朔夜「お、おい...颯魔...今のは冗談だよな...冗談と言ってくれよ...な!?」
朔夜は衝撃的な出来事に戸惑いながらもどうにか持ちこたえ颯魔に問いかける...しかし颯魔は首を横に振り
颯魔「いや、さっぱりだ...俺にはこの人が誰なのか、ましてや俺とどんな関係なのか...さっぱり...というか高校一年の記憶が丸々消し飛んだような...」
その颯魔の声を待っていたのか誰かが入ってきた...
冥土「よく気付いたね...そう、消えた...と例えるのは違うな...一時的にどこかに隠れた記憶が今回の君が失ったものだそしてこの手の記憶喪失は治る確率は極めて低く絶望的とも言える...だけど君の場合高校一年からの記憶のみ消えたから中学三年の記憶を駆使すればなんとか蘇ることもある...そして束君...君に伝えておこう...颯魔君からの伝言だ...『俺が入院したら紅い髪の毛の子が来るだろう...そしたらこれを伝えてくれ...ありがとう、そしてすまなかった最愛の人達...』...まぁ颯魔君本人から聞きたかっただろうけどこんなこと、颯魔君は自分からいう筈ないし言えるような人でも恥ずかしさの方で言えないはずだね...」
冥土返しがそう言い切ると束は手で顔をおおった...朔夜は束が顔を覆う前の顔を見てしまい自分もうつむき部屋を静かに出た...
朔夜「...(そりゃあ仕方ないわな...恋人に忘れられて挙句にあんな言葉を伝えられたら...これ以上被害を増やすのは駄目だな...部屋の外でカナ立ちを待つか...)」
朔夜が立ち退いたあと直ぐ冥土返しも察して部屋を去ったー
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束「颯...君」
颯魔「...そんな悲しい顔しないでよ...篠ノ之さん...俺も悲しくなるから...」
束「でっ、でも...!!」
颯魔「でもじゃない...笑って...ね??俺が何をしていたのかはわからない...けど篠ノ之さんが笑えば俺も笑える...そんな気がするんだ...何故かわからないけどそれだけはわかる...」
束「...んじゃあ颯君...私の事は篠ノ之さんじゃなくて束って呼んでね」
颯魔「...え??俺って君と深い関係にあったの??...」
束「...うん...」
二人の顔が暗くなる...
束「で、でも!!思い出すことがないわけではないんだよ!!だから颯君は気に病む事はないよ!!(ニコッ」
颯魔「...ッ!?...(この顔...どこかで見たことのあるような...でもなんなんだ...可愛い...やっぱりこの笑顔は俺を明るくしてくれるのか...)ありがとう...篠ノ...束さん」
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朔夜「...カナ、綴、ジャンヌ...」
カナ「颯魔に会わせてくれるのよね!!」
綴「颯魔はどこなのよ...」
ジャンヌ「...そ、颯魔...」
朔夜「...悪い事は言わない...今は颯魔に会わない方が...いい」
はじめ3人は朔夜の言葉に驚いたが朔夜の顔を見てすぐに元に戻った...
ジャンヌ「...颯魔に何かあったのか??」
朔夜「...続きは外で話そう...あまり言いにくいけど...」
この言葉により四人はロフトに行った...
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朔夜「...さて、話の続きだ...何故颯魔に会わない方がいいのか...単刀直入に言わせてもらう...颯魔は高校一年からの記憶が消えている...戻るかも分からないけど...」
三人「!?」
カナ「...ということは...」
朔夜「あぁ、今の颯魔はカナ達を見たことが無い人のように扱うだろう...」
朔夜の言葉に三人は驚きを隠せなかった...
課題が終わらない...でもこれは書き続ける...!.
颯魔「何言ってるんだこいつ」