紅髪の奇才と、藍眼の白騎士…たまに鬼神   作:天海 ヒロト

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今回は朔夜回、その苦悩を発散します


第五十七話 四人の女と朔夜...濁りだす両眼

朔夜「...ふぅ、こんなとこで何してる...武藤、火野」

 

あの四人と話してしばらく経った...朔夜は武偵高のとある一角にいた...それもそう、彼もまた颯魔の記憶消失に少なからず動揺していた...そしてその心を落ち着けるために朔夜はとある所へ歩を進めていた...朔夜は見つかりたくない一心で誰も見ていない隙に入ったはずだった...なのに気付けばすぐそこに隠れてはいるが存在があった...しかし朔夜は颯魔の記憶消失のせいで気付けずにいた...そして朔夜、颯魔、キンジ、静刃のみがしる特殊な部屋に侵入する際にも...そして気づいたのはその部屋の中核...戦闘訓練空間に入り朔夜の意識が研ぎ澄まされた時だった...

 

朔夜「...今は誰もいないから...さっさと逃げな...(今の俺はちと激しいからな...そんなところ...誰かに見られたら嫌だし...)」

 

朔夜は今、颯魔の記憶消失の件そしてあの謎の少女、十六夜 詩音...そして十六夜 リリィのことで頭がごちゃごちゃしており、少々...否、かなりストレスが溜まっていた...そして今そのストレスを発散させるため、この戦闘訓練空間に入ったのだ...仮にも、ものに当たって発散しているためそんなところを見られたくなかったため少し威圧をかけながら言い放った...しかし

 

貴希「...なんででしょうか...私達はその指示に従う必要は無いですよね??」

 

ライカ「...時近さん...すみません、私達はその指示に従えません」

 

朔夜「...そのまま居ると俺のサンドバッグになるぞ...分かったならどっかに行ってくれないか??(プルプル」

 

朔夜は背を向けてはいたがその言葉はさっきより威圧をかけて言い放った...しかし最後の方に身体が震えだした...その異変に二人が気付かないわけもなくー

 

貴希「...時近 朔夜??どうしたんだ??」

 

ライカ「...どうしたんですか??」

 

朔夜「.........うな」

 

貴希「え??なんだって??」

 

朔夜「俺に構うなと言ったんだ!!なんでお前達は俺に構う!!(カチャ」

 

朔夜は遂にきれて貴希、ライカの方向に銃口を向けた...しかし何時もの朔夜の様な凛々しい姿ではなく身体は震えており、そして顔は俯き、そしてその顔からはー

 

ライカ「...!!な、泣いている!?」

 

...そう、朔夜は遂に泣いたのだ...この朔夜に二人は驚いた...朔夜自身この年になって泣くのか...と驚くほどだ...いかなる場合でも耐え続けていたその鋼の精神は意図もせぬことによりボロボロと崩れ落ちた...

 

朔夜「...お願いだ...もう...俺には構わないでくれ...もう...精神がどうにかなってしまいそうなんだ...だから...だからぁ!!」

 

朔夜は必死に涙を堪えようとしていた...しかしその行動は無駄でありすぐに涙が溢れていた...それを見た二人は共に見合い頷いた...そしてライカが前にでて...

 

ライカ「...時近さん...我慢しないでください...(ギュッ」

 

朔夜「...ッハ!?」

 

前から朔夜を抱いた...朔夜はその行動に驚きそして数フレーム後、誤差の如き差で涙が頬をつたった...

 

朔夜「...は、ハハッ...男は...涙を流してはいけないのに...いけない...筈なのに...泣いてしまった...どうしてだろうなぁ...」

 

朔夜は涙をぬぐいヘラヘラしたような顔をする...が涙は止まらなかった...

 

朔夜「これが...母さんの暖かさなのかもなぁ...グスッ...やっぱ耐えれねぇよなぁ...これって安心の涙なのかなぁ...」

 

貴希「...そうかもね(ギュッ)...今は...誰もいないから、大声で泣いたって...いいんだよ??」

 

ライカ「...大丈夫ですか??...いつでも私が味方ですからね??」

 

朔夜「貴希ぃ...ライカぁ...ありがとうなぁ...こんなくだらないことで時間食わせてしまって...グスッ...」

 

ライカ「...大丈夫ですよ...好きでやってるんで...」

 

貴希「まぁ構わないよ...私も時近に助けられてるしな」

 

ー朔夜はここから5分...何も動けずにいた...

 

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朔夜「...もう大丈夫だ...ありがとう...気が楽になったよ」

 

朔夜は何時もの凛々しい姿とはかけ離れてはいたがそれでも平常心は取り戻していた...

 

ライカ「いえいえ...時近さんにはいろいろお世話になったので...その恩返しです」

 

貴希「...またいつでも私達が行くからな」

 

朔夜「...あぁ、でももう大丈夫だよ...あと俺の名は時近 朔夜ではない...十六夜 朔夜だ....」

 

朔夜の声の後も会話は続いたという...

 

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??「...詩音ちゃん...」

 

詩音「何??海羽ちゃん??」

 

海羽「...あれってさ...絶対私達を誘ってるよね...」

 

詩音「うん、そうだねぇ...フフッ私と海羽ちゃん以外お兄様を触れることは許されないのにねぇ...」

 

梨乃「...いいなぁ...本当にずるいよ....」

 

詩音「本当にずるいよ....なんであんなクズ共がお兄様に触れてるのかしら...」

 

海羽&詩音「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ...」

 

海羽と詩音は会話の最後に壊れたカセットテープのように同じ言葉を繰り返した...その眼を濁しながら....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやぁ私=ヤンデレ好きなのでね...束とかジャンヌとかつづりんとか(ry

本当にヤンデレ可愛いよ可愛いよ
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