するときに使う部屋です。」
「ここが…」
「知ってはいるようだね。」
「はい。」
「なら話は早い。装備を付けてみて。」
「…はい?」
「付け方わからない?」
「いや、そういう話ではなくて…僕が装備するんですか?」
「そりゃそうだよ。大丈夫。出来るから。提督としてもOBとしても保証するよ。」
「はぁ…」
「あぁ、もう面倒くさいな。さっさと行けよ。それとも、俺の親友が信用出来ないとでも?」
「い、いえ。そういう訳では…」
だから、山口先生頼むから指鳴らして威嚇するのやめて。
「なら、どういうことだ?」
「い、行ってきます。」
「おぉ、それは良い。行ってらっしゃい。」
怖いよ。怖すぎるよ。つい言うことをきいてしまった。てか、何で山口先生なんだよ。まぁ、もう戻れないし仕方ない、やりますか。
「信濃型空母一番艦『信濃』出撃します。」
大きなボタンの上に乗ってそう言うと、沢山武装が取り付けられた。普通に出来てしまった。それとよく見るとなんかちっこいのが横に居た。それらは、こっちを向くとお辞儀をしてきた。以外と可愛い…
「って、ここ海の上じゃん。」
そこまで言って僕は海の上を転がった…
「大丈夫か」
転がった先で一人の女性に助けてもらった。美人。この人も武装しているので艦娘なのだろう。
「大丈夫です。あなたは…」
「秘書官の長門だ。」
「私は陸奥。宜しくね。」
後ろにももう一人いたようだ。こっちも美人である。
「僕は信濃です。よろしくお願いします。」
「提督から話は聞いている。向こうだ。動けるか。」
僕はなんとか動こうとするが、立つことも満足に出来なかった。
「これは…」
「重症だな。」
「吹雪さん以上ね。」
「すみません…」
因みに周りにいるちっこいのは元気に動き回っている。僕だって……
数分後どうにか立てた。けど、どうしよう…
「動けそうか?」
「まだ時間がかかりそうです。すみません。」
「はぁ…ちょっと待っていろ。ボートを借りてくる。」
「すみません。」
長門さん良い人や。
『第三水雷戦隊……』
数分後、鎮守府の方から何か聞こえてきた。因みに長門さんはまだ帰って来ていない。
「どうしたんですか?」
「鎮守府近海に深海棲艦みたいね。長門は指揮に当たるだろうから来られないでしょうね。どうする?」
その時、沖の方から爆発音がした。驚いて沖の方を見てみると煙が上がっていた。
「沖へ出ます。訓練を終えている艦載機はどの位居ますか?」
そう言いながら僕は走り出した。嫌な予感がする。
「ちょっと待ちなさい!」
陸奥さんが止めて来るが無視する。すみません。
『零式艦戦52型が12機、彗星が12機、天山が12機訓練を終え日頃鍛錬を積んできている。』
訓練を終えている艦載機についてはちっこいのがテレパシーみたいので教えてくれた。
「ありがとう」