幼馴染のダメな人   作:ルチアたんマジ天使

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かなり更新が遅れてしまいました。

なにぶん学校の宿題やら部活やらで書く暇がないのです。

ではどうぞご覧下さい。




ダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

前回の解説

 

 

 

          オカシイナ♪オカシイナ♪

 

 

 

「~~~♪」

 

「どうかしたか、ノーヴェ?」

 

「ッ!?べ、別になんでもねぇよッ!!」

 

「・・・そうか?」

 

妙に顔が赤いノーヴェを気にしつつ、今俺たちがいるところを再確認する。

 

「・・・・・でっけぇ遊園地だなぁ・・・。」

 

「そうだな。」

 

俺たちがいるのはデート場所に指定されたミッドチルダの遊園地の入り口付近。

 

俺自身、遊園地なんて小さい時に1回行った程度だ(地球の遊園地)。

 

しかしまあミッドチルダの遊園地も地球と変わりがない、

 

ジェットコースターとか観覧車とか、地球とそっくりだ。

 

だが、まぁ今一番俺が気になることと言えば・・・。

 

「・・・・・・ストーカーねぇ?」

 

「・・・?どうかしたか神代?」

 

「いや・・・ノーヴェよ。楽しむのは良いが、はしゃぎ過ぎるなよ?

 

 あんまりハメを外し過ぎるとその痴態を写メってウーノさんに送るからな?」

 

「陰湿だなお前!?」

 

驚愕するノーヴェ女史。いいねぇその顔。ゾクゾクするZE。

 

俺はきっちりカメラでその顔を取りつつ周りを確認する。

 

今のところ、そんな影は見当たらない。

まぁ、ウーノさんたちがどうにかしてくれるだろうが警戒しておいて損はないわけで。

 

「おい神代神代!!アレに乗ってみようぜ!!」

 

 

 

こんな無邪気な笑顔をクソ野郎に歪まされてたまるかよ。

 

 

 

 

 

 

―ノーヴェ父もとい【ジェイル・スカリエッティ】サイド―

 

 

「あなた。どうですか?ノーヴェ達の様子は。」

 

「ウーノかい?見ての通り、今のところは怪しい影も見当たらない。

 このまま何事もなく進んでくれると有り難いんだけどね。」

 

ウーノの問いに、ノーヴェ父、もとい、【ジェイル・スカリエッティ】は

己の愛する娘とクソッたれなあんちくしょうを映像越しに見ながら溜め息をつきたい気持ちを押さえ、映像に怪しい者がいないか、確認作業を行いながらウーノとの会話を行う。

 

実際のところ、不安はあった。

 

あの男に可愛い、それはもう可愛い娘が無理矢理襲われる可能性もあるからだ。

 

まぁ、その場合は持てる全ての戦力で潰しにかかるが。

 

「それでウーノよ、他に用事があるんじゃないのかい?」

 

そのジェイルの言葉にウーノは真剣な表情へとなる。

 

「はい、調べ終わりました。神代優斗さんについて。」

 

「ふむ、仕事が相変わらず早いねウーノは。して、結果はどうだね?」

 

相変わらず画面に目を向けながらウーノに問いかける。

 

ウーノは苦い顔で告げる。

 

「彼は・・・神代優斗は・・・・管理局側の人間です・・・。」

 

管理局。それはミッドチルダでも結構な評価される就職先であるが、

スカリエッティ達にとっては最悪な場所である。

 

スカリエッティは犯罪者だ。

 

それも数ある犯罪者の中でもかなり最悪な犯罪者の部類である。

 

しかし今いるウーノ含め、大切な娘たちには犯罪などさせていない。

 

理由は当然、自分が捕まったら幸せに過ごして欲しいからだ。

 

「そうか・・・。彼は管理局の人間か・・・。」

 

「いえ・・・正確には嘱託魔導師のようです。」

 

「なるほど・・・。民間協力者、という訳か。」

 

妙に納得した表情で頷くジェイルに対してウーノは複雑な気持ちであった。

 

娘の好きになっているかもしれない男の人が敵かもしれないのだ、当然である。

 

「どう・・・なさいますか?」

 

そんなウーノの気持ちを知ってか知らずか、その答えはアッサリしていた。

 

「・・・関係ないよ」

 

「えっ?」

 

「そんなこと関係ないよ。大事なのは気持ち、想いだ。」

 

「そうだろう?」と画面から目を話し、言ってくるスカリエッティに

ウーノは自然と笑みがこぼれた。

 

「・・・・・愛しています。あなた。」

 

「・・・僕もだよ、ウーノ。」

 

 

 

 

 

―フェイトサイドー

 

 

「なのは、ユート、ただいま。」

 

本日の野外での任務も無事に完了し、書類仕事も終わらせたので午前中の仕事も終了。

たまには自宅でお昼ご飯を食べるのもいいなぁ、と思い帰宅した。

 

「なのは?ユート?いないの?」

 

いつもならば、私が家のドアを開けた瞬間に何時であろうともユートが、

 

「フェイト~!!おかえり~!!ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」

 

などと気色悪いことを言いながらすり寄ってくるので魔力を込めた平手打ち(雷属性付加)の一撃を加えるはずなのだが何故か今回はそれがない。

 

ユートはどこかに出かけたのだろうか?なのはも居ないのか?

