D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

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まだ最初なので、短いです
仕事が忙しい……


それぞれのデート?

日曜日

 

場所 さくらパーク

 

沢井家で勇斗と遊んだ翌日。義之達はさくらパーク前に来ていた

 

祈りが通じたのか、天気は雲一つない快晴

 

不安の種だった雪も、技術の進捗故か、ほとんど残っていなかった

 

「さくらパークだ!」

 

勇斗は目を輝かせながら、さくらパークの入り口ゲートを見ていた

 

初めてだからだろう、かなりはしゃいでいる

 

「やだ、どうしよう……私までドキドキしてきちゃった」

 

麻耶もひさしぶりだからだろう、胸に手を当てている

 

麻耶の服装は、軽快はジーンズ姿だ

 

見慣れた制服ではないので、義之にとっては新鮮だった

 

「そんじゃ、チケットを買うか。委員長達はここで待ってろよ?」

「あ、割り勘だからね?」

 

義之がチケット売り場に向かおうとすると、麻耶が財布を取り出しながら提案した

 

が、義之は首を振って

 

「大丈夫。俺が払うから」

 

「でも……」

 

義之の言葉に、麻耶が躊躇していると

 

「実はさ、朝にさくらさんから貰った金がさ多かったんだよね」

 

回想開始

 

『それでは、いってきます』

 

『あれ? 義之くん、どこに行くの?』

 

義之は靴を履いて立ち上がると、背後に現れたさくらが首を傾げた

 

『はい。これから、さくらパークに行こうかと』

 

『え? 今日も? 昨日、行ってなかった?』

 

義之の言葉にさくらは、首をかしげたまま問いかけてきた

 

『ほら、昨日は雪だったじゃないですか。だから、今日にしたんです』

 

義之の返答にさくらは納得したのか、うなずくと

 

『なるほど、なるほど♪ それじゃあ、義之くんに今月のお小遣い♪』

 

さくらは着ていたドテラの袖の中から、封筒を取り出して義之に渡した

 

『え? でも……』

 

『ノンノン♪ 何事も遠慮が美徳とは限らないんだよ! 特に、ボクの前じゃね♪』

 

さくらの言葉に、義之は封筒を見つめて

 

『わかりました。ありがたく貰っておきます』

 

と、封筒を懐に仕舞った

 

『よきかな、よきかな♪ ではでは、いってらっしゃいませませ~♪』

 

義之はさくらに見送られながら、扉をくぐった

 

すると

 

『お土産、よろしくね~!』

 

という、さくらの声が聞こえた

 

以上、回想終了

 

そして、バスで封筒の中を確認したところ、諭吉さんが10枚くらい入っていた

 

(やれやれ、さくらさんは学生の平均的な小遣いを知ってるのかな)

 

と、義之が内心でため息を吐いてると

 

「……わかったわ。甘えさせてもらうわね」

 

と麻耶は、少しためらいがちに頷いた

 

「おう、任せろ。勇斗君、待ってろよ」

 

「うん!」

 

義之の言葉に、勇斗は嬉しそうに頷いた

 

義之はそれを確認すると、チケット売り場に向かった

 

すると、そこで

 

「あ」

 

「あ」

 

裕也と出会った

 

「裕也!」

 

「義之!」

 

二人はお互いを指差しながら、名前を呼んでいた

 

「「何でここに」」

 

と、二人が同時に聞いた時、裕也には麻耶と勇斗が、義之にはフェイトがそれぞれ視界に見えた

 

お互い、それで状況を察して

 

「裕也はデートか」

 

「そういう義之もだろ」

 

そこまで言うと二人は、ため息を吐いて

 

「見なかったことにしようか」

 

「そうだな」

 

お互いに、忘れることにした

 

その後、裕也が先にチケットを購入して二人で入場した

 

そして

 

「お待たせ」

 

義之もチケットを人数分購入して、麻耶と勇斗に渡して入場した

 

「そんじゃあ、どこから行くか」

 

「ジェットコースターから乗りたい!」

 

義之たちは行動を開始した

 

こうして、二組のデートは始まったのである

 

 

オマケ

 

「あ、ありのまま起こったことを言うぜ!? 俺は昨日、寝巻きで普通に寝ていたはずなのに、起きたら私服に着替えていて、さくらパークに居た! 手品なんてチャッちいものじゃねぇ! もっと恐ろしいモノの片鱗を味わったぜ!!」

 

<それは魔法ですからね>

 

「メタ発言すんじゃねーよ、グランヴェル!」

 

「さーて! 今日はあたしとデートよ! 光栄に思いなさい!」

 

「っつか、俺は許容してねぇよ! そもそも、どうやって転移した!? アリサ! お前、転移魔法は使えねぇだろ!」

 

「ん? ルーちゃんに頼んだのよ」

 

「ルーテシアァァァァァ!! グランヴェル! なんで教えなかった!? お前なら気付けるだろ!」

 

<直前にアリサ様から連絡がありまして、蓮華には教えないようにと>

 

「お前は俺のデバイスだろうが! なんでアリサの指示に従ってんだよ!!」

 

<…………ああ、そういえばそうでした>

 

「デバイスに主扱いされない俺って…………」

 

「はいはい、そんな所で両手を突いてないで、とっとと行くわよ!」

 

「俺の休日がぁ! RG○ガン○ムを作ろうと思ってたのにぃぃぃぃぃぃ!!」

 

<我が主がすまんな。何度も嗜めたのだが、聞き入れてくれなくてな>

 

<いえいえ、こんな蓮華は見てると楽しいので、OKですよ>

 

<君もなかなか、いい性格だな>

 

<いえいえ、それほどでも>

 

訂正、三組であった

 

そのころ、橘家

 

「あの小娘ーーー!!」

 

蓮華の部屋に侵入した神夜が、怨嗟の雄たけびを上げていた

 

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