颯魔「ふう...篠ノ之さんのおかけで押せてきたな...このまま押し切ればいいのだが...」
颯魔が言い切る前に...
《ドォォォォォォンッッッッッ!!》
...建物内部から爆発が起こった....
束「颯君!!」
颯魔「えぇ、このままでは終わらないそうね...もうなれたというか...なんというか...まぁ、腹をくくるしかないか...」
颯魔はこれまで張っていたルーンを一瞬緩める...そのスキを見逃すリリィ達ではなく、リリィ、そして術師は一気に颯魔に畳み掛けるもとの颯魔は不可思議な笑みを浮かべ微動だにしない...それを見た束は一瞬なにか行動しようとしたがすぐにやめた...
束「...(颯君が何もせずに死ぬはずが無い...でもどうするの??...)」
颯魔は静かに呟く...
颯魔「...有難うございます...美しい銃士さん...」
??「ふふっ、ありがとうね...これが...【不可視の銃撃】の応用編よ!!」
どこからともなく声がし、その刹那リリィの顔スレスレに一弾...そして術師の杖に二弾...的確に貫いた...それをするのは...彼女しかいない...
束「カナちゃん...どうしてここに??」
束が見る先...そこには戦闘用のコートと【平和の造り手】を手にしていたカナがいた...
カナ「どうして??...おそらく束ちゃんと一緒だと思うけど??」
リリィ「...まだまだだったか...」
??「ふふっ、颯魔ちゃん...こちらへおいで??...ここは楽園だよ??」
術師は静かに語りかける...
颯魔「...」
しかし颯魔は黙ったままだ...するとその均衡はたった一言で崩れる...
??「...御影 綾翔...」
颯魔「...黙りなさい...」
カナ「御影...綾翔??」
??「...あなたの本当の正体...いや、本名かしら??」
術師は颯魔に笑いかけた...
颯魔「...私は...御影 颯魔だわ...綾翔ではない...」
颯魔は、間を開けながらも強く言い放つ。しかし術師は続けた...
??「違いますわ...あなたは御影 綾翔...御影家何十代にも続く当主よ...そして私は...御影 藍那...あなたの...許嫁ですわ...」
術師...藍那は深くかぶったローブをとり、颯魔に近づく...
カナ「...近づかないで」
カナは強く言い放つ。そして【無情の剣斧=サークルブレイカー】を手にする...
束「...颯君の...許嫁??」
束は震え声で言う...涙が今にもこぼれ落ちそうである...
颯魔「...昔、父さんに聞きました...けどそれは断った...それがこれだよ??私はもう御影家から遠ざかった存在...独り身なんだよ」
藍那「...私は御影家が好きなのではありません...颯魔さん、あなた個人が好きなのです。」
颯魔「...そりゃあまぁ、どうも...でも私なんかより他にいい人がいますよ...キンジとかね...あと...」
颯魔は目を閉じた...他の者には分からない...
颯魔「...私は貴方みたいな素晴らしい方には割に会いません...ですよね、一宮 藍那さん...??」
藍那「...なぜ一宮の名を...!?」
颯魔「...早苗」
藍那「!?」
颯魔「そう、一宮 早苗と瓜二つなんだよ...あと一言言うならば...朔夜側にいるロボット...といえばいいかわからないけどロイドが早苗と貴方との関係を繋いだ...それが真相よ」
颯魔は見抜いていたのだ...さっきの爆発音のしたところからチラッと見えた正体を...
颯魔「朔夜も逃げきれそうだし私も退散しようかと思います...カナさん、篠ノ之さん...キンジ」
颯魔の声に三人は反応し颯魔に触れる...
颯魔「goodbye aina...」
颯魔達は刹那、消えたー
こんなもんかな...