遊戯王GX 転生者が精霊達と過ごす学園生活   作:星無

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※前回のサイコ・ショッカーから少し時は流れて
休み明けです


第十三話 ナンパとはなんだ、それはいつ発動する

サイコ・ショッカー事件から特に事件などはなく

平凡に冬休みは過ぎて行った

十代や丸藤君は宿題が終わらなくなったと

ほとんどの生徒が寮に戻ってきた後、

私に泣きついて来た、だからあれだけ早く終わらせてから

デュエルしよう?って言ったのに…

結局デュエル三昧してるから…

 

冬休みが明けて、私は再び大量のデュエルの申し込みが来るようになった

なんでも休み前にデュエルした3人組が俺らが勝てなかったのにお前らが勝てるわけ

ねえだろと意味不明の吹聴を繰り返し

黄昏の姫の名を無駄に大きくしてしまったらしい…

何してくれてんのよ!

 

そんなこんなで、今は体育の授業中

男子と女子の全寮合同テニスだ、

…テニスとかは得意じゃない…転生前の身長ならいざしらず…

今の私はかなりちっちゃいから…

ボールまでラケットが届かないことが多すぎる…

むう…とむくれていると十代が打ったボールが明日香さんや私の

居る方向に向かって飛んできた…

 

「ネフィ」

 

『はいマスター』

 

ネフィがボールを糸で絡め取り私の目の前でピタッと止まって下に落ちる

すると…

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

なんか知らない人が走ってきてボールが飛んでくる弾道予測に

思いっきりラケットを振った

しかし、もうボールは下に落ちている

 

スカッ!

 

「あれ!?」

 

フルスイングしたラケットはそのまますっぽ抜けてクロノス先生に…

あ、顔面にラケットめり込んだ…大丈夫かな…

 

「わあああ!クロノス先生が倒れた!」「おい!誰か担架持ってこい!」

「クロノス先生!?大丈夫ですか?意識はしっかりしてますか!?」

 

大騒ぎが起きているのを尻目に、ラケットすっぽ抜いた

人がこちらを見ていた

 

「明日香さーんお怪我はありませんでしたか?」

 

明日香さんの元にジュンコがやってくる

 

「聖様ぁ!大丈夫でしたの?お怪我は?わたくしの熱い抱擁で

 

治ってくださいまし!」

 

ももえが抱き着いてくる…止めて…

 

「や、やあ君たち、怪我は無かったかい?」

 

…すっぽ抜けたの見たの私だけじゃないはずだけどこの人

よくこんなぬけぬけと話しかけてこれるわね…

歯をキラリンとかやってるけど…かっこついてない…

 

「え、ええ…助けていただいてありがとうございました…」

 

明日香さん大人の対応だなぁ…すごい空気読んでる…

 

『マスター…この男…なんか不純なこと考えてますよ…明日香さん

 

の胸元見て…』

 

うわぁ…最低…

とゴミを見るような目でその男の人を見つめていると

 

「ん…君達はオベリスクの女王、天上院明日香くんに…

 

ラーイエローの黄昏の姫、中務聖くんじゃないか!

 

いやあ君達みたいな美人さんを助けれたと思うと鼻が高いよ…

 

おっと…ちょっとキザだったかな?」

 

…あくまで助けた体で話をすすめるのね…

そのまま、ハハ青春青春とか言ってどこかへ行ってしまった

 

 

 

放課後…トメさんの元で買い物をしていると

丸藤君が大変だ大変だ大変だ!と走ってきた

 

「どうしたの?丸藤君?」

 

「あ!アネゴも一緒に来てくださいッス!アニキがクロノス先生の

 

怒りを買ってテニス部でしごかれてるらしいんス!」

 

丸藤君に手を引っ張られる、えー…ラケット顔面に叩きつけたの

あのキザ君じゃん…

 

「あ!トメさんこれお金ね!」

 

「はーい毎度あり~また来てね聖ちゃん」

 

そのまま買い物袋を持ったまま、丸藤君に引っ張られていく

 

………

 

……

 

デュエルアカデミアテニスコート

 

「ははは!どうだ十代君!燃えて来ただろう!青春青春!」

 

「あの部長…さわやか熱血っぽいけど少し芝居がかってる…」

 

「ていうか…意味不明なんだけど…」

 

「あ!聖様もいらっしゃったのですね!聖さま~ん」

 

抱き着いてくるももえを軽く躱す

体育の時みたいに不意打ちじゃなければ避けられる

…慣れてきている自分が少し怖い…

 

「48!」「49!」「50!」

 

