ー海音ー
俺、サトシ、比企谷はポケモン次元から出発してダンとあむと別れることになった次元に向かって次元を超えていた。
「うわぁ!すごいな。」
サトシは周りの光景に驚きを隠せずにおった。
ちなみに八幡も少し驚いているようだがサトシほどではなかった。
「しかしやっとダン達と合流できるんだな。」
『まだ1日しか経ってないはずなのにもう半年近くあってない気がします。』
「それは言うな。」
そんな会話をしていたその時
突如と俺達の進む方角の次元が歪みだした。
「なっなんなんだ!?」
「いった何が起きたんだ!?」
俺たちが混乱しているとパシフィカ達が答えた。
『これは次元の歪みです!』
「次元の歪みって前にダンたちと別れる原因になったあの!?」
『ハイ!それに近いものかと!』
まずい、サトシ達とも離れ離れになってしまったら合流が更に困難になる。
「仕方がない。別の道を通るぞ!」
俺が2人にそう言ったのもつかの間、次元の歪みは突如と俺達を引き寄せ始めた。
「こっこれはいったい!?」
「すっ吸い込まれる!」
「とにかく離れるぞ!」
俺達は必死に離れようとしたが引き寄せる力が強くどんどん歪みに近づいて行った。
「「「うわああああああああああああああああああ!!!」」」
『『『きゃああああああああああああああああああ!!!』』』
こうして俺達は次元の歪みの中に消えるのだった。
ーーーーーー
「うっ・・・ここは?」
気が付くと俺達はどこかの街の路地にいた。
「たく、また次元を飛ばされたか。そうだサトシと比企谷は!?」
俺は周りを見ると2人はすぐ近くで倒れていた。
「よかった。今回は離れずに済んだな。おい!2人とも無事か?」
俺は2人に声をかけると2人は目を覚まして起き上がった。
「一応無事ですよ。」
「いててて、いったい何だったんだ?」
「どうやら次元の歪みに飲み込まれてどこか別の世界に飛ばされたみたいだ。パシフィカ現在位置は解るか?」
『すみません。次元歪みを超えてしまった事で分からない状態です。』
「今すぐに移動できるか?」
『無理ですね。歪みが強くて今次元を超えるとまたどこかに飛ばされてしまうかもしれません。』
「となると今すぐこの世界を出るのは危険だな。お前ら、しばらくこの世界に滞在するぞ。」
「はい。」
「了解。」
2人が返事をしたその時
「か、海音!?海音じゃないか!久しぶり!」
「何だって!それは本当か、遊矢兄ちゃん!?本当に、海音兄ちゃんが・・・!」
そんな声が聞こえてきたから振り向くとそこにいたのは警察ような恰好をした集団に囲まれて見覚えがある2人の人物がいた。
一人は榊游矢だった。そこで俺は一瞬この世界は遊矢たちが向かったシンクロ次元かと思ったがもう一人の人物を見た瞬間、それは違うのが分かった。
その一人の人物は以前赤馬零児の次元転送実験の際に間違ってパラレルワールドに飛ばされた時に俺達の事をテロリストだと勘違いして俺にデュエルを挑んできたエレンだった。
「お前らは・・・久しぶりだな。って事はここはあのパラレルワールドか。」
取りあえず俺は2人に挨拶をした。まさかまたこいつらとまた会う事になるとはな。パラレルワールドに行くなんて偶然が重なって起きるものだからもう会う事は無いと思っていたがこれも運命のいたずらかな。
「遊星様、この者達は遊星様の知り合いでしょうか?」
遊矢たちと一緒に来た警察のような人が遊矢に話しかけてきた。て言うか様ってホントこっちの遊矢は何者なんだ?
