今回は"不知火新夜"さんの「遊戯王ARC-V~遊の力を矢に束ね~」とコラボします。
なお今回の時間軸は18話の後となっています。なので久しぶりにあのキャラたちも登場します!
ではどうぞ!
舞網市チャンピオンシップ2回戦。俺は梁山泊塾生相手にトラップカードとの融合モンスターと言う前代未聞な戦術で見事に逆転した。
しかし実はこの試合の後俺はとんでもないことに巻き込まれることになっていた。
「・・・で、俺達を呼んで何のようだ赤馬零児!」
俺は2回戦が終わり遊矢と話した後、しばらくした時に俺は赤馬零児に呼ばれた。
俺は零児のところまで来るとそこには三和櫂と月影レナの2人の姿もあった。
「お前達も呼ばれたのか?」
俺の呼び声に気がついた2人がこちらに振り向いた。
「おお!海音か!さっきの試合見ていたけどお前すごいカードを使うな。融合召喚は嫌いだがあれには俺もワクワクしさせられたぞ!」
出合って早々三和が俺にじゃれ付いてきた。
「私はその時は試合で見れませんでしたがすごかったみたいですね。」
俺達の少し離れた場所にレナが言った。
「そういえばお前達は試合どうだったんだ?」
「はい。ちゃんと勝ちましたよ。」
「むしろ物足りないくらいだ。」
どうやら2人とも勝った様だな。
「そうか。そういえば赤馬零児はどこにいるんだ?」
「それがまだ来てないんですよ。」
「まったく俺達を呼んでおきながら本人が遅刻かよ。」
それぞれがクヂを言っていると
「すまなかったな。こちらも色々忙しくてな。」
俺達が声のした方を振り向くとそこには赤馬零児の姿があった。
「赤馬零児。いったい俺達に何のようだ?」
「随分と単刀直入だな。」
「悪いがこっちはさっき試合を終えたばかりで疲れているんだよ。」
「それはすまなかったな。だがこれは一刻も争う事なんだ。」
どうやら大事な話のようだ。
「それでいったい何があったんだ?」
「アカデミアのデュエリストが現れた。」
「「「!!?」」」
その言葉に俺達は事の重大さを理解した。
「それでアカデミアはどこだ!」
いつも温厚な三和もアカデミアの一言で雰囲気を変えた
「アカデミアからきたのは2人でその内1人は私が倒し残る1人は今も逃亡している。」
「被害は?」
「LDSの生徒が1人カード化された。」
そう言って零児は1枚のカードを見せた。
「こいつは北斗!!」
そこに描かれていたのはかつて遊勝塾をめぐって俺と戦った志島北斗の姿があった。確かあいつはエクシーズを使っていたな。それで狙われたのかもしれない。
「くっ!!」
再選しようって約束したのに・・・
「海音さん・・・」
「ああ・・・大丈夫だ。それで俺達にその残る1人を探せって事か?」
「いやそれは我々で行っている。君たちに頼みたいのは次元転送装置の実験に付き合ってもらいたい。」
「次元転送装置だと?何故そんな急に?」
「おそらくだがもうじきアカデミア達は我々の世界にくると思われる。そうなると世界中に次元戦争の事が知らされる事になる。そうなれば我々はこの大会で選別されたメンバー、ランサーズと共にアカデミアに向かう事になるだろう。本当はもう少し調整をしたい所だが先の事で一刻も争う事になった。そのため急ピッチで次元転送装置を完成させている所だ。」
「なるほどな。それで俺達は何をすればいいんだ?」
「簡単な事だ。きみ達にはこれから次元転送装置を実際に使ってもらいたいんだ。」
「用は事件体になれって事か?」
「言い方を変えるとそうなるな。すまないが頼めるか?」
「しかし何故この3人なんだ?」
「まず三和櫂、今回の次元転送でエクシーズ次元に転送しようとしている。」
「エクシーズ次元だと?」
「そうだ、その際に現地を知っている人物が居た方がいいだろ。」
「なるほどな。」
「だがまだ調整中なため、もし別の次元に転送された場合も考慮して2人にも頼んだわけだ。レナはシンクロ次元の人間で海音は他の次元でも対処できるほどの柔軟性があるとからだ。」