打ち終わったところで十代が倒れる…

と転がったボールを拾い上げ、明日香さんが十代に近寄っていく

…キザ君を無視して素通りして

 

「明日香くん!いやー嬉しいなぁ僕に会いに来てくれ…」

 

スッ

 

「ねえ、ちょっと話があるの…大徳寺先生から聞いたんだけど、万丈目君を

 

見かけたって人が居たらしいの」

 

「明日香さんそれ本当ですか?」

 

私も十代に駆け寄って明日香さんの話を聞く

万丈目君には多少申し訳ないと思ってるところがある

いくら気が立っていたからとはいえお前、弱いだろなんて言ってしまったから

 

『マスター…マスターが気に病む必要は無いと思いますが…』

 

前も言ったけど私はそれじゃ収まりつかないの!

 

「離れたまえ!明日香くん!聖くん!」

 

なんかキザ君がこっちに向かってくる…

 

「あまりこういうことは言いたくはないが…明日香くん、オベリスクの妖精のような

 

君と、聖くん…ラーのお姫様のような君に…

 

オシリスレッドの十代君は似合わない!」

 

…は?何言ってるのかしら…このキザ君

 

「君たちの様な女性には、この僕こそがふさわしい!さあ!早く

 

十代君から離れたまえ!」

 

「お、おいアンタ何か勘違いしてないか?俺と聖は同じ寮生で友達だけど

 

俺と明日香は別に…」

 

「この期に及んで言い訳とは見苦しいぞ十代君!フ…2人を呼び捨てか…

 

そこまで深い関係だったとは…十代君、デュエルだ」

 

「人の話を聞け」

 

「君もデュエリストなら正々堂々、デュエルで決着を付けよう

 

ズバリ…勝った方がその2人を手に入れることが出来る!」

 

むっ…私達女性を物扱い?

 

「なんだかよくわかんねーけど!売られたデュエルは買うのが漢だぜ!」

 

「待った十代君」

 

「なんだよ聖」

 

「このデュエル私が受けるわ」

 

「聖ちゃん!?」「アネゴ!?」

 

「私が負けたら、そうね1週間私のこと…好きにしていいわよ

 

私が勝ったら…そうね、二度と明日香さんと私に話しかけないこと…

 

それでどう?」

 

『お姉ちゃん…そんな身売りみたいなことしなくても…』

 

『そうですよマスター…1週間マスターを好きにうへ…うぇへへへへ…』

 

ネフィ…よだれ吹きなさい…大丈夫、負ける気毛頭ないから

 

「へえ…面白い条件でデュエル申し込んでくるじゃないか!

 

よしわかった!このテニス部部長、綾小路ミツルそのデュエル受けて立つ!」

 

『マスター…この男マスターにも手を出そうとしてたみたいです…

 

明日香さんよりちょっとちんちくりんだけど、可愛いからよしとしよう…って

 

心の中で思ってますね…』

 

カチーン…ちんちくりん?…確かに私はちっちゃいけどちんちくりん?

そこまで言わなくても…あ言ってないか…思ってるだけか…

許さないけど…

 

「さあ、勝負だ黄昏の姫、中務聖くん!君を必ず僕の物にしてみせる!」

 

完全に物って言ったわね…このミツルとかいうキザ君…

 

「「デュエル!」」

 

ジュンコやももえの話では、この人カイザーに引けをとらない実力者らしいけど…

 

『なんか間抜けそうだよね…あの人…』

 

幽鬼…的を得ているわね…たしかに間抜けそう…

と、なんか歯をキラリーンとか光らせて私に微笑んできた

うー…さぶいぼさぶいぼ…

今回のデッキはあれだけど…大丈夫かしら…

 

「僕のターン!ドロー!」

 

あ、先攻取られた、まあいいか

 

「先手必勝!魔法発動!サービスエースだ!このカードはね

 

僕が選んだカードを君が当てるギャンブルカードさ

 

魔法か、罠か、はたまたモンスターか当てればOK、でももし間違えれば

 

君に1500ポイントのダメージが…」

 

「魔法で」

 

「即答だね…残念モンスターカード!メガ・サンダーボール、

 

このカードを除外して君に1500ポイントのダメージだ!サービスエース!」

 

あー外しちゃったか…それにしてもメガ・サンダーボール…?

なんであのバニラカード入れてんのよ…

ま、ダメージは受けてあげないけどね…

 

「私は手札のEm(エンタメイジ)フレイム・イーターの効果発動!

