D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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サブタイと内容があってない気がする……


デート前のヤリトリ?

金曜日

 

放課後の教室

 

「ねえ、桜内」

 

「ん?」

 

卒パ関連の話しをしていたら、麻耶が頬を染めながら話しかけた

 

なお、教室内は人影は無い

 

「遊園地って……どういう服装で行けばいいの?」

 

「………はい?」

 

質問の意味が分からず、義之は首をかしげた

 

「私って遊園地初めてだから、どういう服装で行けばいいのかわからないのよ」

 

麻耶の言葉に納得したのか、義之は頷いて

 

「そんなの普段の服装で十分だよ。めかしこむ必要もないし」

 

と、言ったら

 

「制服?」

 

義之は思わずコケそうになりながらも

 

「なんでだよ! 私服だよ!」

 

机を叩きながら、言った

 

「あ、ああ。そうね………」

 

と、麻耶が頷いた瞬間

 

「なーにをしているのかな?」

 

二人の近くに杉並が現れた

 

「おわぁ!?」

 

「ひゃっ!?」

 

二人は胸元を抑えながら、飛びのいた

 

「す、杉並………」

 

「お前は、いきなり脅かすな!」

 

麻耶と義之が抗議するが、杉並は何処吹く風で

 

「ふふん。それよりも、我がクラス一位二位の頭脳の持ち主が、二人でヒソヒソと~」

 

と、鼻歌交じりで視線を麻耶と義之に向けて

 

「一体、なにを企んでいるのだ?」

 

と、問いかけた

 

「お前じゃあるまいし」

 

「なにも企んでないわよ」

 

と、二人は返答するが

 

「では、聞きなおそう! 二人で、何を計画しているのだ?」

 

ほぼ同じ内容である

 

「同じだろうが」

 

「なにも計画してません」

 

二人が否定するが、杉並は諦めず

 

「では! なにを企てているのかな~?」

 

と聞くと、麻耶が目を吊り上げて

 

「しつこい!」

 

と、麻耶は叫んだ

 

が、義之は黙って麻耶の肩に手を置いて

 

「委員長、やめとけ」

 

と、首を左右に振った

 

「桜内………」

 

義之は視線を杉並に向け

 

「杉並、詮索は無しにしようや」

 

「ほほう?」

 

「俺達の信条は『利用されたほうが悪い』だろ?」

 

義之の言葉を聞いた杉並は一瞬笑うと

 

「そうだったな。では、本題に入ろう」

 

と、二人に近づいて

 

「デートの話ならば、人が来ない場所で話したほうがいいぞ?」

 

と、囁いた

 

「ぶふっ!?」

 

「す、杉並!?」

 

義之と麻耶の二人は、杉並の言葉に動揺していた

 

が、義之は素早く立て直して

 

「何が望みだ?」

 

と、問いかけた

 

「ふふん。口止め料はバーニィちゃんのキーホルダーで十分だ」

 

因みに、バーニィちゃんというのは、さくらパークのマスコットである

 

「あそこは毎月、バージョン違いが発売されるからな。それを所望する」

 

そう言うと杉並は、身を翻して

 

「頼んだからな!!」

 

と、走り去った

 

それを、義之と麻耶は呆然と見送って

 

「………な、なんだったのかしら?」

 

「本当に、バーニィちゃんのキーホルダーが欲しいだけだったりして……」

 

ただ、二人の中で決まったことがあった

 

それは

 

絶対に、バーニィちゃんのキーホルダーは買っておこう

 

と、決めた

 

そうしないと、周囲にバラすことぐらいは平気でするのが、杉並である

 

◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

 

その頃、喫茶翠屋

 

「ありがとうございましたー! またのご来店をお待ちしてまーす!」

 

裕也はそう言いながら、頭を下げた

 

すると、そんな裕也の近くに桃子が寄ってきて

 

「裕也くん、裕也くん」

 

と、肩を叩いた

 

「はい、なんですか?」

 

「フフフ……じゃ~ん!」

 

桃子が裕也の目の前に出したのは

 