「そうでしたか・・・解りました。」
「まっいいけど。安全は保障できるのよな?」
「それに関しては問題ない。ただまだ調整中なため、何が起こるか解らないそれでも協力してくれるか?」
「・・・まあいいでしょう。ただし報酬は高いぞ。」
「もちろんそれなりの報酬を用意しよう。」
こうして俺達3人は次元転送装置の実験を受ける事にした。
「ではこのカードをディスクにセットしてくれ。」
そう言って零児が渡したのは1枚のカードだった。まさか次元転送もカードでできるとは本当に何でもありだな。
そんな事を考えながら俺達はディスクにカードをセットした。
「それとこの次元転送にはかなりのエネルギーを消費するから転送してから約12時間は使用できないから気よつけくれ。」
「わかった。」
「では検討を祈る。」
こうして俺達は次元を越えることにした。だがこの時俺達はエクシーズ次元ではなくまさかなんな世界に行くなんて俺達は思いもしなかった。
「ここは・・・」
気がつくと俺達は路地裏に居た。
「どうやら転送には成功したみたいですね。」
「・・・いやここはエクシーズ次元じゃない。」
「どういう事だ?」
櫂はそう言って指を指した。
そこには人々が歩いているのが見えた。
「俺達の故郷であるエクシーズ次元はすでに廃墟と化していた。だがここはそんな様子が見られない。」
俺達もそれを見て回の言っている事に納得した。
「確かにそうだな。とりあえず表出でよう。」
そういいって俺達は路地裏から出た。
「ここは・・・舞網市。」
そこにあった街は俺達の良く知る舞網市だった。
「これはどういう事でしょう?」
「普通に考えるなら転送に失敗したって所かな。」
「そうならうな。とりあえずこの事を零児に知らせるか。」
俺はそう言うとデュエルディクを取り出して赤馬零児に連絡しようとしたその時、
『続いて熱戦が繰り広げられている、舞網チャンピオンシップの速報です。』
街にあった大きなテレビから声がしてきた。
『ジュニアクラスは今日で全日程が終了し、遊勝塾所属のエレン・アヴェニール選手による2連覇で幕を閉じました!』
その言葉に俺は電話をするのを止めた。今なんていった?
『また同じく遊勝塾所属の鮎川アユ選手が準優勝、同じく遊勝塾所属のマリア・デックス選手と、LDS所属の赤馬零羅選手がベスト4に輝きました!躍進著しい遊勝塾、まずはジュニアクラスでその力を見せ付けた結果となりました!』
俺はテレビで流れたニュースに疑問を持った。
「(どういう事だ?確かアユは1回戦で負けたはずだ。それに遊勝塾にエレンやアリアとか言うやつはいないはずだ。)」
俺がニュースの内容に疑問を思っていると
「ん?どうしたのですか?」
俺が電話を使用としているのを止めているのに疑問を思ったのかレナが俺に声を掛けてきた。
「なあ、あれを見てくれ。」
俺は2人にニュースが流れているテレビに指を指した。
『続きましてジュニアユースクラスですが、今日で2回戦までの全試合が終了し、ベスト16が出そろいました!』
「おいちょっと待ってくれ!?」
「気がついたか。俺達が転送された時にはまだ2回戦は途中だったはずだ。なのにもう発表されている。」
「いったいどういうことでしょう?」
俺達が疑問に思っているがニュースは続けて放送された。
『今年は嘗てLDSと双璧を成していた梁山泊が1回戦で全滅するという、波乱の幕開けとなりました!然しながら、ジュニアクラスで表彰台をほぼ独占した遊勝塾が、出場している7選手全員ベスト16入りしている事を考えれば、それも頷ける物です!』
「あきらかにおかしい。そもそも遊勝塾でジュニアユースに参加しているのは俺や素良含めたとしても4人しかいないはずだ!」
なのに7人だといったい何がどうなっているんだ!?
『ではその顔ぶれを紹介しましょう!まずは遊勝塾に所属する7選手から行きましょう!
