ニセコイ 人間をやめた俺は…   作:竹ナイフ01

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お久しぶりですね!

では、レッツゴー!!


第2話

「マサ…バレ…ンテ」

 

(ん…?)

 

私は一条楽の声で目が覚めた

 

(まだ視界がぼやける…)

 

私は一条楽の肩に担がれて運ばれていた

 

(ここは… どこだ? …とりあえず、起きてないフリをしておくか…)

 

コツ、コツ、コツ

 

通路を歩いている音がする

 

(どこの通路だ…?)

 

私は軽く目を開けた

 

(緑の通路… 病院か?)

 

私は、情報を集め、自分が何処に居るのかを特定していた

 

すると、私の隣から

 

「それで…どうするんだ?」

 

と、声が聞こえてきた

 

(一条楽の声じゃない… 誰の声だ…? )

 

「どうするって… うーん、とりあえず、連れていって考えようぜ」

・ ・

「はぁ… しっかりしろよ… リーダー」

 

(リーダー… だと…? 何のリーダーだ? …バンド、とかは無いな)

 

「…そうだな、すまんな、ヒキタニ」

 

「ひきがやだ!」

 

「悪い、噛みました」

 

「わざとだろ… しかも物語ネタをやるとか…」

 

「金はあるからな、新刊やらDVDはたくさん買える」

 

「チッ! これだから金持ちは…」

 

(…この『ひきがや』と言う男は一条楽と仲が良いんだな)

 

(で、何の話をしてるんだ?)

 

冗談を言い合っている二人を見て、私はそう思った

 

…物語ネタと言う物は理解できなかったが…

 

 

 

 

 

そして、あることに気づいた

 

(…そう言えば、今気づいたが…)

 

 

 

( 何故こいつは私の胸を触っているんだ…?)

 

ふと、視線を通路から少し外すと、一条楽の手が私の胸に伸びて、胸を触っている

 

「…なあリーダー」

 

「ん?」モミモミ

 

「気絶している女性の胸を揉むのはどうかと思うぞ」

 

「いやー… 前から良い胸だなと思ってて…」モミモミ

 

(ま、前から?! つ、つまり私の事を見ていたと言う事で…)

 

「…リーダー、変態で最低だな」

 

『ひきがや』という男は笑いながら言った

 

そして、一条楽も笑いながら

 

「まあ、変態なのは否定しない」モミモミ

 

「そこは否定するところじゃないか?」

 

(私もそう思う)

 

「それに、学校じゃリア充してんだろ… 恋人も居るみたいだし? 羨ましい…」

 

(『ひきがや』には彼女居ないのか…)

 

「お前が言うのか? 彼女の名前、一色さん? だったか?」モミモミ

 

(ん? どういう事だ? 自分も彼女居るのに羨ましがるのか…? 変な奴だな… というより! こいつは何時まで私の胸を揉んでいるんだ!!)

 

「…」

 

「お前も彼女持ちなのに良く言えたもんだな」モミモミ

 

「チッ! 言わなきゃ良かった…」

 

「…お前の方から『リーダー、俺に彼女出来た、前から好きだった後輩なんだが…』って、3時間くらい彼女自慢したじゃないか」モミモミ

 

(…『ひきがや』と『一色』はバカップルなのか…)

 

「…俺はぼっちでオタクで、スクールカースト最底辺だ、美人で人気があって、生徒会長のいろはとは… 釣り合わないんだよ…」

 

『ひきがや』は暗い声で言った

 

(…『ひきがや』は『一色』のことを大切にしてるんだな)

 

「…はぁ」モミモミ

 

「なんだよ」

 

「お前がスクールカースト最底辺なのは、独り言が多いからだろ。 んで、目が腐ってるから」モミモミ

 

(目が腐ってる…? どういう意味だ? 眼球が腐り落ちているのか?)

 

「わかってるよ」

 

「でもなー、眼鏡かければ、目の腐り具合が中和されるんだよな」モミモミ

 

「えっ? マジで?」

 

「ああ、お前、顔は良いじゃん」モミモミ

 

「…まあな」

 

(認めるのか…)

 

「その目が腐ってなければ何とかなるだろ」モミモミ

 

「そうか… よし」

 

私の位置からでは『ひきがや』の顔は見えないが、手は見える

 

(なんだ…? 黒いモヤが集まって…)

 

『ひきがや』が手を広げると、そこに黒いモヤが集まり、そのモヤがどんどん形になっていく

 

(あれは… 眼鏡?)