「さくらパークのペア招待チケット?」

 

裕也にとっては、見慣れない物だった

 

「そうなのよ~。商店街の福引で当たったのよ~♪」

 

と、桃子は嬉しそうに語った

 

「それで、それをどうするんですか?」

 

裕也は士郎と行くのかな? と思ったが

 

「うん? 裕也くんにあげる」

 

「…………ホワッツ?」

 

流石に予想外だったから、裕也は思わず英語で聞き返してしまった

 

「ん? だって、フェイトちゃんと付き合ってるんでしょ?」

 

「なんで、知ってるんですか?」

 

もしやと思いつつも、裕也は問いかけた

 

「ん? なのはから聞いたのよ♪」

 

桃子の言葉に、裕也は顔をなのはの方向に向けた

 

その先では、なのはが舌を出していた

 

「なーーのーーはーー!!」

 

「ごめんなさーーーーい!!」

 

そこから、裕也となのはの追いかけっこが始まった(結果は見えているが)

 

少々お待ちください………

 

「ごめんなさい」

 

裕也の視線の先では、なのはが頭を下げていた

 

「夕食時に暴露するって、お前な………晒し者かよ」

 

なのはは帰ってきた日の翌日、夕食時に暴露したそうで、高町家の全員が知っていることらしい

 

裕也は一回ため息を吐くと、視線を桃子に向けて

 

「でも、俺が貰っていいんですか? 桃子さんも士郎さんと行ったらどうです?」

 

と、問いかけた

 

「ん? 別にいいのよ。それに、息子同然の裕也くんに彼女が出来たんですもの。応援したいじゃない♪」

 

それを聞いた裕也は、一瞬固まってから

 

「それは、ありがとうございます」

 

と、頭を下げた

 

「日曜日にでも、行って来なさい」

 

そう言いながら、桃子はチケットを差し出した

 

「あ、ありがとうございます………」

 

日曜は元々、裕也は休みである

 

裕也は頭を下げながら、チケットを受け取った

 

「そろそろ、第二波が来るわよー」

 

と、桃子は腕まくりの仕草をしながら、キッチンに入っていった

 

気付けば、時刻は六時半を指していた

 

「なのは、気張るぞ」

 

「うん」

 

裕也となのはも、気合を入れた

 

翠屋のかきいれ時の時間である

 

最近は特に、大盛況である

 

理由としては

 

「いらっしゃいませ~♪」

 

この金髪女性

 

フィアッセ・クリステラの影響が大きいだろう

 

フィアッセ・クリステラは世界的に有名な歌手で、イギリスに彼女の母親が校長を勤めるCSS<クリステラ・ソング・スクール>が建っている

 

しかし、彼女は家ぐるみで昔から高町家とは懇意の間柄で、時々遊びに来ていた

 

今現在、歌手は長期休業しているらしく、療養を兼ねて高町家に来たらしい

 

そんな彼女が来ているのだ

 

集客効果は絶大である

 

こうして、喫茶翠屋は大盛況を迎えるのであった

 

 

おまけ

 

「おい、なんで俺はこんな状態になってるんだ!?」

 

逆さ吊りの蓮華

 

「ふふふ………」

 

目の前には、魔女の格好の神夜

 

「質問に答えろ!」

 

「蓮華を私のものにするためよ………」

 

「ってことは、そのデカい鍋はほれ薬かなんかか!?」

 

蓮華が指し示した先には、大きな鍋があって、紫色の煙が上がっていた

 

「その通りです……あの中に蓮華を入れれば…フフフフフフフ……」

 

「お前、ヤンでるだろ! 絶対にヤンでるだろ!?」

 

「いえいえ、私は普通ですよ?」

 

「んなわけ、あるかーーーー!!」

 

蓮華は全身を縛っていた縄を引きちぎり、脱出

 

そのまま、窓をぶち破って逃走を開始した

 

「逃がしませんよ。蓮華……」

 

神夜はデバイスを起動すると、蓮華の追跡を開始した

 

蓮華の逃走劇は三時間にも及び、アリサとすずかの二人によって、止められたらしい

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