D・CⅡなのはstriker's漆黒と桜花の剣士   作:京勇樹

97 / 109
短い…………
筆が進まない…………


突入

義之と美夏、なのはとヴィータの二組はゆりかごに近づくと、突入口を探していた

 

「くそっ! まるでハリネズミだぞ!」

 

「ぼやくな桜内、何としても取り付くぞ!」

 

義之が悪態を吐くと、美夏が咎めた

 

すると、隣になのはとヴィータが止まって

 

「ヴィータちゃん!」

 

「おうよ!」

 

とタイミングを合わせて、魔法の準備を始めた

 

「ディバイーン……バスター!」

 

「コメット……フリーゲン!」

 

二が放った魔法はまっすぐにゆりかごへと向かい、壁面に直撃した

 

煙が晴れると、そこには穴が空いていた

 

「よっしゃ!! 二人とも、ナイス!」

「行くぞ!」

 

それを見た義之と美夏は歓声を上げると、弾幕をくぐり抜けて穴から内部に突入した

 

中は不気味なほど静かだったが、中に入った直後、二人が展開していた飛行魔法は一瞬だが、その機能を失った

 

しかし二人は慌てず、すぐに飛行魔法の出力を上げて対応

 

そして、すぐに原因を察した

 

「AMFか!!」

 

「かなり高濃度だな!!」

 

二人に遅れて数秒後、なのはとヴィータも突入してきた

 

なのはとヴィータの二人も、同じようにAMFの妨害を受けたが慌てずに対処した

 

そして、義之と美夏の二人と近い場所に着地した

 

そして、互いに無事を確認すると

 

「AMF濃度が高いな……」

 

「うん……魔力の消耗が激しい……そっちは?」

 

「美夏達は大丈夫だ……防人達が最前線で戦ってくれたから、魔力は十分だ……そっちはどうだ?」

 

美夏が問い掛けると、なのはとヴィータは自信満々な様子で頷いて

 

「大丈夫! 魔力なら、まだまだ残ってるから!」

 

「あたしもだ!」

 

と返した

 

それを聞いて、義之達が頷いたタイミングで

 

『皆、聞こえる!?』

 

と通信ウィンドウが開いて、ユーノの姿が映った

 

『今、ゆりかごの内部資料を見つけ出した! そっちに送るね!』

 

と言うと、新しくウィンドウが開いてマップが表示された

 

そのマップを見て、4人は息を呑んだ

 

ヴィヴィオが居ると思われる聖王の間

 

ゆりかごの動力源たる動力炉

 

麻耶が居るらしい管制スペース

 

それらが、全てバラバラの位置だったのだ

 

そして今4人が居るのは、ちょうどその中間地点

 

導ける答えは一つだけだった

 

「俺と天枷が管制スペースに行く」

 

「じゃあ、あたしは動力炉だな」

 

「私は聖王の間に」

 

4人は手早くそう言うと、頷きあってから行動を始めた

 

義之と美夏は最下層へ

 

ヴィータは中層最後尾の動力炉へ

 

なのはは最上層の聖王の間へと

 

4人は散開すると、脇目も振らずに行動を開始した

 

不安じゃないと言えば嘘になる

 

だがこの4人ならば、絶対に成し遂げる

 

どんな困難だろうと、それを乗り越えて無事に脱出出来る

 

4人にはなぜか、そういった確信があった

 

なぜかは分からない

 

だが、確信していた

 

だから4人は、目的地目掛けて一目散に動いた

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。