紅髪の奇才と、藍眼の白騎士…たまに鬼神   作:天海 ヒロト

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ムラが激しい人間ですね...確定です。


第七十九話 因縁 意思の交錯

ー朔夜sideー

 

朔夜「シルバー、もうそろそろだ。」

 

達也『仮にも隠してるんですからその名を呼ばないでほしいのだが...』

 

朔夜はいつもの癖でつい、そう呼んでしまった

 

朔夜「悪い悪い、気をつけるよ」

 

達也『全く反省してないですよね.....飛ばしますよ』

 

そう言われ、朔夜はー

 

「やっぱりバレたか」

 

ーこう返す他なかった

 

達也『3』

 

ーそろそろだ、俺も覚悟を決めようー

 

達也『2』

 

ーありがとう、みんなー

 

朔夜は今まで会った キンジ 理子 美咲 香澄 真姫 静刃 キリコ 咲夜 イレギュラーズのメンツ キキ ライカ ティフォン 和人 詩乃 達也が自然と頭によぎっていた...最後に朧気な昔を見た.....気がした。

 

達也『1』

 

ー父さん、母さん、兄貴、海羽...ようやく俺はー

 

ー朔夜sideoutー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

星夜『...すまない、こいつを頼むよ。』

 

弘一『.....あぁ。七草の名にかけて朔夜君は匿おう。』

 

星夜『あと一つ』

 

弘一『...なんだね。これ以上頼むことなんてあるのか?』

 

弘一...七草弘一の質問に星夜は苦笑を浮かべて答えた

 

星夜『いいや、頼みじゃないんだ。君の娘の〜...真由美ちゃんだったか?』

 

弘一『真由美がどうした?』

 

きっと不吉なことを言われる。過去の経験談で分かっていた弘一だったがー

星夜『まぁ悪い話じゃない...』

ーこの一言で毎回止められているのも事実だった。

 

星夜『真由美ちゃん、うちのマセガキに惚れてやがるぜ』

 

...そう、爆弾が落とされることも知っていながら。

 

弘一『.........は?』

 

星夜に落とされた爆弾はあまりにも唐突で大き過ぎた

 

星夜『ははは、外見てみろよ...あの二人仲良さそうに...』

 

 

真由美『朔夜くんなんて嫌いだもん!!』

 

 

弘一『.....そうは思えないんだが?』

 

星夜『まぁまぁ、もうちょっと見ていようぜ』

 

 

 

朔夜『えー...どうして?』

 

真由美『だって、私のことからかってくるもん...』

 

朔夜『からかってないよ?』

 

真由美『からかってる!!』

 

朔夜『なんて言って...?』

 

真由美『真由の.....どんな...顔...も...可愛い...って』

 

朔夜『え?真由様の顔ならどんな顔でも好きだし可愛いよ?』

 

真由美『ッ〜〜〜〜!!!!』

 

 

 

星夜『.....な?完全に奴の毒牙に蝕まれてるが?』

 

弘一『...っ...いくら君の子供とはいえ、真由美を渡すわけにはいかない。』

 

星夜『なら、どうする気だ?』

 

弘一『うむ.....真由美の執事として採用する。君の子供だ、きっと役にはたってくれるだろう。』

 

星夜『当たり前だろう?なんせ俺とメイちゃんの子供だしな。ただ、メイちゃんによく似てかかなりロマンチストなんだよなぁ...』

 

弘一『まだ、君の予言が当たるとは言っていない』

 

星夜『そうだな。でも、俺の推測はかなり当たるんだぜ?』

 

弘一『メイさん譲りの推測か...ありがたく参考にするよ。』

 

星夜『あぁ、またな。』

 

そういい星夜は七草家を出ていった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー朔夜sideー

 

朔夜「スターデッド、コードS 00!!出し惜しみは一切無しだ...一気にブーストかけるぞ!!」

 

スター『了解、行きます!!』

 

そう言うとスターデッドの機体の色と朔夜の瞳が同調するように蒼と白の綺麗なコントラストと化した

 

達也『0』

 

達也の声と同時にひとつのCADが宙を舞った

 

それを空を駆ける流星のように通っていった

 

達也『これは試作品だ。燃費は保証しないが威力と速度は保証しよう』

 

朔夜「分かった、ありがとう」

 

達也『ちなみに名前は【天眼弓 レナーテ】矢を番えるわけじゃなく、音を番えるものだ。』

 

朔夜「そうか、使ってみるよ...後」

 

達也『なんだ?』

 

朔夜「この戦いに手助けはいらない。俺たちの清算だ、俺達が始末する。」

 

達也『分かっている、さっさと行け』

 

その言葉を聞き朔夜はまた、急加速して行った

 

ー朔夜sideoutー

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー颯魔sideー

 

方舟の中を歩いていく...無装飾の外側とはうって変わり中はホテルを思わせる内装だった。更に歩みを進めていくとー

 

ーガクンー

 

ー...とうとう上昇しだした模様だ...という事はー

 

詩音「ハロー、御影 颯魔?」

 

闇颯魔「...俺もいるんだが?」

 

詩音「贋作の贋作を意識する必要はないでしょ?」

 

闇颯魔「ぐっ.....」

 

颯魔「さっさと終わらせますか...」

 

颯魔がこういったとき、不意に詩音が右手を突き出した

 

詩音「待ちなさい、朔夜様が来ましたわ」

 

上を指さすとそこにはスターデッドに乗った弓を持っている朔夜がいた。

 

朔夜「...わざわざ俺のことを様で呼ぶな...撃つぞ」

 

そういった朔夜は既に矢を番えていた

 

朔夜「ようやく思い出したよ...あん時は悪かったな。十六夜の家で世話になっていた時のことが欠落していてな...あの日の続きをしようか.....詩音」

 

言い切った刹那番えられていた矢が放たれる

 

朔夜「FABS...Fast Action Brake Shooting.....」

 

あちらの方は任せた方が良さそうだ......ならー

 

颯魔「そろそろ始めようか...終わりの始まりの戦いを....弟の尻拭いぐらいはしてやる。全力でかかってきやがれ...十六夜リリィ」

 

リリィ「油断しすぎではありませんか?」

 

背後から来た槍を後に携えていた刀でいなし言い放った。

 

闇颯魔「...俺は....藍那ちゃんとか...」

 

藍那「はい、行きますよ?」

 

既に彼女は戦闘態勢が整っていた

 

闇颯魔「やめてくれよ?俺は戦いたくは無いんだ。お茶でもしていたい気分なの...にっ!?」

 

言い切る前に斬られかけた。

 

闇颯魔「交渉決裂...まぁ、知ってたけどね...これを終えて二人でお茶するか。」

 

闇はため息混じりで呟いた。

 

朔夜「.....音を紡げ...マーティア!!」

 

朔夜がマーティアと言った時今まで弓であったものが突如として形を変えた、ブレスレットの輝きと同時に。

 

朔夜「始めよう。あの日の続きを...ようやく終わりを見いだせる...長い戦いだったけど.....そこそこ楽しかったぜ!!詩音ッ!!」

 

詩音「私も.....楽しかったです!!朔夜様ァァ!!」

 

二人はぶつかり合った。

 

 

ー俺も行こう。覚悟はもう決まっている。思えばコイツとの因縁はなかった訳では無い...むしろこの3人の中では一番濃いものだった。

 

颯魔(束と出会った時.....いじめていた、そして俺を斬りつけたのは他でもない奴だった...だから...ー)

 

颯魔「あの日のお返し...受け取りやがれ!!行け!!ラグナロク!!」

 

ー颯魔sideoutー

 

 




ようやくタイトル回収しだしてますね...
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