 

そこには黒い細いフレームの眼鏡があった

 

「よし」

 

(…な、何も無いところから物を産み出した…だと…?! ど、どうなっているんだ?!)

 

「いや… お前… 眼鏡くらい買えよ…」モミモミ

 

一条楽は呆れた声で言った

 

そして『ひきがや』はキリッと言う効果音が付きそうな声で言った

 

「金がない」キリッ

 

「おk、把握… って、給料は出してるだろ…」モミモミ

 

(給料が出るのか… って、何のだ?)

 

「月に百万の給料全部貯金してんのか?!」モミモミ

 

「ああ、いろはと幸せな家庭を築くためにな」

 

(月百万の給料…だと?! 私の給料の六倍は有るじゃないか!)

 

私は同級生と思われる、『ひきがや』の給料と自分の給料を比べて泣きたくなった

 

(羨ましい! …なんか手つきがいやらしくなって来てるような… んぅ!)

 

「…ハァ…ハァ」

 

(い、息が荒くなってるぞ…! お、落ち着け私!!)

 

「…まあ、お前が良いなら良いけどさ…」モミモミ

 

(…ま、まあ、『ひきがや』の情報は集められたな… で、んっ、何時までこの通路を通るつもりだ…? あっ!)

 

鶫が目覚めてから約30分が経過していた

 

(…ふぁ! う、上手くなりすぎじゃないのか?! …あ、そんなに激しくするなぁ!!)

 

一条楽の手は激しくなっていった

 

「ぁぅ… あ」

 

「鶫エッロ…」モニュンモニュン

 

「リーダー手止めろよ」

 

「いや、揉み心地が良すぎて」ムニュンムニュン

 

「鶫さんビクンビクンしてんじゃん、声も漏れてるし… そりゃこれだけ揉んでたらそうなるんだろうけど…」

 

(こ、声が我慢出来ないぃ… も、もう止めろぉ…)

 

「よし、もう止めよう」

 

「やっと止めたか…」

 

「あ、はぁ… ふあ…」

 

(や、やっと終わったぁ…)

 

「これで数日の夜のお供は決まりだな」

 

「それよりリーダー」(最低だなコイツ…)

 

「いや分かってるよ、なぁ鶫…お前、

 

 

 

起きてるだろ?」

 

(ッ?! 何で気づいてる?!クソッ!)

 

私は右手に仕込んだナイフを一条楽の背骨へ刺した

 

「すまない… フッ!!」

 

「グッ?!」

 

私は体を反転させ、一条楽に膝蹴りを叩き込み一条楽から離れた

 

「フッ! やあ!!」

 

「ガッ!?」

 

そして、腰のホルスターから拳銃を取りだし二人に向けて構えた

 

「動くな!!」

 

だが、『ひきがや』は全く動じていなかった

 

「あーあ、リーダー、大丈夫か~?」

 

「ッ?!」

 

(な、何でこいつは一条楽が刺されたのに落ち着いているんだ?!)

 

「死んでないか?」

 

『ひきがや』は先程と変わらない声色で一条楽に喋りかける

 

「なん…とか…な… 超…痛てぇ…」

 

(喋れるのか…? 背骨を切断したはずだが… 手元が狂ったか)

 

普通ならば痛みで声も出ないはずだが…

 

(痛みに強いだけか…?)

 

「まあ、背骨切断されてっからな… それより、凄腕だな、彼女」

 

「まあ…な…」

 

「で、まだ治らねぇの?」

 

「いや… もう治った」

 

そう言って、立てないはずの一条楽は立ち上がった

 

「?!」

 

「あー痛かった」

 

(う、嘘だ… 背骨を切断したんだぞ!? 二度と腰から下が動かないはず…)

 

「クイックヒールでもかなりかかるな」

 

「まあな、さすがに背骨切断はきつかった…」

 

(ば、化物だ… 人間じゃない…)

 

「さて、鶫ももう分かったと思うが… 俺たちは人間じゃない」

 

「それなら…お前たちは何なんだ!?」

 

 

 

 

「何…か」

 

一条楽は口を三日月型に歪ませた

 

「人間を越えて、怪物になった元人間… コンジットだ」

 

一条楽は両手に煙を纏わせながら言った

 

 

「コン…ジット…?」

 

「ま、知らないのが当然だよな」

 

「逆に知ってたら俺たちが驚くけどな… なあ、リーダーそろそろ帰って良いか? 明日デートなんだ」

 

「ダメだ」

 

「チッ! …クソ野郎」

 

「…」

 

一条楽の腕から煙の弾丸が発射され、『ひきがや』の頭に直撃した

 

「うごっ?!」

 

そして、『ひきがや』は二メートル程吹き飛んだ

 

「…何すんだよ!」

 

「俺の前でリア充すんなボケェ!」

 

(な、なんて馬鹿みたいな事でケンカしてるんだ…?!)

