D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士 作:京勇樹
まずは、すいませんでした!(土下座敢行)
仕事が忙しくって、書く暇がないんです!
でも、歩くような速度でも、書き続けます!!
あれから俺と委員長は、意見を出し合いながら商店街を歩いていた
やはり参考になるのがあるからか、結構練ることが出来た
そして、歩いていたら、視界の隅にある物が写った
それは
「μか」
μだった
ショーウインドウ内にはμが屹立していた
μは天枷研究所が開発・生産しているメイドロボットだ
現在、市販されているが、まだ値段が高いから俺みたいな学生で買えるわけもなく、一部の金持ちが持っているくらいだ
「なに、桜内。μに興味あるの?」
気づけば、委員長が怪訝そうな表情で俺を見ていた
「まあ、あるっちゃあるな」
「あっそ……どうでもいいけどそれ、イミテーションよ」
「え?」
委員長に言われて俺は、ショーウインドウのμを見た
確かに、よく見れば間接が固定されているマネキンだった
「よくわかったな、委員長」
「外装だけは、μの人工皮膚と似たものを使ってるけどね。これは動かないわ。ただの等身大フィギュア」
「委員長、詳しいんだな。ひょっとして、ロボット好き?」
俺は期待を込めて聞いてみた
そうすれば、天枷がロボットとバレても問題なさそうだからだ
だが、委員長の反応は
「だ、誰が……」
委員長は、そこで一瞬表情を険しくすると
「ロボットなんてものに、私が興味あるわけないでしょ?」
そう言いながら委員長は、興味無さそうに肩をすくめた
(あれ? 委員長ってもしかして………)
俺は委員長の態度に少し違和感を覚えた
なんだろう………
なんか、無理をしているような……
とその時、店の自動ドアが開き、中からメイド姿の女性が出てきた
(お? 本物のμだ)
μは店の前に立つと、チラシを配り始めた
「どうぞ、よろしくお願いいたします」
μはそう言いながら、チラシを配っている
すると
「行きましょ、桜内」
委員長が突然、早歩きで歩きだした
「お、おい」
俺は慌てて、委員長を追った
委員長は、しばらく早歩きで歩くと
「ここに入りましょ」
と、一軒の喫茶店に入った
あれ? なんか見覚えが……
俺が首をかしげている間に、委員長は中に入り
「二人です」
と、ウェイターに告げた
「なにボケっとしてるのよ。早く来なさい」
「お、おう」
俺は委員長に言われて、喫茶店の中に入った
「奥の席へどうぞ」
三つ編みにしたロングヘアーに、眼鏡を掛けた女性がそう言いながら、案内してくれた
俺と委員長は、案内された席に座った
すると、俺達の前に水の入ったコップが置かれ
「注文が決まったら、お呼びください」
と、金髪の女性が去った
待て、なんか見た事あんぞ、今の女性!
「歩きすぎて喉渇いたわね。桜内、なに飲む? 私はアイスコーヒーにしようかなー。あ、でも、この寒いのにアイスコーヒーもないか」
(なんだ? なんか、誤魔化すみたいに………)
「委員長って、ロボット嫌い?」
「え?」
委員長は軽く驚いていたが、瞳がYESと言っていた
限りなく人間に近いロボットの開発は、人類の夢のひとつに挙げられる
絶対に裏切ることもなく、信頼できるパートナーとして
だけど、前に水越先生から聞いたし、授業でも習った
技術の発展とともに精巧さを増して、人型の理想像に近づくほど、ロボットに嫉妬や脅威を感じた人が出始めた
その人達はマスコミや人権団体を扇動して、ロボットの規制や弾圧
さらには破壊事件などを起こしていた
その一方では、ロボットを擁護して、ロボットの権利を認めさせようという動きもあるそうだ
だけど、今の時代では、ロボットは社会的なバッシングの対象で、まだ偏見が大きい
そのせいで、兵器への違法改造もあるくらいだ
「そうね……正直、ロボットはあまり好きじゃないの……」
委員長は言いづらいのか、ぽつりと呟いた
「さっきのμには、いかがわしい機能もついてるって話しだし……」
それを聞いた俺は、内心頭を抱えた
委員長は『真面目なロボット嫌い』の一人らしい
これじゃあ、天枷がロボットだって言えないな………
こりゃ、この話題は避けたほうがいいな
俺と委員長は青紫のロングヘアーが特徴の人に注文を終えると、卒パのミーティングを再開した
「やっぱり、出すのは模擬店が妥当だと思うのよ」
「だな。だとすると、喫茶店辺りがいいんじゃないか? クリパのイメージを払拭するには」
「そうね、それで詰めていきましょ」
と、委員長が言った時だった
「お待たせ致しました。シュークリームセットでございます」
と、頼んだものが置かれた
………って待て
今の声は
「高町さん!?」
「なのは!?」
「ニャハハ、気づいてなかったんだ……」
驚いてる俺達に、なのはは苦笑いだ
そうか、ここ、喫茶翠屋だったか
「しかも、卒パのことだよね? お疲れ様」
「今決めといたほうが、楽だからな」
「ええ」
俺と委員長の言葉を聞いたなのはは、視線を上に上げて多少悩むと
「もし喫茶店をやるなら、翠屋が全面的に協力するよ」
と、笑顔で提案してきた
「え? いいの?」
「うん! 喫茶店の娘が居るのに、使わない手はないでしょ?」
と、委員長になのはが言うと
「そうだね。娘のなのはに、息子同然の裕也くんが居るんだ。協力するさ」
と気付けば、士郎さんが近くに居た
息子同然か……
「そういえば、士郎さんは裕也を小さい時から見てるんですよね」
「ああ、この島に来た時から知っているよ」
俺の言葉に、士郎さんは懐かしむように言った
「だから、裕也くんが楽しく学生生活を送れるなら、我が家は協力を惜しまないよ」
そう言ってる士郎さんの表情は、正しく親の顔だった
「それじゃあ、次のLHRで発表しましょうか」
委員長の言葉に、高町家は全員頷いたので
「おう」
俺に拒否する理由はない
俺達は、あいつに長年守ってもらってたんだ
あいつが普通の学生生活を送れるなら、全面的に協力するさ
だけど、俺達は気付いてなかった
あの<しゅうまつ戦争>が近づいてたなんて………