D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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今年もヨロシクお願いします!!


王様ゲーム! その2

「ま、マジか……」

 

「いやー、これは……予想外だね」

 

「うう……」

 

「まさか……沢井さんが義之くんが好きなんてねー」

 

現在、王様ゲーム真っ最中である

 

「あ、でも、まだわからないからね!?」

 

「あいよ、それにしても義之が静かだな」

 

裕也は義之が静かなのを不振に思い、振り向くと

 

「兄さん?」

 

「……………」

 

「うお!? 処理落ち仕掛けてやがる!!」

 

義之は目が点状態で固まっていた

 

「あー、義之くんにとっては初めての事態だからね~」

 

「仕方ない、起きろ!!」

 

裕也は何処からか大きなハリセンを取り出して、義之の頭を叩いた

 

「はっ!? 俺はいったい!!」

 

「お、起きた」

 

「これでよし、あれ? そういや、音姫先輩は?」

 

「………………」

 

「うわ! 音姫先輩まで!?」

 

「お姉ちゃん!!」

 

「あー、音姫は弟くんLoveだからねー」

 

まゆきはそう言いながら、音姫の後ろに回り込み

 

「音姫を起こすには、これが手っ取り早いのよねー」

 

と、悪い笑顔をしながら両手の人差し指をピンと立てて

 

「音姫ー起きろー!」

 

ドスッ!

 

と、音姫の脇を刺した

 

「にゃ!?」

 

音姫は、まるで猫のように叫びながら飛び上がった

 

「まゆき! 脇の下刺すの止めてって、いつも言ってるでしょ!? 脇の下弱いんだから!」

 

「音姫がフリーズするのが悪いんでしょ?」

 

「え? フリーズ? どうして、フリーズしたんだっけ?」

 

どうやら、フリーズした理由を忘れているらしい

 

「まぁ、忘れてるなら、いっか。無理に思い出す必要もないし」

 

「そうだな。それと、時間的に次が最後だ。」

 

時計を見ると、既に10時を指している

 

「うお! 俺まだ風呂入ってねー」

 

義之以外は全員パジャマである

 

「じゃあ、ちょうどいいね。せーの!」

 

「「「「「王様だーれだ!」」」」」

 

「私だね」

 

「おおう、フェイトか。結局俺は無しかよ」

 

裕也は肩を竦めながら言った

 

「うーん、それじゃあね~」

 

と、フェイトは悩み始めた

 

(裕也にお姫様抱っこしてほしいけど。そのためには、番号を当てないとね)

 

と、考えていると

 

<5番が裕也だ>

 

(へ?)

 

誰かから念話が聞こえた

 

<そして、ついでに7番が9番にお姫様抱っこも追加で>

 

「へ? へ?」

 

フェイトは視線を左右に振った

 

「どうしたフェイト? 周囲を見回したりして」

 

クロノは、いきなり周囲を見回したフェイトをいぶかしんだ

 

「う、ううん。なんでもない!」

 

フェイトは首を左右に振って否定すると

 

(言ってみようかな)

 

先ほど聞こえた念話を、信じてみることにした

 

「それじゃあ、5番が王様をお姫様だっこと、7番が9番をお姫様抱っこでペンションを1周!」

 

「俺がフェイトをお姫様抱っこか」

 

どうやら、先ほどの念話は本当だったようだ

 

「俺もか、9番は誰だ?」

 

どうやら7番は義之だったようで、9番は……

 

「わ、私………」

 

沢井の手には9番のクジ

 

「お、おう……」

 

義之は、あからさまに緊張している

 

「わーん! なんで私じゃないのーーー!」

 

音姫は涙目で、床を叩いている

 

「はいはい、これは完全に運なんだから。あきらめなさい」

 

まゆきはそう言うと立ち上がり

 

「そんじゃあ、裕也にフェイトちゃん、弟くんと沢井以外は片付けを始めようか」

 

「「「「「はーい」」」」」

 

「それじゃあ、裕也。お願いね♪」

 

「あいよ」

 

「さ、桜内もお願いね?」

 

「お、おう」

 

裕也はフェイトを、ヒョイとお姫様抱っこして、義之はギクシャクしながら沢井をお姫様抱っこした

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

「ほんじゃ、途中で会わないように時間差で出発な」

 

「おう」

 

と、話すと、裕也は先に出発した

 

「…………」

 

「…………」

 

2人の間に気まずい沈黙が訪れた

 

「あ、あのさ」

 

「お、おう。なんだ?」

 

見てて、微笑ましいのである

 

「私、重くない?」

 

「大丈夫だぞ? むしろ、軽いくらいだ」

 

「そ、そう」

 

そして、また沈黙が訪れた

 

そして、3分ほど経過すると

 

「そんじゃあ、そろそろ出発するか」

 

「そ、そうね」

 

2人も出発した

 

「ふぅ…ふぅ…」

 

現在位置は居間である

 

「結構恥ずかしいわね、これ」

 

「俺だって恥ずかしいから、お相子だ」

 

「そ、そうね」

 

 

「ここは、別に来なくてもよかったんじゃないのかしら?」

 

露天風呂である

 

「まぁ、そうなんだがな。1周って話だったしな、っと誰か入ってるな」

 

「そうみたいね……ねぇ?」

 

「なんだ?」

 

「一緒に………入る?(顔真っ赤)」

 

「ぶふっ!!」

 

沢井の一言に義之は思わず吹いた

 

「お、おまっ!!」

 

「じょ、冗談よ」

 

「頼むから、心臓に悪い冗談は止めてくれ……」

 

 

「さ、寒いんだけど……」

 

玄関付近である(外)

 

「流石に外は止めておこう、寒すぎる」

 

そして、中に入り

 

食堂

 

「大体1周したな」

 

「そうね」

 

と、その時だった

 

バツン!!

 

と、電気が消えた

 

「きゃ!?」

 

「おっと? 停電かな?」

 

すると

 

「すいませ~ん! こちらのミスでブレーカーが落ちてしまいましたー!」

 

「あ、大丈夫でーす!」

 

義之は勤めて明るく返事をした

 

そして、数秒後

 

電気が点いた

 

「お、点いたな。委員長、大丈っ!?」

 

気付くと、沢井は義之に抱きついていた

 

「あ! ご、ごめん……」

 

沢井は抱きついてることに気付いたらしく、顔を赤くしながら両腕を放した

 

「だ、大丈夫だ。まぁ、突然暗くなったら誰だって怖いだろ」

 

「ありがとう……」

 

そして、義之は沢井を当てられた部屋の前まで運んだ

 

 

 

こうして、1日目は終了したのだった

 

 

そんでもって

 

「待て! その命令はさすがにシャレにならねぇ!!」

 

「え~? なんで? 私は、全員の好きな人を言うって、命令をしただけだよ?」

 

「今、この場においては、それは爆弾以外なんでもねーんだよーーー!!」

 

「ふむ……俺は居ないな」

 

「僕は………   」

 

「え!?    くん!?」

 

「「私は……  よ!!」」

 

「あたしは………誰やろ?」

 

「あ、私は……  くんだよ?」

 

「「「「「え!? マジで!?」」」」」

 

「ちくしょーー! 俺は言えるかーーーー!!」

 

「逃がすかーーー! フレアシューター!!」

 

「アイシクルキャノン!!」

 

「ちきしょーーー!!」

 

 

こちらは、修羅場を迎えていた(笑)

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