残酷な描写
駄文等が苦手な方は
ブラウザバックをおすすめします
それでも良いと言う方は
ゆっくりしていってね!
プロローグ
俺の名前は中原 雅輝(なかはら まさき)今はテストの補習が終わり、薄暗い帰り道を通って帰宅していた
雅輝「つ、疲れた……こんなことなら、ちゃんとテスト勉強しとくんだったな……ん?」
何やら曲がり角から話し声が聞こえる
雅輝「こっちは行き止まりのはずなんだが…」
耳を澄ましてみると、複数の人間が会話しているのがわかった
だが、会話から察するに、平和な様子では無いようだ
雅輝「…いじめか何かか?………少し様子を見るか」
壁に体を付け、話し声が聞こえる方を覗いてみると
3人組の男が、怯える少年を囲むように立っていた
「おいこらくそガキ!こっちはいきなりぶつかられて肩痛めてんだよ!医者料払えや!」
少年「す、すいませんでした!!」
「謝れなんて言ってねえんだよ!さっさと金出せやごら!!」
少年「ひいっ?!」
3人組の一人が左手で少年の胸倉を掴み、睨みつけている
雅輝(ど、どうすればいい!)
少年を助けなければ!だが、どうやって助ける?相手は3人
元々人通りが少ないこの場所では、助けは望めないだろう
このまま出て行っても殺されるかもしれない
だが、このままではあの少年が危ない
雅輝(俺は、どうしたらいいんだ!)
そんなことを考えている内に、体が無意識に動いていた
少年がこちらに気づき、助けを求めてくる
少年「た、助けて!!」
「ああ?誰だてめえ?」
当然他の3人もこちらに気づき、こちらを睨んでくる
雅輝「……めろ…」
「「「あ"あ"??」」」
雅輝「やめろって……言ったんだよ!!」
雅輝は大声を上げ走り出し、そのまま3人組の1人に殴りかかった
が、
「おっと、そんなへなちょこなパンチじゃ当たらねえよ」
軽々と避けられてしまった
「パンチってのはなあ、こうやってやるんだよ!!」
ドゴッ!!
雅輝「カッハ!!」
溝に激痛が走る
あまりの痛みに耐えきれず、その場に蹲ってしまった
「オラオラ!まだ終わりじゃないぜ?」
蹲っている雅輝に、容赦なく蹴りを入れ、地面に転がした
「おい、そこにこんなもんが落ちてたぞ」
そう言い、手に握られていた物は
鉄の棒だった
「お!いいねえ!それ貸してくれよ」
「ほらよ」
「サンキュー。それと、そいつを2人で押さえつけといてくれよ」
「ちっ、仕方ねえなー」
「たく、めんどくせーなー」
そう言うと、二人がかりで雅輝を地面に押さえつけた
雅輝「ま、まさか!やめてくれ!」
鉄の棒を振りかぶり、雅輝の右腕に狙いを定め
「ちゃんと押さえてろよ?そんじゃ、一発目、行っきまーす」
勢い良く鉄の棒を振りおろした
ボキッ!!
雅輝「ぎゃあああああ!!!」
鉄の棒は、押さえつけられている雅輝の右腕にめり込んだ
右腕からは嫌な音がした
骨が折れたのだろう
雅輝の悲鳴を聞いた3人組は面白くなったのか、歓声を上げた
「おおすげえな!一発で折れたじゃん!」
「次は俺にやらせろよ。その棒を拾ってきたのは俺だぞ」
わかったよ、と言いながらもう一人に鉄の棒を手渡す
「どうせなら逃げらんねえように両足折っちまうか」
雅輝「や、やめっ
メキッ!!バキッ!!
っっっ!!!」
「あ、棒がひん曲がっちまった」
「おいおい!俺ができねえじゃねえか!」
「わりいわりい」
ギャハハハハハ!!
雅輝「あ……かは……」(くそっ!このままじゃ殺される!)
体を動かそうとするが、骨が折れているため、左手以外は全く動かない
雅輝(俺はただ、一人の人間を助けようとしただけなのに、なんでこんな目に合わなきゃならないんだ!…………俺が弱いからこうなったのか?)
?「そうだ、お前が弱いからこうなったのだ」
頭の中に、聞いたことのない声が響いた
雅輝(?!誰だ!!)
