紅髪の奇才と、藍眼の白騎士…たまに鬼神   作:天海 ヒロト

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今回は次回の布石と言ったところなので短いです


第五十二話 夢想空間

ー結標sideー

 

冥土「ふぅ...」

 

結標「先生!!彼は...朔夜は無事なんですか!?」

 

冥土返し(ヘヴンキャンセラー)が部屋から出て来た瞬間、私は急いで朔夜の容態を確認する...

 

冥土「大丈夫だよ...まぁ僕はほとんど何もしていないし...頑張ったのは僕じゃなくて彼女さ」

 

冥土返しの指さす方を向くと、そこにはいそいそと働く十六夜 咲夜がいた...

 

冥土「いやー彼女の薬の調合の速さ的確さが異常でなければあそこまで彼を素早く手当出来なかっただろう...しかしあの薬の配分、どうやって知ったのだろうね...出来ればご教授願いたいよ」

 

結標「...そう、ですか...(そういえばあの子あんなに戦闘に有利そうなのに何で今まで居なかったんだろうか…怪しいわね...)」

 

今思えばおかしいことだらけだった...まず、上条と合流した時...上条は朔夜の家に行ったはず...なのに合流した時にこの女性がいた事...これが何を指すか...それは咲夜が朔夜の家にいるという可能性を指す...普段女性を連れてこない朔夜がメイドを雇うこと自体おかしい...雇っても執事止まり...いやそれより執事すら雇わないほど朔夜の生活はいい筈...次に脚の付け根…そこにナイフがあったこと...しかもそのナイフは輝きこそ衰えていないもののどこか血で汚れたような雰囲気を漂わせている...メイドがそんなナイフを持っているかと言われるとほぼ首を横に振るであろう...そう、おかしいのだ。普通のメイドがナイフを持っていることが。そして登場した時に瞬間移動したような挙動だったのもあり彼女が少し異常な存在だという事が分かった...

 

朔夜「......や、やめろ!!アリス!!グッ...がァァァァァァァ!!」

 

咲夜「朔夜!?大丈夫!?(今アリスって言ったけど...まさか)」

 

朔夜が叫んだ...何があったのか全くわからなかった...戦場で痛みを全く訴えることなかった朔夜が苦痛の叫びを発していたのだから...

 

そして私も病室に行こうとしたが、思わぬ邪魔が入った

 

??「朔夜!!またか!!...夢に干渉するしか...!!」

 

結標「!?...(あの娘...確か一方通行の居候!?)」

 

...何故かミサカワーストが居てその叫びに反応しここまで来たのだ...でも何故??...するとその真相は直ぐにわかった...

 

番外「脳波の取得...成功、脳波の同期......成功...同期者とのサイン..........成功。今から、同期者の夢...夢想空間に潜入するッ...!!」

 

彼女が宣言したのは朔夜の夢の世界に潜入し、そして救うことだったのだー

 

ー結標sideoutー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー番外固体sideー

 

朔夜「......や、やめろ!!アリス!!グッ...がァァァァァァァ!!」

 

不意にどこかから叫び声が聴こえた...それは他でもない朔夜であるのだが...

 

??「朔夜!?大丈夫!?」

 

...そしてその近くで朔夜を呼ぶ声もする...普段彼は叫ばない...だからこんなに叫ぶときは決まっている...夢想空間で何かが起こったぐらいである...だからー

 

番外「朔夜!!またか!!...夢に干渉するしか...!!」

 

ー私は全身全霊で彼の名前を叫び彼の元に駆け寄った...

 

番外「脳波の取得...成功、脳波の同期......成功...同期者とのサイン...........成功。今から、同期者の夢...夢想空間に潜入するッ...!!」

 

私は、朔夜の夢想空間内に潜入した

 

ー番外固体sideoutー

 

 




次回は夢想空間、もしくは詩音との闘いです
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