颯魔「...(外が騒がしい...どうやら援軍は来ないようだな...未元物質も戦いそうだし...ラグナロクで適当に...ッ!?)」
颯魔の思考が不意に消しさられた...
颯魔「...我、汝の願いを潰すため舞う」
詩音「...なんだ、急に...とうとう頭がいったか??...なら貴様を殺すのみ!!」
詩音は颯魔の脳天めがけて剣を振り下ろした...颯魔は回避することもなくかといって大きく動くわけでもなかった...
詩音「くたばれぇぇぇぇぇぇぇ!!」
詩音の渾身の一撃は颯魔の脳天に堕ちる数フレーム前に
『ガギィィィィィィンッッッ!!』
詩音「何ッ!?」
ー颯魔の右手に納められていた...
颯魔?「我、汝を殲滅する...【冥雷=極天刃】...この銘剣に我、魂を捧ぐ...汝に問おう...朔夜をどうするのだ...」
詩音「...強化する...改造ともいうな」
颯魔?「...そうか...それが汝の望みか...しかし自然の摂理を破壊する行動は認められぬ...今、ここに改めて宣言する...今、ここで汝を...処す!!」
颯魔の紅い瞳が更に紅みを帯びた
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冥「...アリス、君が朔夜が好きなのは分かる。他の者も朔夜が好きなこともだ...だがしかし、朔夜は外来人だ...その外来人である朔夜と、その彼女である子を傷つけるものなら私は防衛するぞ...」
アリス「...くっ...アンタから殺すべきだったわね...ただの人間だって油断してたわ」
冥「...ただの人間だって??...まぁいい...」
冥はゆっくりと瞳を閉じこう唱えた
冥「...始祖にして根源...数多の文明をも超越する剣は千年の幻想を経て今ここに再臨する...禁忌!!【秘密の箱】...これより私はあなたに七回、チャンスを差し上げます...その間に諦める、もしくは私を撃ち破ってみなさい...言っておくがこうなってしまえばお前は後戻りできんからな」
アリス「承知の上よ...あなたを殺して私が朔夜と共に暮らす...あなたこそ自分の身を案じなさい」
冥「フンッ...知るか...カウントダウン!!...3...2...1...0...舞え!!パンドラボックス!!」
アリス「行きなさい!!蓬莱!!」
ー冥とアリスの戦いが始まったー
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颯魔「...終焉を見せてくれようぞ...禁忌...【スターダストノヴァ】...汝の魂を戴く...!!...掌握!!」
颯魔がそう宣言する...すると詩音はー
詩音「何ッ!?...動けない...」
颯魔「答えは簡単だ...汝の心を少しばかり掌握したまでよ...さぁて...汝よ...今、どんな気持ちだ??...格下だと思っていた相手に負けることは...しかしこのまま嬲り殺すのはしょうにあわん...汝にもう一度だけチャンスをくれよう...逃げろ...さもないとこの禁忌が間違いなく汝を殲滅するぞ...さあ...5...4...3...2...1.......っ...逃げたか...グッ!?(バタッ」
キンジ「おい!!颯魔!!しっかりしやがれ!!...颯魔...颯魔ァァァァァァァァァ!!」
禁忌開放終了後颯魔は突然バタリと倒れた...
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朔夜「...番外個体...」
番外「...何??」
朔夜「逃げるぞ...紫...」
俺は静かに無想空間の主であり幻想郷の主でもある八雲 紫を呼ぶ...そして朔夜達は無想空間から脱出した
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朔夜「...ッ!?...グッ...未だに右腕は痛むか...」
番外「...大丈夫??」
朔夜「あぁ、大丈夫さ...右腕以外に支障はきたしていないからな...まぁs...」
朔夜の声は不意にかき消される...
静刃「...朔夜!!」
朔夜「どうした静刃...何かあったか??」
静刃「颯魔がここに運ばれて今目を覚ましたんだが...」
朔夜「あいつが...倒れた??...入ったのか!?」
静刃「いや、入れてくれさえしてくれないんだ...先生がな...朔夜を呼べだと」
朔夜「...分かった。静刃、ありがとう...とりあえず番外個体と居てくれ...俺は先生のとこに行ってくる」
静刃「あぁ、分かった。」
朔夜は束、カナ達に連絡を入れ直ぐに冥土返しの元へ行った...
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朔夜「キャンセラー!!」
冥土「あぁ、君が来ることはわかってた...座ってくれ」
朔夜「あ、あぁ...」
朔夜が座るなり冥土返しは口を開いた
冥土「...颯魔君は...何かを失い禁忌を開放したよ...」
朔夜「!?...スターダストノヴァを!?...分かった。部屋は??」
冥土返しは察したようで部屋を伝える...それを聞き終えるなり朔夜はメールで四人に伝え急行した...
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朔夜「颯魔!!」
颯魔「あぁ、朔夜か...悪ぃな...逃がしちまった...」
朔夜「いいんだ...そんなことは...それより、禁忌を使ったな??」
颯魔「あぁ、スターダストノヴァの方な...」
朔夜「失われた物はわかるか??」
颯魔「いいや、全くわかんないんだわこれが...」
朔夜「ま、まぁいい...それより颯魔...遂に動くぞ...あれが」
颯魔「...そうか...まぁ食い止めるだけだな」
朔夜「そうだな」
ハハハ...と二人の談笑は続く...
『コンコン』
颯魔「開いてるぞ〜」
??「...颯君!!大丈夫!?」
颯魔を颯君と呼ぶのは...ただ一人束であった...束は颯魔に飛び付いた...しかし颯魔はポカンとしていた...それを見た朔夜は若干の不安がありつつ颯魔に聞き出す...
朔夜「...颯魔...大丈夫か??」
颯魔「あぁ、大丈夫だけど...」
朔夜はその言葉を聞き少し安堵した...が
颯魔「この可愛い子って誰だ??」
その辛辣な一撃はこの部屋にいた二人に大きな衝撃を与えた...
さて、颯魔が記憶消えてからどうしましょうか...あ、とりあえず颯魔は全部の記憶が消えたわけではありませんので