「ああ。彼は私にとって旧知の間柄だ。彼に同行している者と共に、客人として迎える様に!」
「「「はっ!」」」
「海音。色々と聞きたい事はお互いあると思うが、一先ずついて来て貰っても良いか?其処にいる君達も、恐らく海音の仲間だろう?良ければついて来て欲しい。大丈夫だ、悪い様にはしない。」
「解った。だがその前に2人とも少し話させてくれ。」
そう言って俺はサトシたちのもとに向かった。
「海音さん。この人たちは?」
「安心しろ。さっきの2人は昔あった俺の知り合いだ。だから比企谷別におびえなくていいぞ。」
「本当に大丈夫なのか?」
比企谷がそう聞いてきた。どうやら警戒しているようだな。まあ無理もない。あんな警察集団と共にいくなんてまるで牢獄に連行されるイメージしかないからな。
「大丈夫だ。少なくともあの2人はな。」
その言葉に比企谷はその腐った眼で俺を見たが
「心配するな。もしもの時はすぐのこの世界を出ればいいだけなんだし。」
俺の言葉に納得に一様は納得したようなので俺達は遊矢たちについて行くのだった。
よく見ると周りにはバイクが見えた。おそらくDホイールだろう。と言う事はここはシンクロ次元かな?
「待たせたな。」
「ああ。各員、客人たちを其々1人ずつ、各自のD―ホイール後部座席に案内せよ!」
「「「はっ!」」」
やはりあれはDホイールなのか。と言う事はここはシンクロ次元で間違いないな。
「つかなんでこれだけいて車が1台もないんだ?」
比企谷の言う通りここにいる全員Dホイールで来ていて車が1台もなかった。というか遊矢さん、あなたまだ免許取れる年じゃないでしょ!まあ遊戯王ではそんなことは関係ないか。
「まあ気持ちは分からなくもないよ。おそらくあのバイクに乗ってデュエルするからだろうな。」
「はっ?いやおかしいだろそれ!明らかに危ないじゃないかそれ!?」
比企谷の反応はもっともだ。だがな
「でもよく考えてみな、人間ってのはスリルを求める生き物だ。多少の危険なんて気にしない奴らばかりだ。それにオートパイロットもあるから通常ならまず事故は起こらないはずだ。」
「その言い方だと通常じゃない事があるみたいに聞こえるのだが・・・」
まあ普通のライディングデュエルなんかあってもアニメ的に面白くないからな。
「八幡、前に俺が言った言葉を覚えているか?」
「確かデュエルの世界に常識は通用しないだっけ?」
八幡は割と常識人だから先に遊戯王の超展開については納得いかせるために言った言葉だがさすがに無理があったか
「そう、こんな小さな事に突っ込んでいたら切りがないぞ。」
「バイクに乗ってデュエルが小さい事なのか・・・」
「安心しろ俺も最初の頃はお前と同じ気持ちだったから。」
まあそれもダークシグナー編当たりでは慣れたがな。
「海音さん!早く行きましょ!」
比企谷と話をしていたのかサトシはとっくにDホイールに乗っていた。
「これ以上待たせるのはあれだしとりあえずいくぞ。」
今度こそ俺達はDホイールに乗った。
「では戻るぞ」
「「「はっ!」」」
その出発の合図と共にD―ホイールを発進、元の道を辿って行った。
ーーーーーー
Dホイールに乗って俺達は迎賓館みたいな施設にたどり着いた。
「よし、到着っと。此処までの送迎、ありがとう。持ち場に戻り、引き続き任務に当たる様に」
「「「はっ!ありがとうございます!」」」
Dホイールから降りた後、俺達をここまで連れて行った人たちは帰って行った。
「なあ、あいつ何者なんだ?」
「さあな、少なくとも俺がいた世界の遊矢は普通の中学生なんだがな。」
前回あった時も思ったが本当に何者なんだ。
