D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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アリサとすずかを追加しました


風見学園の日常と帰ってきたアイツ (12月19日編集)

翌日、月曜日

 

「くぁー、眠い」

 

裕也は、あくびをかきながら歩いていた

 

「ほら、裕也急ぐよ! 今日だって準備に生徒会の用事があるんだから」

 

フェイトは裕也を急がせるために走らせていた。

 

現在時刻7時45分

 

なぜ、こんなに早く登校しているのかと言うと

 

まず第一に、自クラスの準備が全然終わってないのが理由に挙げられる

 

さらには、生徒会では対杉並警備が強化されるからだ(本来は対非公式新聞部だが)

 

その為に、裕也たち非常要員まで駆り出されたのだ。

 

「一応エリオたちの朝食は作ったけど、マジで眠い・・・・」

 

流石に何時もより30分近い登校は眠いらしい

 

すると、前に見慣れた姿が2つ、しかも片方はある意味珍しい姿だった

 

「沢井さんと義之だ」

 

「珍しい組み合わせだな」

 

フェイトと裕也は珍しく思った

 

それは何故かと言うと、義之はどちらかと言うと遅刻寸前に滑り込みするタイプで、沢井は言わずもがな余裕で到着するタイプだからだ。

 

「あ、沢井さんが走り出した」

 

視線の先では、沢井が義之の姿を確認したら突然走り出した。

 

「多分、遅刻だと思ったんだろうな」

 

裕也が冷静に分析すると、義之も走り出していた

 

「朝から騒がしいなあいつは」

 

裕也は微笑みながら見送った

 

 

 

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

登校して裕也とフェイトは先に生徒会室に入った

 

「おはようございます」

 

「おはようございます」

 

裕也とフェイトが入ると、中にはすでに主要なメンバーが揃っていた

 

「おはよう~」

 

「はい、おはよう」

 

「おはようございますわ」

 

「おはよう」

 

「おはようございます」

 

「おはようございます!」

 

「おはようございます」

 

「おはようっす!」

 

「おはよう」

 

「おはようさん」

 

全員から挨拶された

 

すると、音姫がタイミングを見計らってホワイトボードを裏返す

 

そこには

 

<裕也くん今までありがとう!>

 

と書かれていた

 

「……はい?」

 

裕也は呆けた表情で首を傾げた

 

「あ、あのー…一体これは・・・」

 

フェイトも訳が分からないようで質問した

 

「いやほら、今まで知らなかったとはいえ、裕也はさ私達のために戦ってくれたわけでしょ? それこそ命がけで」

 

「はぁ」

 

まゆきの言葉に、裕也はあいまいな反応しか出来ない

 

「だからこその感謝なんだよ」

 

「はい」

 

「そうなんです!」

 

「あんたは落ち着きなさい」

 

「やれやれ」

 

「あはは、スバルは元気だね~」

 

 

因みに、エイミィはクロノの彼女である

 

 

閑話休題

 

 

「さてと、ここから本題だよ」

 

ホワイトボードをもう1回裏返して、まゆきは<対非公式新聞部会議!>

 

と書いた

 

「取り合えず、まゆきは今まで通り杉並君をマークで」

 

「あいよ!」

 

「エリカちゃんは慣れるために、校内を警邏でお願いね」

 

「了解しましたわ」

 

「裕也君とフェイトちゃんは、自分のクラスと警邏をお願いね」

 

「了解」

 

「わかりました」

 

と、音姫は次々に役割を分担していく

 

「最後にクロノ君は、アースラ隊を率いて遊撃でお願いね」

 

「わかった」

 

すると

 

「それでは、皆は自分のクラスに戻って準備に戻ってください!」

 

と、音姫は手を叩いて指示を出したので解散して教室に戻ったのだ

 

 

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

付属3年3組教室

 

「おーっす」

 

裕也はドアを開けながら挨拶をした

 

「あら、防人にテスタロッサさん。生徒会のほうはいいの?」

 

沢井は裕也とフェイトを見ると聞いてきた

 

「ああ、問題ない」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

裕也とフェイトは沢井の質問に返答した

 

「そう、じゃあ準備のほうお願いね。あ、防人は無理しない程度に」

 

「わかっているさ」

 

「わかった」

 

裕也は魔法を使って、材木を採寸通りに切断していき

 

フェイトは雪月花の居るほうに行って、裁縫を手伝っている

 

「裕也、お前器用だな。どうしたらそんなに上手く使えるんだ?」

 

渉は裕也が風で切断した材木を金槌を使って、カウンターの形に作り上げている

 

「まぁ、慣れだな」

 

裕也はそっけなく答えた。

 

「まぁ、防人は文字通り血の滲む修行だろうがな」

 

杉並は電話を片手に言い放つ

 

「確かにな」

 

杉並の言葉に義之が賛同した

 

と、その時だった

 

ガラッ!