まずは1人目!今や精鋭揃いと言って良い遊勝塾でも、やはり彼を抜きには語れません!小学生時代にはジュニアクラスを3連覇し、昨年のジュニアユースクラスでは初出場にして初優勝を遂げた『完全決闘者』!今年もまたその勢いは止まりません!榊遊矢選手!』
「完全決闘者?」
『昨年までは異名の元となった通称『完全決闘』デッキで出場していましたが、今年は『オッドアイズ』と名の付くドラゴンモンスターを主力にしたデッキで出場し、融合召喚にシンクロ召喚にエクシーズ召喚、そしてペンデュラム召喚といった、数々の珍しい召喚を駆使しています。また、入って来た情報によりますと、他にも様々なデッキを使用しているとか。様々なエンタメデュエルの引き出しを有しているという事でしょう!今後の彼のデュエルに注目です!』
ますます解らなくなってきた。そもそも遊矢は最近になってやっと融合召喚を取得したはずだ。エクシーズだってユートから貰ったダークリベリオンだけのはずだ。シンクロにいたってはまったく手にしてないはずだ。
『2人目は、昨年のジュニアユースクラスで初出場にしてベスト4に入った『遊勝塾のスーパーヒロイン』!遊矢選手との交際も順調で、今公私ともに充実しています!柊柚子選手!今年は融合召喚を駆使し、その華麗なるデュエルに磨きが掛かっています。正に遊矢選手と想いを融合した、という事でしょう!』
次に紹介された柚子は特に問題なかったが気になるのは最後の内容だ。裕也との思いが融合ってあいつらは付き合っているわけじゃないはずだぞ。
その後も選手は紹介されたがその後知らない選手が3人出てきた。見た目や名前がどこかとあるに出てくるキャラにも見えた。
さらにLDS生徒であるはずの刀堂刃も遊勝塾に移籍していた。
そして最後の人物は1回戦で黒咲に敗れて融合次元に帰ったはずの素良だった。
その後は遊勝塾以外の選手の紹介が始まった。
その中には1回戦で負けたミエルなどの姿があったがそこには俺や櫂の姿はなかった。
「なあ何がどうなっているんだ!?俺は確かに2回戦を突破したはずだぞ!なのに俺達の名前がないって!」
「待ってくれよ!俺だって混乱しているのだから!!」
落ち着け冷静に考えるんだ!
俺は深呼吸をして冷静に状況を分析した。
「(ここに来てからおかしな事ばかりだ。知らない遊勝塾生、俺の知っているのとは違う遊矢、そして勝ちあがったはずの俺達の名前のない理由・・・)」
しばらく考えた末に俺はある1つの仮説を立てた。
「まさか・・・そんな事が!!」
「何か解ったのですか!」
「ああ・・・これはあくまでも仮説だが、ここは俺達の知る世界ではないかもしれない。」
「どういうことですか!?」
「俺達はここが舞網市であるから次元転送に失敗したと思っていた。だが違うんだ!」
「違うって?」
「次元転送には成功していたんだ!」
「成功って、じゃあここはどこなんだ!!」
「ここは・・・もう1つの舞網市・・・つまりパラレルワールドの世界なんだ!」
俺の言葉に2人は驚いた表情をしていた。
「パッパラレルワールドだと!?それって漫画やアニメとかであるあれか?」
「ああそうだ。そう考えれば説明が全てつく。」
「確かにそうですがそんな事が・・・」
「おそらく次元転送装置がまだ完全じゃない事から偶然に起きた現象だと思う。」
俺の説明に2人はある程度納得したようだった。
「とにかくこれからどうするか考えるぞ。」
「どうするってとりあえず赤馬零児に連絡すればいいのじゃないのか?」
「たしかにそれも手だが、もしこの世界の赤馬零児に繋がったらどうする?さすがにあの人でも初対面のやつの事情を説明しても全てうのみするとは限らない。それになるべくこの世界の人とは関わらないほうがいいだろう。」
「なるほどな・・・ならこれからどうする?」
「次元転送の再使用には約半日は必要だからそれまではこの世界いなければ・・・ああ!!」
「こっ今度はどうしたんだ!?」
「まずいぞ!よくよく考えれば俺達が次元転送でこの世界に来たってことはこの世界の赤馬零児だって次元転送の反応をキャッチしている可能性がある。」
「つまりどういう事ですか?」
「つまり俺達を捜索に入る可能性があるってことだよ!とにかくここから移動するぞ!」
