朔夜「でも?」
俺は後ろにいた真由美に問いかける。
真由美「貴方じゃ使用人はダメだわ」
朔夜「俺が...ダメだと...??」
真由美「...えぇ、ダメだわ。使用人が務まるとは思えません」
朔夜「.....」
真由美「ですから━」
真由美は俺の目の前に顔を出す.....霞む目の前...そこにいる真由美の顔が近付く...3.2.1━
——チュッ——
朔夜「.....は?」
真由美「.......ですから、私の...」
朔夜「.....私の?」
答えよう...鈍くなった思考の果てでも俺には分かった...ここから始まる言葉は...そう——
真由美「旦那さんに、なって下さいますか?」
——答えは一つ。もちろん決ってる
朔夜「.......俺には不釣り合いさ。」
使用人と主人の立場であるから有り得るのだ。真由美の顔はきっと哀しそうな顔だったであろう。
朔夜「...魔術って...知ってるか?」
真由美「.....いきなり何かしら」
朔夜「知ってるだろ。学園都市という名前は」
真由美「えぇ。学園都市、科学的観点の能力のトップが座する世界ですよね」
朔夜「あぁ、魔術とは関係ない世界.....だと思うかと。だが、そこにいる人物...その一部には科学を擁しない、後天的魔術を手にしている人がいる.....俺も、その一人だ。」
真由美は...いやこの場にいた全員は目を見開く
朔夜「...あぁそうだ。魔術とは他の能力との併用は不可能だ。」
真由美「ならなぜ魔法が...?」
朔夜「.....代替してるだけだよ。俺は、魔法を使えるわけじゃないんだよ...分かったかな?真由美が俺とは釣り合わない理由」
真由美「...わかったわ」
朔夜「そうか、なら——」
真由美「でも、私は貴方がいいの。私、こう見えても独占欲は強いのですのよ?」
朔夜「.....」
俺は二の句が告げなかった。
真由美「チェック...メイトですよね?」
朔夜「ははは.....やっぱり君には適わないな.....」
真由美「それじゃ——」
朔夜「.....お父さんに、許可をもらってからだ...な?」
真由美「.....うん!!」
真由美はどうやら帰ったようだ。
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星那「.....先の話はデタラメなのだろう?」
詩音「本当ですか!?」
朔夜「...ははっ、さっすがー。確かに使えないわけじゃないさ...だが、はるかに魔術が早いっていうだけだよ。」
そういい俺は魔法公式を展開して簡単な跳躍魔法を使用する
星那「.....君は本当に優しいな」
朔夜「なんでもないさ」
そういい俺は魔術...結標の能力をイメージ...俺は刹那学園都市へ移動した