 

自分が効果ダメージを受ける時、手札からこのモンスターを特殊召喚し

 

その効果ダメージを0にする」

 

Emフレイム・イーター 攻1200/守1600 守備

 

私の場に爆弾に顔を付けて三角帽子とマントを付けた

可愛らしいモンスターが現れサービスエースから出たエネルギー波を

もぐもぐと食べて無効にしてしまう

 

「何!?僕のサービスエースが!」

 

「そして、このカードが召喚、特殊召喚に成功した場合、

 

互いのプレイヤーは500ポイントのダメージを受ける」

 

フレイム・イーターから火の粉が出て私たちに振りかかる

 

聖 LP4000→3500 

 

ミツル LP4000→3500

 

「くっ…僕の1500のダメージを500に抑えただけではなく僕にまでダメージを…

 

僕はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

ミツル LP3500 手札2枚

 

「私のターン、ドロー!私は手札から、Emダメージ・ジャグラーを召喚!」

 

私の場に右目に星の形をした飾りを付け、?と書かれたボールで

ジャグリングをしているピエロが現れる

 

Emダメージ・ジャグラー 攻1500/守1000 攻撃

 

「私は、レベル4のフレイム・イーターとダメージ・ジャグラーで

 

オーバーレイ!」

 

「オーバーレイ…噂で聞いたレベルを持たないモンスターだね…」

 

「2体の魔法使い族モンスターでオーバーレイネットワークを構築!

 

ショー マスト ゴー オン!天空の奇術師よ 華やかに舞台を駆け巡れ!

 

エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!Emトラピーズ・マジシャン!」

 

Emトラピーズ・マジシャン 攻2500/守2000 攻撃

 

私の場に、楽しげな笑い声をあげながら空中ブランコに捕まった奇術師が現れる

 

「これが君のモンスターか!なんて楽しそうなモンスターだ、可愛らしい君らしいね!」

 

また、歯がキラーンと光る、毎回やるの…?それ…

 

『あの…マスター…?あの男本格的に○○して▼▼しても…』

 

駄目、騒ぎになる…

ネフィはちょっとだけしょぼんとする

 

「私は、Emトラピーズ・マジシャンでダイレクトアタック!」

 

「フ、甘いね!リバースカードオープン!罠カード、レシーブエース!

 

コストとしてデッキからカードを3枚墓地へ送り

 

ダイレクトアタックを無効にし相手に1000ポイントのダメージを与える!」

 

トラピーズ・マジシャンは攻撃を止めてしまい

レシーブエースからテニスボールの様なエネルギー波

が飛んでくる

 

「トラピーズ・マジシャンの効果、このモンスターが存在する限り、

 

このカードの攻撃力以下の効果、及び戦闘ダメージを私は受けない」

 

エネルギー波は紙ふぶきに変わりひらひらと落ちる

 

「な!それじゃあ僕は、君に2500以下のダメージを与えられないのか!?」

 

「そうね、トラピーズ・マジシャンが居る限り、だけどね

 

私は、カードを1枚伏せてターンエンド」

 

聖 LP3500 手札3枚

 

「くそう…効果ダメージが与えられないなんて…!」

 

やっぱりデッキのほとんどのカードをバーンで構築したデッキだったようね…

だったら私のこのEmデッキは相性が最悪、効果ダメージをメタしたカードが

多いために一方的になぶり殺しを受けるはめになる

 

「僕のターン!ドロー…僕は、伝説のビッグサーバーを守備表示で召喚…

 

ターンエンドだ…」

 

伝説のビッグサーバー 攻 300/守1000 守備

 

ミツル LP3500 手札2枚

 

「…折れたわね、私のターン、ドロー、Emダメージ・ジャグラーを召喚」

 

Emダメージ・ジャグラー 攻1500/守1000 攻撃

 

「私はトラピーズ・マジシャンの効果発動、オーバーレイユニットを1つ使い

 

このカード以外の表側表示モンスター1体を選択し、そのモンスターの2回の攻撃

 

を可能にする!私はダメージ・ジャグラーを選択」

 

トラピーズ・マジシャンがキラキラと光る粒子をダメージ・ジャグラーに

振りかける

 

「わあ…」

 

「綺麗…」

 

明日香さん達女性陣が歓喜の声をあげる、十代達は…よくわかってないようだ…

 

「バトル!まずはダメージ・ジャグラーで伝説のビッグサーバーを攻撃!」

 

ダメージ・ジャグラーが手に持っていた、?マークが付いた

ボールをビッグサーバーに投げる、ビッグサーバーはそれを打ち返そうと

構えるが脳天にボールは直撃し、破壊される

 

「続けてトラピーズ・マジシャンでダイレクトアタック!」

 

トラピーズ・マジシャンは空中ブランコで大きく前後に揺れたあと

飛び、キザ君に空中から蹴りを繰り出す

ライダーキーーーーーーッ…

 