?「私の正体など今はどうでもいい、その内わかることだ。それで?お前はどうしたいのだ?」
雅輝(……俺は……あの少年を助けたい!)
?「少年を脅していたこいつらを許せないか?」
雅輝(許せない…!)
?「お前をこんな目に合わせたこいつらが許せないか??」
雅輝(許せない!)
?「殺してやりたいか??」
雅輝(殺したい!!)
?「クックックッ、良いだろう。ならば我が力を貸してやろう」
雅輝(そうだ!俺はこいつらを許さない!!
コロシテヤル!!)
「おい、こいつ動かなくなっちまったぞ?あまりの痛さに気絶しちまったか?」
「そりゃあ手足を3本も折られたら気絶すr(ドスっ)ゲハっ!!」
3人の内の一人が、急に大量の血を吐き出した
一瞬何が起こったのか、そこにいる全員が理解できなかった
雅輝を除いて
なんと両足を折られたはずの雅輝が立ち上がり、手刀で胸を貫いていたのだ
「なん……で……」
ドサッ
胸に穴を開けられた3人組の1人は、そのまま地面に崩れるように倒れた
穴の空いた胸元からは、大量の血が流れ出ていた
雅輝「オマエラ、コロシテヤル」
先程までごく普通の少年だったはずの雅輝の顔は
目が真っ赤に染まり
鋭い犬歯が剥き出しになっていて
獣のような殺気に満ちた表情をしていた
折られた右腕と両足の骨はすっかり治っていた
「な、なんだこいつ?!折れたはずの腕と足が治ってやがる!!」
「ば、化け物っ!!」
残りの二人のうちの一人が、恐怖のあまり逃げようとするが、雅輝が凄まじい速度で接近し
雅輝「シネ」
冷たくそう言うと
ゴキッ
人間とは思えない力で、首をへし折った
首が折れた死体を放り投げ、生き残った最後の一人にゆっくりと近づいていく
「わ、悪かった!!もうこんなことは二度としないかr(ぐちゃっ)」
雅輝「…………」
雅輝は3人の無惨な死体を眺めて、冷たい笑みを浮かべた
少年「あ……あああ…!」
雅輝「……はっ」
我に帰ると、自分が助けたはずの少年が、目の前の自分を見て怯えているのが見えた
雅輝「……怪我は無いか?」
小刻みに震えている少年に手を差し延べようとしたが
少年「ひいぃっ?!近寄るな!人殺しの化け物!!」
少年はそう叫び、全速力で逃げていってしまった
雅輝「…………人殺しの化け物…か…」
自分はただ助けたかっただけなのに!
助けるための力が欲しかっただけなのに!!
雅輝「どうして……こんな…」
?「助けてもらった恩人に向かって化け物だなんて………愚かな人間ね」
雅輝「?!」
声が聞こえた方を向くとそこには
両手に日傘と扇子を持ったどこか怪しげな金髪の女性が立っていた
雅輝「誰だあんた?!」
紫「私は八雲 紫。妖怪の賢者よ」
雅輝(妖怪?賢者?何を言ってるんだこの人は?)
混乱している雅輝を気にせず、紫は話を続けた
紫「貴方を私達の世界、幻想郷に招待するわ」
雅輝「………幻想郷?」
紫「貴方のその力は、この世界には大きすぎるわ。だから、幻想郷に来なさい。幻想郷は全てを受け入れるわ」
雅輝「……」(………このまま化け物と呼ばれ続けるくらいなら………どんな世界にだって行ってやる!)
雅輝「わかった。連れて行ってくれ」
紫「決心がついたようね。それじゃあ、このスキマに入りなさい」
そう言うと、紫の横に空間の裂け目ができた
中からは無数の目がこちらを見つめていた
雅輝「……さようなら、俺の生まれた世界」
そう言い残し、雅輝はスキマの中に入っていった
次回から幻想入りです!
〜キャラクター紹介です〜
中原(なかはら)雅輝(まさき)
性別 男
年齢 18歳
能力 見たもの聞いたものを操る程度の能力
名前の通り、直接見たもの、聞いたものを自由に操る事ができる能力です
ただし、自分と植物以外の生物は操れません
今のところは以上です
連載ペースとかはまだ特に決まってません
質問や感想、指摘や評価等お待ちしておりますo(_ _*)o
それではまた次回会いましょう!