幼馴染のダメな人   作:ルチアたんマジ天使

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ようやくテストがひと段落しました。




こいつやべぇ!!ハマる!!

前回の解説

 

 

 

           泣くときは泣くんだよ

 

 

 

「人生は~♪どん底落ちて~気づくんだ~♪その意味を~♪」

 

何故か最近、瀕死レベルの攻撃を受け過ぎな気がしてきたので、

本日は久々の休暇を取ることにした。

 

とは言ってもすでに昼頃なので俺は昼飯調達のために、自作の歌を歌いながら

自宅近くのスーパーマーケットに向かっていた。

 

「う~ん。作るのもめんどいし、適当に弁当でも買っていこうかな。」

 

俺はお手頃な弁当を買い、ついでに晩飯の調達もしていこうと思い、

スーパーに向かうために必須な人通りが少ない角の道を曲がると

 

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

 

「な、泣くなよ・・・大丈夫だからな、なっ?」

 

道の真ん中で大声で泣いている幼稚園ぐらいの子供と

 

「・・・・・・・・・・・・スバル?」

 

何故か私服に身を包み、赤い髪をしたスバルがいた。

 

「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

「うぅ、泣かないでくれよぉ。どうすりゃいいんだよ」

 

「なんでこの子泣いてるんだ?そして何故お前も泣きそうになってるんだ?」

 

「なんか一緒にいた母親がいなくなって道に迷ったらしいんだよ。

 あたしはどう対処すればいいのかわからなくて泣きそうだ」

 

「なるほどなるほど。」

 

「・・・・・・・・・・・・というか、お前誰だ」

 

「お前こそこんなところで何やってんだスバル。訓練はどうしたよ。

それにそんな髪の毛赤く染めやがって。不良気取りか。乳首つねるぞ。」

 

「人違いだ。あたしはスバルとかいう奴なんかじゃねぇ」

 

「そんなわけ・・・・・・・本当だ。スバルより胸が2cm大きいな」

 

「どこ見てんだテメェ!?ぶっ飛ばすぞ!!」

 

胸を隠すようにして暴言を吐いてくるスバルそっくりの少女。

 

声とかもそっくりだぞコイツ。言葉遣いがまったく違うし。

 

「ママぁぁぁァァぁぁァぁぁぁあ!!!」

 

「あぁ、また泣き始めちまった・・・・」

 

また少女が大声で泣き出す。赤毛はそれを見てうんざりと肩を落とす。

 

ふむ・・・・・・・・・?

 

「親探すの手伝おうか?」

 

「・・・・・いいのか!?」

 

 希望を見つけたかのように赤毛はいい笑顔になった。可愛いなコイツ。

 

「まぁ暇だしな。手伝うさ。ほら行くぞ。」

 

「あんがとよ!!よかったなチビ!!この兄ちゃんが探してくれるってよ!!」

 

「・・・・ホント?」

 

「おう。嬢ちゃん、名前は?」

 

「・・・・ミウ」

 

ミウか。将来は美少女確定だな。俺の直感がそう告げている。

 

「よしミウ。俺たちと一緒にお母さん探そうな。肩車してやろう!!」

 

「・・・うん!!わ~い!!」

 

俺はミウを背負うと赤毛のほうに目を向ける。

 

「・・・・・?・・・なんだよ?」

 

「名前」

 

「は?」

 

「名前だよ名前。お前の名前だ。無いのか?」

 

「・・・・・無いの?」

 

俺と俺に肩車されているミウが赤毛に悲しげな目を向ける。

 

「失礼なこと言うな!!チビが信じちまうだろうが!!」

 

ミウにまで言われたから顔を若干赤くして赤毛は抗議の声を上げた。

 

なんだあるのかよ。だったら

 

「教えろ。俺の名前は神代優斗。お前は?」

 

「・・・・・・・・・ノーヴェだ」

 

「よっし。俺のことは好きに呼んでくれ。んじゃミウの親探し開始~」

 

 

 

 

 

結果的に言えば、ミウの母親はすぐに見つかった。

 

「ミウ!!」

 

「ママぁぁぁぁぁ!!」

 

泣きじゃくりながらミウは見つけた母親のところに向かって走っていく。

 

母親のほうもよほど心配していたのか目にうっすら涙を浮かべていた。

 

母親はミウを抱きしめながらこちらに向けて頭を下げてくる。

 

「本当にありがとうございました!!」

 

「いや、気にしないでくれ。見つかってよかった。」

 

「そうですよ。でも、次からは気を付けてくださいよ」

 

ノーヴェが笑いながら安堵の言葉を言い、俺も便乗しながら言う。

 

ミウがこちらに満面の笑みを浮かべながる。

 

「お兄ちゃん!!お姉ちゃん!!ありがと~~~!!」

 

「おう、次からはお前も気をつけろよ!!」

 

「うん!!お姉ちゃんもありがと~~~!!またね~~~!!」

 

「ああ、またな。」

 

母親は失礼します、と頭を下げミウと手をつなぎ帰っていった。

 

 

 

 

 

「いやはや、案外早く見つかってよかったな」

 

「そうだな、よかった。ミウのほうも限界だったみたいだしな」

 

「・・・・・へぇ?」

 

「な、なんだよ・・・」

 

ノーヴェの言葉に俺がニヤリと笑うとノーヴェは赤くなりながら聞いてきた。

 

「いや?案外ちゃんと見てるんだなぁ、と思ってな」

 

「・・・・・うっせ」

 