 

と、ドアが一気に開いて

 

「おー、やってるねー」

 

と、まゆきが来た

 

「まゆき先輩」

 

「どうしました?」

 

すぐにフェイトと裕也が対応する

 

ま「いやなに、杉並がちゃんと居るかなーって、思ってさ」

 

まゆきは手をひらひらさせながら言い放つ

 

それを聞いた裕也は

 

「杉並ならそこに・・・・」

 

と、先ほどまで杉並が居た地点を指差したが

 

「居ない・・・・・」

 

杉並はいつの間にか消えていた

 

杉並が居ないことを確認したまゆきは

 

「おのれ~、逃げたな~」

 

と、後ろに振り向いて

 

「杉並を探すよ! 全員散開!」

 

後ろに居た生徒会役員に命令した

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

生徒会役員はまゆきの命令に従って、バラバラに走り出す

 

「じゃ、お騒がせしたね~」

 

と、まゆきはドアを閉めてから

 

『杉並、何処だーーーー!!』

 

と、走りだしたのだった

 

「相変わらず元気だなー」

 

と、裕也はドアを開けてまゆきの後ろ姿を見送りながら呟く

 

「そうだね・・・・」

 

フェイトは苦笑いしながら同意するしかなかった

 

そして、帰りのHR

 

「あー、お前達に転校生……いや、復学生を紹介する」

 

教壇の位置に立ったシグナムが、苦い表情をしながら告げた

 

「復学生……ですか?」

 

「ああ、そうだ……お前らもよく知っている奴らだよ」

 

沢井の質問に、シグナムは頷いた

 

すると

 

(裕也、構えとけ)

 

(? どういうことだ?)

 

(帰ってきたのは……アイツだ)

 

(アイツって……まさか!?)

 

裕也は思い当たる人物が居るのか、頬を引きつらせた

 

「では、入れ!」

 

と、シグナムがドアのほうを見ながら言うと、ドアが開いた

 

が………

 

「タスラム・アロー!!」

 

ドアの向こう側から、炎の矢が裕也に迫った

 

「うおわっ!?」

 

裕也はそれを、右手で掴んだ

 

「だっはっは! やるな、裕也!!」

 

笑いながら入ってきたのは、女性に見える少年だった

 

「やっぱりお前か! 蓮華!!」

 

「おうよ! 久しぶりだな!」

 

と、蓮華が笑っていると

 

「「なにをやっているか(んの)!」」

 

蓮華の頭に、シグナムとショートカットの赤混じりの金髪が特徴の少女が拳を振り下ろした

 

「痛ぇぇぇぇぇぇ!!」

 

蓮華は頭を抑えて、床を転げまわっている

 

「まずは自己紹介をせんか! いきなり魔法を撃つバカがいるか! しかも、けが人相手に!」

 

「そうよ! 戻ってきていきなり問題起こすバカなんて、初めて見たわよ!」

 

シグナムと少女が怒っていると、蓮華は頭をさすりながら立ち上がって

 

「って訳で、久しぶりだな! 橘蓮華、ただいま帰ってきたぜ!」

 

ニカと笑いながら、挨拶した

 

「はぁ……久しぶりね。アリサ・バニングス、帰ってきたわ」

 

「あははは……えっと皆、久しぶりです。月村すずかです」

 

最後に、腰まで伸ばした青紫の髪が特徴の少女。月村すずかが、苦笑いしながら挨拶した

 

すると

 

ドアが勢い良く開いて……

 

「魔法が発動する気配がしたから誰かと思えば……お前か、蓮華!」

 

そこには、額に血管を浮かび上がらせているクロノが居た

 

「あ、クロノさん。どもっす!」

 

「どうもじゃない! お前はいきなり問題を起こしてくれて! 来い! お前は特別に40枚書かせてくれる!!」

 

「ちょ!? それは勘弁してくださいよ!」

 

「やかましい! 僕だって忙しいのに、仕事を増やしやがって!!」

 

クロノは蓮華の襟を掴んで、引きずり出した

 

あまりの事態だったのか、クラスの大半はポカンとしていた

 

すると

 

「裕也、大丈夫?」

 

フェイトが裕也に近づいてきた

 

「ああ、大丈夫だ。あー、ビックリした」

 

と裕也は、右手を振りながら呟いた

 

「お前、よく掴めたな? しかも、素手で」

 

「ああ、手に凍結の冷気を集めてたからな」

 

と話していると

 

(ねぇ、裕也)

 

(なんだ?)

 

(もしかして、蓮華くんも守護者に所属してるの?)

 

念話でフェイトが裕也に質問してきた

 

(ああ、今までは教導と戦力維持の意味を兼ねてイタリア支部に行ってたんだ)

 

(そうなんだ)

 

(ああ、あいつはプチバトルマニアだけど、何気に面倒見はいいからな)

 

(なるほど……)

 

(それに、アリサとすずかは俺と蓮華が守護者に所属してるの知ってる)

 

(え!? そうなの!?)

 

(ああ、昔に俺達が助けたからな……)

 

(そうなんだ……)

 

裕也とフェイトがそう念話している横では、アリサとすずかが、なのはやはやてと話していた

 

 

 

 

そして廊下からは、蓮華の叫び声とクロノの言い合っている声が響いていた

 

 

風見学園は今日もにぎやかだった・・・・・

 

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