紅髪の奇才と、藍眼の白騎士…たまに鬼神   作:天海 ヒロト

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第九十話 アダムとイブ

ー颯魔sideー

 

星が降ってきた.....いや、星ではなくミサイルが。あれは、いやあの声は...間違えるわけない

 

颯魔「束!」

 

束「颯君!!」

 

天には織姫が如き美しさ...流星のようにミサイルを振り落とした束とヴァルキュリアがいた。

 

凛璃「あらあら、これも...因果なのかしら」

 

束「あの時は護られてたけど...今度は並んで共に戦える」

 

束を見る...すると腕が少し震えていた。

 

颯魔「...リターン。綾翔。さて、凛璃。これでようやく本当のリベンジマッチになったかな?」

 

凛璃「そうかしら...あの時は私が多数サイドだった。でも今は私は一人...因果応報なのかもね」

 

束「...あなたが何であろうと颯君を傷付けたお前を私は許さない!行くよ!ヴァルキュリア!!」

 

ヴァルキュリア『了解、発進』

 

ヴァルキュリアが前進した...完全にキルゾーンだぞ...あの範囲は...!!

 

颯魔「やめろ!束!」

 

凛璃「ははっ!甘いわね!あなたの影もぶち抜いてあげる!」

 

凛璃がキルゾーンに入ったことに気付いていない束の影を縫うように突き刺す...かのように見えた

 

凛璃「あらら?不思議ねぇ...なぜ動けてるのかしら?」

 

束「空を見て。」

 

束の言葉にふと勘づいた俺は地面を見るすると

 

影が.....ない?いや束だけじゃない俺や...凛璃も。いや、これは影がないんじゃない

 

颯魔「光が...ない...?」

 

束「どんなに強い兵装であっても無敵なものなんてないよ。影を縫うのならその影が見えない...分からなくなればいいのよ。」

 

改めて空を見上げると夜になった訳ではなく雲に太陽が被さり、かげっているのであった。仕留めるすきは有限ということか...

 

颯魔「流石だな...さて、俺も反撃といくか」

 

そう言い颯魔は束の元へ身を寄せ

 

颯魔「そう言えば、あの頃はいつだってそうだった。俺と束は...」

 

束「二人でひとつ!行っけぇ!オール・パージ!!」

 

ヴァルキュリアは束の掛け声に呼応し、機体の全ての装甲を解除するのと同時に全ての銃弾、砲撃を乱射しだした。

 

凛璃「ちっ...小賢しい...そんなもの目くらまし程度にしかならないわ!」

 

そう言い凛璃は前進し、颯魔のいる場所へ

 

凛璃「この距離じゃ、外れない!!」

 

そう言い槍を抜き——

 

凛璃「穿て!グングニル!」

 

投擲をした

 

束「颯君!」

 

煙の中にいた颯魔の姿は現れない.....

 

颯魔「地面にキスしな...ショックウェイブ!」

 

唐突にどこかから電流が現れ、凛璃の動きを阻害する。

 

凛璃「その程度で私を倒そうとでも!?」

 

凛璃が振り払う...その時煙が晴れた

 

束「颯君!?」

 

颯魔はグングニルをふわっと投げて返した

 

凛璃「どういうつもりかしら?」

 

颯魔「お互い手の内を明かしたのだ。そろそろ終幕と行こうか...」

 

颯魔は刀を収め、鞘に手を添えた。

 

凛璃「...ええ、そうしましょうか」

 

凛璃も槍を取る

 

しばしの静寂が流れる.....そして、太陽が再び見えた瞬間——

 

凛璃「この一槍で終わらせる!!穿て!!グングニルッ!!」

 

投擲された槍を颯魔は——

 

 

 

颯魔「...」

 

目を瞑り...

 

颯魔「...全ては終わりへ向かい、始まりに変わる.....御影流剣技 其の零【抜刀術=七星】」

 

身を反転させて槍を少し出した刀でいなしその勢いで——

 

颯魔「終わりだ!!ななつ星!!」

 

刀を抜くのではなく鞘ごと振るい横腹を一閃その後、五度突き。最後に——

 

颯魔「ハァァァァァァァァァアッ!!」

 

全力で頭部を突く——

 

束「外した...!?」

 

颯魔「いいや、チェックメイトだ。」

 

——凛璃がフラっとなりそのまま倒れ...る前に颯魔が受け止めた

 

颯魔「この世の始祖、ななつ星...殺しの剣では無いのさ、御影流は。」

 

束に振り返り笑顔で語り——

 

ドサッ...

 

颯魔は膝を着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

ー颯魔sideoutー

 

 

 

 

 

 




またしてもここまで投稿できない始末...悲しいかな
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