超弩弩々級戦艦の非常識な鎮守府生活   作:諷詩

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おくれましたぁぁぁぁぁぁ!短い上に遅れてしまった...すみません...次から大きく動きます。


29.国際会議

ーーーーーーーーーーーーアメストリアsideーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アメストリアだ。

現在はキール近海にて待機中。官僚共は陸で会議中だし、特にやることが無い。地味に楽しみにしていた他国の艦娘ウォッチングも私が巨艦すぎるのかなんなのか警戒されていてうまく行っていないのが実情で大変残念極まりない。ほんっと残念だ。もう帰っていい?

まぁそんな訳にもいかず、悲しみを背負って三千里。暇で腐りそうなのだ。私がデカすぎてミニチュアみたいな他国の艦艇を見るのも飽きてきたし海外のパパラッチはなんか逞しくて情報統制に神経使うしもう疲れたよパトラッシュ...これもどれも私がデカすぎるのが悪い!(理不尽)いやさ、実際キロ単位の巨艦たる私達が来たせいでキール軍港は大混乱に陥ってたし、なんなら移動途中も入れるか怪しい海峡とか色々不便すぎる場面が多々あった。イギリス艦隊とかは捕捉したんだけど島が追いかけてくるホラー展開に逃げられてしまい、スパ子とかを見れなかった。悲しみが深いわ。自分、縮んでいっすか?

「リバンデヒ、暇すぎるんだが」

『えぇ...やることが無いわ〜しかもさっきから視線が凄いし...」

『姉さん、鍛錬などはしないのか?』

と言われてもなぁ...M145にサイレンサーつけて適当に艦首から砲塔に乗っけた的を撃つとかしか無いんだよなぁ...この船体デカイから取り敢えず射撃場になるエリアがすごく多い。

 

二時間後、私はだらけていた。妖精さんに警戒を任せ、第一艦橋の椅子に座っていた。

だって暇なんだもん。

''定期報告です!特に異常無し、点検も特に問題は無しです!''

「そうか...」

暇なのだ。兎に角暇なのだ。抜錨は明日だし、やることが本当に無い。

刀でも振るか?()が覚えているし。私は記憶としてある程度剣術を憶えている。

早速武器庫に転移し、大太刀を取る。

天代と刻まれたこの刀は切れ味が凄いらしい。(カイクル談)

 

ゆっくりと抜刀し、独特の構えをする。因みに私は身体を意識して動かしていない。

()が覚えている振りが自動で再生されているのだ。

振りぬくように腕を動かし、慣性を利用しそのまま斬り下ろす。そしてそこから掬い上げる様に振り抜き、回転する。そして十字切りの様に斬るとそのまま斬り下ろす。

日本刀自体、西洋の力に物言わせてぶった斬る訳ではなく、斬り落とすというのが正しい。

しっかりと整備をしていなければ、まともに斬ることさえ出来なくなる。

「ッ!?」

殺気を感じ、すぐに受ける。

金属がぶつかり合う甲高い音が響き、火花が散る。

「......カイクルか...」

「ーーーむぅ。やはり姉さんには勝て無いな」

「いや、偶然だ」

本当に偶然なのだ。次の動作が斬り上げるという動作だったため、すぐに対応できた。

本来なら、斬られていた。

しかし同じ馬力の戦艦同士。膠着状態に陥る。

一度力を抜き、バックステップで後退する。そして蹴り上げる。

しかしカイクルもそこで引っかかる程素人では無いので、身体を捻り、躱す。

すぐに間髪入れずに刀を横に降る。一文字の斬撃が浮かぶほどだが、刀は折れない。

ある意味凄い刀である。カイクルは一度斜めに蹴り上げるとそのままもう片方の足を同じ軌道で蹴り上げてくる。

回転蹴り(二重)だ。面倒だが、バク転で回避し、刀を構え、一気に加速する。

そして居合斬りの様に斬り上げる。片手でだ。もう片方の手は後ろへ回す。

そしてカイクルの刀とぶつけ、手放す。そして後ろに回していた手を正面に回し、首元で銀色に輝くサバイバルナイフを止める。

「...参りました」

「よろしい。カイクル、何故奇襲した?」

「殺気はわざと漏らしていた。あと姉さんならできるだろう」

あんたの中で私はどういう風に映っているんだ...私とて完璧超人では無いのだが...

 

 

「抜錨!機関始動!両舷微速、進路日本」

遂に、暇で暇で仕方が無かった会議とやらが終了したのだ。巨大な舵が切られ、十枚刄のスクリューから生み出される水流を曲げ、ゆっくりと巨体を動かして行く。湾を抜けてから、増速し、40ノットにて前進して行く。

フェロー諸島を無視し、アイルランドを通過し、アフリカをぐるりと回る。偶に深海棲艦は居るが、30cm連装電磁力砲や20cm連装砲で十分なレベルだ。

「リバンデヒ、アメストリア型戦艦の深海棲艦は居ないな?」

『ええ。今の所は。』

ココス諸島を通り、オーストラリアとティモール島の間を通過する。此処一帯戦没者が多いからすごい...ソロモン諸島近海に航行し、ガダルカナル島にて空砲と敬礼を捧げる。

ガダルカナル島の戦いは日本軍22493名が犠牲になり、主にアホな海兵隊の勘違いで多くの日本兵が殺される事となった。(日の丸の赤丸が見えなかった為、白旗に見え、偵察隊を送り、三名のみ帰還した為)また、ガダルカナルは餓島とも言われ、送り込まれた兵士は31404に対し、10652名が帰還し、死者は二万人強が餓死や病死だったことから付いた。

恐ろしい程の怨念の叫びが聞こえてくる。そりゃそうだ。私だってすごくイライラした。

なに勝手に勘違いして日本兵虐殺してんだよ。あとでさらにトマホークをぶち込んでおこう。

 

さて、航海は終え、水平線の彼方に太陽が沈む頃、横須賀鎮守府に到着する。同時にノイトハイルも近海に呼び戻している。官僚共は隼でさっさと降ろし、総点検を開始している。

あとは我らが鎮守府に深海棲艦の襲撃が来ないかどうかだ...あ、これフラグか?

 

 

 

 

オマケ

 

ベガルM115AX

 

種類 狙撃銃

製造国 アメストリア

設計・製造 ベガル工廠

年代 現代、又は超未来

 

仕様

 

種別 対艦ライフル・対戦車ライフル・対物ライフル・超遠距離狙撃銃

口径 12.7mm

銃身長 752mm(30インチ)

使用弾薬 .50AS弾

装弾数 ベルト給弾 (一帯40発・100発・500発)

作動方式 ショートリコイル

全長 2150mm

重量 37.8kg

有効射程 2000m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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