-1st- 入学(前)
『今年の第1高校は...いや、高校全体のメンツ凄いよな』
そういう言葉がチラホラ女の耳に入る。
真由美「酷いけど...今年の魔法科高校はナンバーズの揃い踏みって所なのよねぇ...」
溜息まじりに真由美が呟く
摩利「二年前も今ほどではなかったがあの時は規格外な奴がいたからな...どこかの誰かさんみたいなな?」
摩利は真由美の方をちらっと見てニヤリとしながら言い放つ
真由美「私もそんなに規格外ではないと思うんだけど...」
摩利「馬鹿者、お前が規格外ではなかったらどうなるんだ。十文字、そしてお前はもはや第一高校の顔とも言える存在だ」
真由美「.....それはおいておいて。今年は一条が第三高校に...そしてうちにもナンバーズこそ居ないけれど、錚々たる面々が入学...」
摩利「確かにそれは大事にもなりそうだがな...うちにはそれ以上に大きな問題がまだあるだろう」
真由美「そうよね.....でもね今年は二科生にも相当なポテンシャルを持った子がいるのよ」
??「ほう?それはあの朔夜を差し置いてなのか?」
ふと2人の会話に1人、割り込んだ
真由美「えぇ、そうよ十文字君。特に司波君は朔夜君のお墨付きでもあるのよ。」
克人「朔夜が認めただと?」
真由美「そうなの」
克人「それは実に楽しみだな」
摩利「.....問題の朔夜がまだ来ていないのだが...」
真由美「それなんだけど、朔夜君は後で来るって聞いてるわ。まぁ、彼のことだし約束事は守るわ」
摩利「特に真由美とした約束は.....な?」
真由美「ちょっと摩利、からかわないでよ!!」
??『そういやよ、深雪ちゃんはどうしたんだ?達也』
達也『朔夜さんこそいつもの生徒会長さんは一緒じゃないんですか?』
真由美「.....ほらね?」
真由美は苦笑いを浮かべつつ朔夜の方に走り─
真由美「ちょっと朔夜君!!」
達也「例の会長さんがお呼びですよ」
朔夜「そのようだな。打ち合わせはまた今度で」
達也「そうしましょう。では後ほど」
達也はディスプレイを起動し虚空へ消えていった。
朔夜「どうしたんだい?真由美...会長?」
真由美「どうしたんだい?...じゃないでしょう!?リハまで時間が無いのよ!?私との約束、忘れたわけじゃないわよね!?」
朔夜「もちろん覚えているよ。他でもない真由の約束だ。本当はこんなこと俺がすべきなのか少し問いたいものだが...好きな人の命なら叶えてやるのは当然だろう?」
真由美「えっ...す、好きな人って??」
落とされた爆弾は真由美には大きく真由美は顔を真っ赤にする
朔夜「...ま、それはおいておいてっと...エスコートするよ、真由様」
真由美「様はいらないって言ってるのに~。様がなければ完璧なのになぁ」
朔夜「ははっ、肝に銘じておくよ真由。さっ、摩利 克人二人とも行くぞ」
摩利「やれやれ、真由美も朔夜には適わないな」
克人「頼んだぞ、七草のストッパー」
4人全員がホールへ歩を進めだした