赤くなりながらそっぽを向く姿はなんとも可愛いものだった。

 

(ここまでわかりやすいツンデレも、なかなかイイナー)

 

「なんだよその慈愛に満ちた表情は。」

 

「いや、可愛いな~、と思ってな。昼飯一緒にどうだ?」

 

「だ、だれが、可愛い、だ!!適当なこと抜かすんじゃねぇ!!」

 

「そんな真っ赤な顔されて言われても全く怖くないんだが?」

 

「~~~~~ッ!!」

 

俺が思ったことをそのまま伝えると、ノーヴェは頭を抱え羞恥に悶えていた。

 

そういうところが可愛いって言ってんのに、わかってねぇな。

 

お持ち帰りしたい。虐めまくりたい。

 

だがそんなことしたらうちの悪魔と雷魔が・・・・・。

 

 

 

 

 

『くしゅんっ!!』

 

「風邪ですか?なのはさん、フェイトさん」

 

「ん~、誰かが噂してるのかな~」

 

「ゆーとさん辺りじゃないですか?エロいことに関して。」

 

『うちに帰ったら O☆HA☆NA☆SI 決定だね。』

 

どのみち理不尽な地獄は避けられないようだった。

 

 

 

 

 

「テメェ!!こうなったらとことん奢れよ!!」

 

「はいはい、奢らせていただきますよ。そこら辺のファミレスでいいか?」

 

「おう!!とことん喰いまくってやる!!」

 

 

 

というわけで

 

 

 

「ミットチルダのファミレスに来たわけなのだが・・・」

 

「むぐむぐ、だれに・・ガツガツ・・・言って・・ゴックン・・んだよ」

 

「いや・・・・・奢ってやるとは言ったけど・・・」

 

俺たちは窓ガラス寄りの席に座っており、正面にノーヴェが座っているのだが、

目の前には喰い終わった大量の皿の山ができていた。

 

「なぁ?やっぱ奢るって話無しにしてもらってもいいか?」

 

「却下だ」

 

「ですよね!?でもこれ以上は勘弁してくれ!!頼むから!!」

 

「・・・チッ。しゃあねえな。次の飲み物で勘弁してやるよ」

 

若干半泣きで懇願する俺に若干の考慮が生まれた。よくやった俺。

 

「すいませ~ん!!何でもいいんで、ジュースくれ~!!」

 

「なんでもいいんで、っていう人初めて聞いたよ。」

 

「こちらをどうぞ!!」

 

『早ッ!?というかこれなに!?』

 

頼んだ瞬間に飲み物が来た。しかもなんか・・・・・。

 

「お二人とも恋人に見えたのでさっきから準備しておりました!!」

 

恋人同士で吸って飲むのが来た。あのストローがハートマークになってるやつ。

 

「だ、だ、だれだ!!余計なことした奴は!!」

 

「店長でございます」

 

ノーヴェが真っ赤になっての叫びに店員が軽い調子で会計の方向を指さす。

 

その指さす方向を見るとチョビ髭のいかにもなハードボイルドなおっさん。

 

そのおっさんはこちらに気づくとイケメンな笑顔を向けてきた。

 

ノーヴェは口をパクパクと何も言えなくなっていた。

 

店員も満足げな表情で去って行った。

 

「まあいいんじゃね?大して気にすることでもないだろ。」

 

「お前は恥ずかしくないのかよ!!」

 

「羞恥心なんてとうの昔に捨ててきたよ。」

 

「今すぐ拾ってこい!!あ、あたしが恥ずかしいんだ!!」

 

「ふ~ん?まあいいけど・・・・・逃げるのか」

 

「・・・・・・・・何?」

 

このままだと恥ずかしがって飲めそうにないので煽ってみる。

 

すると効果覿面のようで、乗ってきた。

 

「俺はお前みたいな美少女とこういう事をやってみたいという本音もあるし、

のどが渇いたから早く飲みたいけど・・・・・お前が嫌だっていうのなら

無理強いはしないさ。あ~あ、残念だったな~。」

 

「わかった!!わかったよ!!飲めばいいんだろ飲めば!!」

 

言うのが早いか、ノーヴェは顔をトマトのように真っ赤にしながらストローを

口に加える。そんな光景を見た紳士な俺は、思った。

 

(やべェ、コイツ・・・・・・・・・・・おもしれぇ!!ハマる!!)

 

俺は俺で何かにハマりそうになっていた。

 

「んんん~!!んん!!んんん!!」

 

ノーヴェが、早く!!とストローを加えたまま急かしてくる。

 

俺は答えるようにストローを加えようとしたとき、気づいた。

 

それに気が付いた俺はノーヴェに問うた。

 

「なぁノーヴェよ。これはお前の知り合いか?」

 

「・・・・・ああ」

 

俺の言葉の意味に気づいたノーヴェは完全な呆れ顔を浮かべた。

 

そう俺が指を向けた先には、

 

 

 

 

 

「はぁはぁはぁ!!許さん!!許さんぞ!!そんなふしだらな関係は!!まだそんなことをしていい年頃ではないのだよ!!大体そんな幸薄そうな男を婿に迎えるなど言語道断だ!!それに一度もこの私とそんなことしてくれなかったのにこんな男と初体験をするつもりか!!許さん許さん許さんぞ!!お父さんはそんなこと認めんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

 

 

窓に張り付き、お面をつけた白衣の変態がいた。

 

 

 

 

 




ご意見をいただき、今模索中です。

頑張ります!!

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