紅髪の奇才と、藍眼の白騎士…たまに鬼神   作:天海 ヒロト

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お久しぶりです


第七十七話 救いの紫鉱石 詠唱の果てに

ー朔夜sideー

 

真由美「朔夜君!!」

 

しばらくしてとある病室に真由美が来た。それはそれは迅速で相当な速さではあったが、それでも時間が足りなかった

 

朔夜「時間がない...やむを得ん。コレを半分使ってでもやるぞ」

 

そういい朔夜は紫鉱石を取り出し右手で出血するように握りしめた

 

朔夜「魔力は全て凝縮した.....あとは解放だ...先輩!!装置に魔力を貯めさせて!!」

 

朔夜がそう指示したのは理由がありそれは

 

 

"魔力の保有には限度があるからだ"

 

朔夜は急ぐ.....もう時間がない!!

 

ー朔夜sideoutー

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー颯魔sideー

 

颯魔「...親父...それって本当か?」

 

星夜「そうだが?」

 

キンジ「...悪いが颯魔、朔夜は気付いてたぞ」

 

達也「僕達も朔夜さんに言われてましたよ」

 

颯魔「.....は?なんであいつ俺に言わなかったの?」

 

??「私が言わないでって言ったんです」

 

不意に後ろから声がする、振り返るとー

 

闇颯魔「海羽じゃねぇか」

 

颯魔「海羽?」

 

星夜と冥蘭の間に海羽がいた

 

海羽「お父さんに言われてたんですよ〜」

 

颯魔「え??なんで??」

 

驚きの余り語彙力皆無な発言をする彼に父はー

 

星夜「黙っといた方が面白いじゃん」

 

さも当然そうに言われ颯魔は

 

「何この親父.....もっと理由らしいものならあるだろ.....」

 

と、ため息混じりで言い放つ

 

闇颯魔「お前とよく似てんじゃん。良かったな」

 

颯魔「いや、おれこんな質悪くないだろ」

 

彼がそういった瞬間どこからともなく

 

????「「いや、颯魔(君)はタチ悪いでしょ」」

 

颯魔「げぇ...束達...それは酷くないっすか?」

 

カナ「当たり前のことを言っただけよ?」

 

束「颯君、私たちにしたことを思い出せば分かるよ」

 

颯魔「ウッソだろお前...」

 

.....一応言っておこう...これでも最終決戦手前なのである。

 

ー颯魔sideoutー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー朔夜sideー

 

朔夜は血が滴りながらも握るその右腕をユウキの胸の上に掲げた。

 

ー盟約に従え、我は命を援者ー

 

ー信仰の加護よ、其の御大に導きあれー

 

ー我は全てを導く善でありー

 

ー我は全ては救えぬ悪であるー

 

真由美「朔夜君!!何をしてるの!?」

 

詠唱が重なる事に朔夜の腕から血がさらに滴る

 

和人「すまない!!あいつは集中している!!意味が無いぞ!!」

 

ー然れど祖の導きに従いー

 

ー生きとし生けるもの、守れる限り守って見せようー

 

ー晩鐘の導きあるものに、少しばかりの安寧をー

 

ー導きなきものに、永劫の安らぎをー

 

ー紫鉱石よ、我に祖の導きを示せー

 

魔晄炉より朔夜の体に流れ込む魔道の量が膨大で朔夜の口から血が流れ出す

 

真由美「朔夜君!!朔夜君!!」

 

真由美が身体を揺するが彼は詠唱を止めない

 

ー剣と魔と血よ、同化し我が身に宿れー

 

ー往く末に希あれ、在りし日に栄光あれー

 

ーその命に...我は身を以て従いー

 

ーその命を...身を以て救おうー

 

ーならば、我が身に意味は要らずー

 

ーこの身体は、救済の果てに在る!!ー

 

詠唱を終えた刹那、アメジストと彼の血が同化し輝きユウキの身に入って行った...

 

 

 

 

しばらくして朔夜が唐突に自分の片方の瞳を手で塞いだ

 

和人「どうした?」

 

朔夜「詠唱に体力を相当割いたから...ISを頼った自動回復で少し補ってなんとか立っていられるようにした」

 

真由美「...嘘でしょ?」

 

和人「何があった?」

 

和人が聞いた。それに対し真由美はこう返答した

 

真由美「彼の肉体の二割が破壊され、血の一割が無くなっている...」

 

和人「何!?」

 

朔夜「...今回はその程度で済んだか...でもそれだけ削れても体が堕ちないとなると相当自動回復が凄いな...」

 

そう言うと朔夜は真由美の方を向いてー

 

朔夜「真由美さん...俺は兄を援護してきます.....終わったら、少しあなたの時間を借りますね」

 

真由美「えっ!?それって.....」

 

朔夜「それじゃぁ行ってくる。和人、ユウキの様子を見てやってくれ」

 

和人「あぁ、任せろ」

 

真由美「ちょっと!!」

 

真由美は止めても意味が無いと分かっていたがつい言ってしまった

 

朔夜「まぁ、任せとけって...行くぞ、システムオールグリーン 駆けよスターデッドReady...GO!!」

 

刹那朔夜は舞っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー朔夜sideoutー




これまで更新があまりに遅かったのですが私生活に落ち着きが生まれたのでない知恵を振り絞って頑張って投稿していきたいと思います
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