D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士 作:京勇樹
「今日も、義之のところに行くの?」
フェイトが曲がり角の所で、俺に聞いてきた(エリオとキャロは既に小学校に行った)
「ああ。まぁ恐らくすでに、なのはか由夢《ゆめ》ちゃん。もしくは、音姫《おとめ》さんが行ってるだろうけどな」
今言った3人は、義之《よしゆき》こと、桜内義之《さくらいよしゆき》の幼馴染だ
特に、由夢ちゃんと音姫さんは、義之とは兄妹同然に育った仲だ
そんなこんな言ってるうちに、義之の家の前に到着っと
「兄さん! いい加減に起きてください!」
という、由夢ちゃんの声が聞こえた
「おーおー。やってるね~」
俺は義之の部屋の位置の、2階の窓を見ながら呟いた
「裕也。そんな暢気に言ってていいの?」
フェイトが学校に遅刻するよ? と言ってきた。確かに少し危ういかな?
と、その時だった
「由夢ちゃん! どいて!」
と、なのはの声が聞こえた
「んぉ?」
「なのは?」
やっぱ、なのはも居たか
だけど、なんだろう。嫌な予感が……
「ちょ!? なのは先輩! それは流石にマズい!」
由夢ちゃんよ~、少ーしばかり言葉遣いが怪しいぞ~
だけど、なんだろう……
窓から、桜色の光が洩れてきて…
「全力・全開! ディバイン・バスター!」
と聞こえた次の瞬間、桜色の閃光が窓を破壊した……
「ギャーーーーーー!」
義之の悲鳴が!
「…………」
「………なのは」
俺は、呆然とすることしか出来ず
フェイトは、額に手を当てていた……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
10数分後
「なのは! お前は俺を殺す気か!」
俺達は学校に向けて、走っていた
「素直に起きない、義之くんが悪いんだよーだ」
「いやだからって、ディバイン・バスターはやり過ぎだよ。なのは…」
「起きたんだから、結果オーライ!」
「それで殺されかけたんじゃ、割りに合わんぞ?」
と言ってるうちに。俺達は、桜吹雪の舞う公園に着いた
「ここまで来れたら、もう大丈夫ですね」
着いたのは、桜公園だった
ここ、桜公園は。1年中桜が咲く初音島でも、1番多く桜の木が植えられてる場所だ
清掃業者の方達曰く
「ここがあれば、俺達は安泰だ」
らしい
何故かと言うと。桜の花びらの回収だけでも、1年中暇が無いからだ
因みに、今の季節は12月の冬である
季節感もへったくれもない
歩いていると、校門が見えたが…
「なんか、騒がしいな」
「ですね」
「だね」
なんか、学校が騒がしいのだ
「はーっはっはっは! 捕まえてごらんなさーい!」
その原因は、今わかったが
「杉並か……」
「あいつは……」
俺と義之は、頭を抱えた
杉並とは
俺達が通う風見学園に存在する非公式新聞部なる団体を率いて、いろいろなトラブルを起こして
本人曰く
「イベントを面白くしているのだ!」
という、困った奴だ
「どうする、裕也?」
「行くか。一応、俺達も非常要員とはいえ、生徒会役員なんだ」
「わかった」
俺とフェイトは、鞄を開けて、中から生徒会を示す腕章を取り出して、右腕に着けた
「じゃあ、なのは。鞄お願いね?」
「義之、頼んだ!」
俺とフェイトは鞄をそれぞれ預けると。再び、走り出した
そして、校門を越えると
「杉並ー! 待てー!」
と、軽やかに走っている男子、杉並を猛追する1人の女子生徒が居た
「まゆき先輩!」
「応援に来ました!」
まゆき先輩と言うのは、フルネームを高坂《こうさか》まゆきといい、生徒会副会長であり、風紀委員会の会長でもある女傑で、通称<生徒会長の懐刀>だ
補足だが、会長は音姫さんだ
「って、デバイス展開してるし!」
まゆき先輩もそして、杉並もデバイスを展開していた
「ちぃ! 剣使い《ソードダンサー》に心優しい閃光が来たか!」
杉並は漆黒のバリアジャケットを纏っていた。それが、彼のインテリジェントデバイスのテスタメントだ
黒い西洋鎧に、黒いマント。そして、両手にはブロードソードを持っていた
因みに、剣使いと心優しい閃光と言うのは、俺とフェイトの2つ名だ
「仕方ない。フェイト!」
フェイトは俺が促すと
「うん! バルディッシュ!」
頷き、黄色い三角形の髪留めを出して
「阿修羅《あしゅら》!」
俺は、右腕の黒い腕輪を突き出す
「「セットアップ!」」
キーワードを唱えた
<承知!>
<イエス・サー!>
俺達は光に包まれて、次の瞬間には、バリアジャェットを纏っていた(詳細は設定を参照)
俺の両手には、刀型のアームドデバイスが2本有って。フェイトは両手で、鎌を彷彿させる杖を持っている
「準備完了したら、突撃! 行くよ、エクスカリバー!」
<了解>
エクスカリバーは、まゆき先輩のインテリジェントデバイスで、待機形態は白い宝石状のネックレス(なのはの色違い)で。展開すると、両刃の大剣になる
バリアジャケットは、白を基調として、青いラインが入ったジャージとマント。そして、手甲とローラー付きの脚甲だ