俺は早く場所を移動するために走り出した。
「あ!まってくださいよ!」
「おい待てよ!!」
俺を追うように2人も俺の後を追うのであった。
「どこに逃げるつもりだ!」
「わからない。だが少なくともこの街から出るぞ。街を出れば見つかる可能性も格段に減る。後は半日経てば次元転送も使えるはずだ!それまでは大人しくしているのが得策だろう。」
「そうですね。争うわない事はいいことですし。」
俺達は街を出るために走り出した。
なるべく目立たないように入り組んだ裏路地を使い走った。
「街は元の世界と同じで助かった。おかげでスムーズに移動できる。」
まさか日々の散歩がこんな形で役に立つとは思っても見なかったな。
「よし、このまま街を出るぞ!」
そのままこの街を脱出しようとしたその時
「お前達か、先程の反応の正体は」
「貴方達には色々聞きたい事があるわ!大人しくついてきなさい!」
「「「!?」」」
俺達の目の前に俺達の行く手を阻むやつが現れた。
そいつはLDSでも赤馬零児でもましてやアカデミアでもなかった
そこにいたのは榊遊矢と柊柚子の姿がそこにあった
「(何故このタイミングで遊矢達が現れるんだ!?)」
おかしいだろ!このタイミングはまだ遊矢達は次元戦争に関してはまだ深くは知らないはず、なのにあの遊矢はあきらかに別の次元から来た俺達の事を探しているようだった。
そして何よりも遊矢から放たれるオーラがあきらかに違いすぎる。まるで覇王色の覇気を喰らっているようだった。本当にあいつは榊遊矢なのか?
「・・い・・・おい!!」
「!?」
「どうするんだ!あいつどうも俺達を通す気は無い見たいだぞ!」
「さっきも言ったがこの世界のやつと関わるのは危険だ。ここは・・・逃げるんだよォ!」
「やっぱりそうなりますかぁ!」
俺達は反対方向を向いて逃げるように走り出した。
「あっ待ちなさい!」
しかし
「しゃァ!見つけたぜェ!」
「大人しくこっちに来て貰うぜ!」
「逃がさねぇぜテロリスト共!」
反対方向からも3人の男が現れた
「くっ!こっちもか!」
俺はその3人を見るとそいつらはこの世界で来た時のニュースで言ってた遊勝塾の塾生だった。
「(あーもう次から次へと!!)」
「囲まれちまったぞ!どうすんだ、海音!っておい、海音!?」
俺が片手で頭を書いていると櫂から怒鳴られた。
「はっ!?す、すまん櫂!とにかくここから逃げるぞ!」
「こっちです、こっちから逃げましょう!」
レナが囲まれている間にあった狭い通路を指して言った。よし確かあの先はかなり入り組んでいるからあいつらを撒くには丁度いい!
俺は路地に逃げようとしたその時
俺達の腕に手上のようなものと取り付けられた
「(ガチャァ!)なっ!?コレは!?」
「(ガチャァ!)くっ!?これは、デュエルアンカーだと!?」
「(ガチャァ!)な、なんですかコレ!?外れないです!」
俺達はそれぞれデュエルアンカーによってそれぞれ捕まってしまった。
俺達はそれぞれデュエルアンカーの先を見た
櫂を捕まえているのは白髪の男
レナを捕まえているのはツンツンヘアーの男
そして俺を捕らえているのは俺と同じくらいの身長の少年だった
「(確かこいつはニュースでジュニアクラスを2連覇したってやつか。)」
「其処か!って、エレン達が既に捉えていたか。よし、当麻、一行、エレン!俺と柚子、権現坂は周辺の捜索を続ける!お前達は、
奴等をデュエルで拘束せよ!」
「「「了解!」」」
お前らはどこのセキュリティだ!むしろお前らがやっているのは満足同盟の方だろう!!
「よしっ!腕がなるぜ!」
「覚悟しなァ!侵入ゥゥゥゥ者くゥゥゥゥン!」
「行くぜ、テロリスト共!」
「エレン、まだテロリストって決まった訳じゃ無いから・・・」
そういいながら3人はデュエルディスクを構えた。向こうは完全にやる気のようだな。
「くっ!本当は揉め事にしたくないが!」
「まっこうなったらしょうがないか。」
「そうですね!」
そう言って俺達もデュエルディスクを構えた。
「気よ付けろよ、こいつらは間違いなく強いはずだ!」
「俺はどんな相手でも全力で戦うだけだ!」
「いきます!」
「「「「「「デュエル!!」」」」」」