『お姉ちゃんそれ以上いけない』

 

ちぇっ…いいじゃない少しはっちゃけても…

 

ミツル LP3500→1000

 

「そしてトラピーズ・マジシャンの効果で2回攻撃出来る、ダメージ・ジャグラー

 

で攻撃!」

 

ミツル LP1000→-500

 

「やったー!アネゴが勝ったッス!」

 

「じゃ、約束どうり、貴方は私達に二度と話しかけないでね…」

 

「う…」

 

「う…?」

 

「うぐぐ…この僕が負けた!?うわあああああああああん、うわああああああん!」

 

急に泣きじゃくり、キザ君は走ってどこかへ行ってしまう

 

「えー…えー…」

 

『…なんか弱かったですね…マスター…あれ本当にカイザーさんと

 

並ぶ実力者なんですか…?』

 

多分…根も葉も無い噂だったんじゃない…?

 

「聖さまああああああん!流石ですわ!ミツルさんに勝ってしまわれるなんて」

 

サッ ガッ、ズザー

 

「ああん避けないでくださいまし!でも…避けられて地面に激突しても

 

聖様相手なら興奮いたしますわぁ~ん」

 

…もう帰ろう…なんか頭痛くなってきた…晩御飯の準備もあるし…

 

 

…………

 

……

 

 

レッド寮

調理場

 

今日の晩御飯の鯖の味噌煮はこれでいいわね

後は、お味噌汁にお豆腐とわかめ入れれば晩御飯は出来るわね

 

「………あああん………らいだああああ!」

 

なんか声が聞こえた、外からね、火を止めて

ガスの元栓を閉めてっと…

…何かしら…

 

見ると夕日に向かってさっきのテニス部長のキザ君が太陽に向かって

泣きながら吠えていた

 

「うわああああああん!デュエルなんて大っ嫌いだあああああ!」

 

…スポ魂漫画かしら…ていうかここデュエルアカデミアなんだけど…

何本末転倒な事いってるのかしらこの人…

ていうか大声で五月蠅い…なんでオシリスレッドの近くの崖でやるのよ…

 

「ちょっと貴方…名前なんだっけ…えーっととりあえずテニス部長さん?」

 

「ううぐすん…き、君は…中務聖くん…話しかけるなって言ったじゃないか…」

 

「いいからちょっと来なさい」

 

私はキザ君の手を引っ張り食堂まで連れてきて座らせる

 

「え…なんでこんなところに連れてきて…」

 

「今日はオシリスレッドでご飯食べていきなさい、今日は鯖の味噌煮だから」

 

「えっ!?君の手料理を食べてもいいのかい!?」

 

「ただいま~ッス」

 

食堂のガラス戸を開けて丸藤君と十代が入って来た

 

「あ~テニス部のしごきで腹減った~聖~今日の飯なん…ってうお!?

 

アンタなんでこんなところに居るんだ!?」

 

「外でなんか絶叫してたから私が連れてきた、今日は鯖の味噌煮よ

 

あと貴方」

 

「えっ…な、何だい?」

 

「貴方に話しかけるなって言ったのはナンパ目的で話しかけてくるなって

 

ことだから、別に口聞くなって意味じゃないわよ」

 

「聖くん…」

 

『もう…マスターったら優しいんですから♪流石は私の愛するマスター♪』

 

ネフィ、抱き着いて頭なでなでしないで

十代には見えてるから、恥ずかしいから…

 

結局その日はキザ君に晩御飯を食べさせてからブルー寮に返した

…鯖の味噌煮を食べている生徒の中にももえが居て

キザ君が帰った後もしばらく私の部屋を遠くから見ていたような気がするが

きっと気のせいだ

考えないようにしよう…考えたらきっと良くないことが起きる…

 

『聖も大変だな、ところでストーカーってどんな効果?』

 

ミストラル…カード効果じゃないって…

 

 




後書き
テニス部長から明日香さんと共にナンパを受けた
聖ちゃんでした
前回の挿絵の感想で身長などの情報が欲しいと言ってくださる方が
いらっしゃったので大体の体型プロフィール的なものを乗せたいと思います

中務聖
身長、初登場時初期の早乙女レイ程度
小学5年生レベルの身長
おっぱい、絶☆壁

アルティマヤ・ツィオルキン マヤ
身長、明日香より大きい、大徳寺先生と同じくらい
長身
おっぱい、でかい明日香さんや十六夜アキさんよりでかい
ぼよんぼよん

No.96 ブラック・ミスト ミストラル
身長、聖より拳2つ3つくらい低い
おっぱい、絶☆壁
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