「「了解!」」
俺達が突撃すると
「あかん! 裕也くんにフェイトちゃんまで来たんか!?」
特徴的な関西弁が聞こえた
「この声は……」
「はやてまで……」
気付けば、はやてこと。八神はやてが杉並の近くに居た
はやては既に、リインⅡとユニゾンした姿になっていた(なのは本編を参照)
「同志八神よ、撤退だ!」
「了解や!」
と、2人が逃走しようとした時だった
「「ウィング・ロード!」」
と聞こえて、空色と青色の帯状の道が2人の逃走ルートをふさいだ
「これは!」
「スバルにギンガさんか!」
スバルとギンガとは
姉妹で風紀委員会に所属していて、本名は、スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマと言う
2人とも既に、バリアジャケットを纏っていた(なのは本編を参照)
「裕也先輩に、フェイト先輩。おはようございます!」
スバルは相変わらず元気だな
「裕也君にフェイトさん。おはようございます!」
「「おはようございます!」」
俺達が挨拶してると
「うわぁー」
「派手にやってんなー」
「本当ですね……」
どうやら、歩いてきた義之たちが到着したようだ
と、義之たちに気付いた杉並
「むぅ! 風見学園の白い魔王が来たか!」
決して、言ってはならない言葉を言ってしまった………
「「「「「あ……」」」」」
なんだろう……なのはの方向を見れない……
「………イマナンテイッタ?」
終わった! なのはから、黒いオーラが見える!!
「総員、退避ーーーーー!!」
俺は全力で叫びながら、これまた全力で反転
杉並たちから、離れた
「スコシアタマヒヤソッカ?」
なのははそう言いながら、バリアジャケットを纏って、ある魔法の準備を始めた
「ちょ!? アタシまで巻き込みかいな!?」
はやては、なのはの魔法に気付いて、顔を青ざめた
「ちぃ! 間に合わん! フェイト、スバル、ギンガさん! 早くこっちに!」
俺は3人を呼びながら、両手の刀を腰の鞘に納めて、右手を左脇下に持っていく
「来い! 千歳の徒《ともがら》! 雷切!」
俺の右手には、帯電した刀が握られていた
「間に合え!」
俺は、雷切を地面に刺した
「五雷神君の奉勅、五雷神君の天心下り、十五雷の正法を生ず! 邪怪禁呪、悪行成す精魅、天地万物の理をもちて微塵と成す! 十五雷正法十二散、禁!!」
俺が呪文を唱え終わると、雷切から電流が迸り、俺達を囲む壁になった瞬間だった
「全力・全壊!! スターライト・ブレイカーーー!!」
なのはの最高攻撃力の一撃が、2人に対して放たれた
「「ぎゃあぁぁぁぁー!」」
杉並とはやての悲鳴が、って! 学校の校舎になのはのスターライト・ブレイカーが!!
「アイギス!」
ほっ
どうやら、学校の校舎は音姫さんが、自身のインテリジェントデバイスのアイギスと一緒に守ってくれたみたいだ
そして、閃光が収まると
校庭は死屍累々の状況で、クレーターが出来ていた
そしてクレーターの中心には、はやてだけが倒れていた
「杉並には逃げられたか………」
俺はため息を吐きながら、言った
「皆は無事か?」
俺は、後ろに居たスバルとギンガさん。そして、腕に抱いていたフェイトに聞いた
「「私達は大丈夫ですが、フェイトさんが……」」
と、スバルとギンガさんが指差してきた
俺は不審に思って、腕の中のフェイトを見た
「………………(顔真っ赤)」
フェイトは顔を真っ赤にして、固まっていた
「おわっ!? フェイト!?」
俺はフェイトを揺さぶったが、反応は返ってこなかった……
こうして、俺達の1日は始まったのだ
さて、次だ
ここからは
風見学園生徒会目安箱!!
裕「はい、始まりました! 風見学園生徒会目安箱!! 司会は俺、主人公その1防人裕也と!」
義「主人公その2、桜内義之でお送りするぜ。っつても、作者が居ないんだけどな」
作「悪い、遅れた。作者の京勇樹だ」
裕「なにしてんだよ」
義「遅かったな」
作「いやぁ、アイディアを考えてるんよ。にじふぁん以降の話の」
義「乙」
作「あんがとよ、ってことで。このコーナーの趣旨は読者の皆さんの質問や、言わせたい名セリフなどを送ってもらってそれに答えようって、コーナーだ」
裕「まぁ、初めてだから無いけどな」
作「うむ。ってことで、最初は俺の少ないライブラリから出す。ってことで、裕也」
裕「俺か」
義「頑張れよ~」
作「って、ことで。スタート!!」
裕「過去から逃げて、現在《いま》を捨てたあんたに、未来は来ない!!」
作「はい、おつかれ!」
裕「なんか、心に響くね……」
義「悲しみを経験しても、しっかり生きるって意味かね」
作「これは、小説<アスラクライン>の主人公、夏目智春が言ったセリフだな」
裕「よく言った。頑張って生きてくれ」
作「今日はここまで! さん・はい!」
「「「また次回!」」」
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