「色々と気になる事はあるだろうけど、詳しい事は中に入ってからにしようぜ。移動中、皆に海音の事を連絡したら、出迎えの為にロビーまですっ飛んできたらしいし」
「ああ、皆待っているぜ!『また会えるなんてこれ程嬉しい事は無い!』ってさ!」
「それもそうだな。行くぞお前ら。」
こうして俺達は建物の中に入ると
「海音、久しぶり!元気だった?」
「この男権現坂、異世界の友人との再会に、猛烈に感動している!」
「おォ、久しぶりじゃねェか、海音!」
「れ、レナさんはい、います・・・?」
「お前は何びくついてんだ、当麻」
以前にであった人たちが出迎えてくれた。約1名脅えているようだが、そう言えば前回レナの胸を事故とはいえ揉んでしまったせいでボコボコにされたんだったな。
「ああ久しぶりだな。」
俺がみんなに挨拶をすると
「ン?おい、櫂とレナがいねェが、別行動かなンかか?」
「あ・・・」
その言葉に俺は言葉を濁してしまった。
「む?何か、2人の身に何か、あったと言うのか・・・?」
「レナと櫂・・・あいつらはアカデミアに・・・」
俺の言葉にこの場にいるみんなは驚いた。さすがに敵に操られている事は話さなかった。その事はあまりにも残酷な事だからな。
「え、えーと・・・そうだ、まだ其処の2人の事紹介して貰っていないし、海音、紹介して貰っても良い?湿っぽい話は此処までにして、ね?」
そう言えばまだ2人の事は話してなかったな。
「そう言えばまだ紹介がまだだったな。サトシと比企谷八幡だ。2人ともデュエリストとしてはほぼ初心者だが実力は俺が保証するぜ。」
「始めまして。」
「・・うっす。」
2人も挨拶をした後、向こうも自己紹介をしてきた
「こちらも自己紹介だ。ランサーズ最高指揮官、榊遊矢だ。ランサーズというのは、この世界におけるデュエルアカデミアによる侵略に対抗する為に結成された私兵組織の事だ。今後とも宜しく!」
「ランサーズ精鋭部隊『ARC-V』所属、柊柚子よ。宜しくね!」
「ARC-V所属、権現坂昇だ。宜しく頼む」
「ARC-V所属、上村一行だ。宜しくなァ!」
「ARC-V所属、冴木t「変態」だ、って誰だ被せたの!?」
「ARC-V所属、エレン・アヴェニールだ!宜しく頼むぜ!」
約1名の名前が明かされてないが気にしないでおこう。
「あ、そうだ!海音兄ちゃん、この前の約束、覚えているか?」
ん?約束・・・
「そう言えば今度会ったらまたデュエルするって約束してたな。」
「おう!早速だけどさ、デュエルしようぜ!」
全く、着いて間もないのにすぐデュエルを挑むなんてこれもデュエリストの定めか。
「ああいいぜ。だがもう一つの約束も忘れてないだろうな?」
「勿論さ!今回使うデッキは、このシンクロ次元ならではのデッキだ!」
シンクロ次元ならばのデッキ?つまりシンクロ軸のデッキかな?
「なら俺はこれでいこう。こいつは前回遊矢とのデュエルで使ったデッキだ。最もその時はこのデッキの真の力を発揮できなかったがな。」
ホント前回のデュエルはグラビティの制圧のせいで思う存分に動けなかったからな。
「おっしゃ、今からワクワクして来たぜ!遊矢兄ちゃん、デュエルフィールドの予約は大丈夫?」
「勿論だ!エレン、1度デュエルしたから分かっていると思うが、海音は相当なデュエリストだぞ。最初からクライマックスな気持ちで行けよ」
「OK!じゃ、行こうぜ海音兄ちゃん!」
「ああ。」
こうして俺とエレンはデュエルフィールドに向かい残りのメンバーは観戦室に向かった。
ーーー
デュエルフィールドに着いた俺達はデュエルディスクを構えた。
「行くぞ!」
「全力で行くぜ!」
「「デュエル!」」
次回
再戦!海音VSエレン