 

「…」

 

「…」

 

二人は少し距離を取り、『ひきがや』は腕に黒いモヤを纏わせた

 

「「ぶっ殺す!!」」

 

先に動いたのは一条楽だった

 

「シッ!!」

 

先刻出した日本刀を持ち、『ひきがや』に向かって振り抜く

 

「ッ!!」

 

『ひきがや』はそれを懐から出した折り畳み式警棒で、受け流す

 

辺りに、激しい金属音と、火花が散る

 

「ウラァ!!」

 

一条楽は『ひきがや』の空いた脇腹に蹴りを入れる

 

「グウッ! …痛ってぇだろうが!!」

 

『ひきがや』は蹴りの痛みに耐え、左腕から黒いモヤの弾丸を三つ飛ばした

 

「うおっ?! ぐあっ!!」

 

一条楽は一つ目は回避出来たが、残りの二つに当たってしまった

 

「やるじゃねぇか!!比企谷ァァァ!!」

 

「んなっ?! ウガアッ!?」

 

一条楽は口から血を出しながら『ひきがや』を殴った

 

「ペッ! 中々強くなってるじゃねぇか」

 

一条楽は血を吐き出した

 

「ハァ… ハァ… ハァ… 痛ってぇ…」

 

「もう、息上がってるのか… 運動しろ、運動」

 

一条楽は、座り込んだ『ひきがや』を見下ろしながら言った

 

「ハァ…ハァ… 引きこもりには運動は辛いんだよ…!」

 

『ひきがや』は皮肉めいた口調で言った

 

「さて、比企谷、ぶっ殺すとは言ったが、あれは嘘だ」

 

「ハァ…ハァ…ハァ… 知ってるよ… でも、これで」

 

「「最後だ!!」」

 

二人は自分の武器を取りだし、一条楽は刀に煙と炎を、『ひきがや』は警棒に黒いモヤを纏わせた

 

「オオオオオ!!!」

 

「アアアアア!!!」

 

二人は同時に駆け出し、自分の手に持った武器を相手に降り下ろ

 

 

 

 

 

せなかった

 

 

「そこまでにしろ」

 

「エドワード?!」「ケンウェイさん?!」

 

空から表れた『エドワード』と言う30代と思われる白人の男は二人の手首を握り武器を止めた

 

(だ、誰だ?! 空から降ってきたぞ?!)

 

「あのなぁ… 本気でヤる馬鹿が居るか?!」

 

「「…」」

 

「誰が片付けると思ってるんだ!! ったく…いきなり 『訓練室借りるぞ』とか言って、病院の風景にしたかと思ったら女連れてくるし… 何なんだ!!」

 

「いや、これには理由があってな…」

 

「ああ?! 訓練室の壁の素材、俺が船で運んで、俺と士郎とミッシェルで取り付け、設定は和人と明日菜がやってるんだぞ!! しかも、訓練室の電気代も馬鹿にならないんだぞ!!」

 

「あの、ケンウェイさん、すいませ「『すいません』で済むか!! 最後の攻撃! あれ訓練室半壊する威力だったろうが!!」

 

「エドワード、すまん、俺が悪かっ「ああん?!!殺すぞゴルァァ!!!」なんか俺の時だけ酷くねぇ?!」

 

(こ、怖い…)

 

『エドワード』は鬼の形相で一条楽と『ひきがや』を叱った

 

「正座しろやァ!! …おいそこの女ァ!!」

 

「ハイイッ?!」

 

「テメェも正座しろやぁぁ!!」

 

「ハイイイイッ!!」

 

私達は『エドワード』に散々叱られ、訓練室とやらの時計を見ると

 

7:00

 

(も、もう朝じゃないか~!!)

 

『エドワード』からの叱りが終わり、一条楽に話を聞こうと思い、立ち上がろうとしたが、足が痺れて立てず、そのまま転けてしまった

 

(これも全て一条楽のせいだ!! …何かを忘れているような…)




…何だこれ…何だこれ!!

チキショウ!!

批判? か、かかってこいよ(ガクブル

因みに、僕ははちいろ派です(キリッ

えー、次で、メンバー、各メンバーの能力、が判明すると思うので、次回をお楽しみに!!

では、次の話までさようならノシ
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