 

だとしたら帰ってきた意味がないな、と思いながらリビングへのドアを開けた。

 

「・・・・・なのは?」

 

変態のユートは居なかったが、なのははソファで横になり、眠っているようだ。

 

「よく寝てるなぁ・・・。」

 

寝ているなのはのほっぺをプニプニと触ってみる。

 

「・・・いいなぁ。」

 

同性の私でも素直に羨ましいと思うほどの柔らかで綺麗な肌。

 

これで化粧もほとんどしていないというから驚きである。

 

なのはも「フェイトちゃんの綺麗な髪のほうが羨ましいよ~」などと言っているがこれはこれで大変で、お風呂でも髪を洗う時にどうしても時間が掛かってしまい、なかなかに重労働だ。

 

前に一度、ユートの目の前で「髪を短くしてみようかな?」、などと言ってみたことがあったのだが「やめてくれぇ!!そのままのほうが全然可愛いよ!?俺の好みだよ!?どんな宝石よりも輝いてるんだよ!?だからやめてくれぇ!?」とマジ泣きされ、思い留まった。

 

ユートがこのままがいいと言うのならば別に変える必要もない。

 

時々、なのはが恐ろしく光を失った瞳で私の胸を見ながら

 

「本当に・・・本当に羨ましいよ。フェイトちゃん・・・・・ふふふ。」

 

あれは怖い。思わず泣きたくなるぐらいに怖かった

 

閉話休題

 

「べ、別にユートに可愛いって言われたからとかじゃないよ?

 こんなこと程度で泣かれても困るだけだし・・・って誰に言ってるんだろ私」

 

少し恥ずかしくなりながら視線を別に動かすと

 

「・・・ユートの置手紙かな?」

 

机の上には確かにユートの文字で書かれた手紙が置いてあった。

 

「『遊園地に遊びに行ってきます。』・・・・・・・!?」

 

その瞬間、現執務管フェイトの脳内処理はとてつもなく加速していた。

 

 

 

遊園地

 

 ↓

 

1人で行くところではない

 

     ↓

 

誰かと一緒に行く

 

   ↓

 

ユートに男友達なんてクロノとユーノぐらいしか居ない

 

          ↓

 

そうなると女と行ったということ

 

      ↓

 

私たちが知らない女

 

   ↓

 

楽しく遊ぶ

 

  ↓

 

良い雰囲気に

 

  ↓ 

 

そのままホテルにGO―!!

 

 

 

「ダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

「うにゃぁ!?フェ、フェイトちゃん!?どうしたの!?」

 

私の絶叫で起きたなのはの肩を思いっきり掴む。

 

「なのは!!これは由々しき事態だよ!!」

 

「フェイトちゃん、目が怖いよ!?」

 

何やら失礼なことを言ってくるなのは。そんなこと言ってる場合じゃないよ。

 

「別にユートがどこぞの知らない女とイチャいるのつくのはいいよ!?私が怒る理由が無いよ!?でもあのユートのことだからどうせ誘惑に負けて女の人に手を出すに決まってるんだよ!!それがキッカケで脅されてお金をむしり取られるんだよ!!別にホントにユートなんてどうでもいいんだよ!?ただ見捨てるのも目覚めが悪いから仕方なくそうなるまでに助けてあげようかなっただけなんだからね!?勘違いしないでよね!?」

 

「誰に言ってるのフェイトちゃん!?というかなんでちょっとツンデレ口調!?」

 

「なのはにだよ!!良いから行くよ!!」

 

私はすぐさまなのはの手を掴みながら目的地に向かうために歩き出す。

 

するとなのはが困惑したように話しかけてくる。

 

「ど、どこに行くの!?」

 

「ユートが向かった遊園地に決まってるよ。」

 

「え!?お仕事は!?」

 

「休む!!」

 

「何キッパリ言ってるの!?流石にマズイよ!?」

 

すぐさま念話を上司にとばす。

 

「八神部隊長!!本日これからは休ませていただきます!!」

 

『えっ!?いきなり何言うてはるの!?困るんやけど!?』

 

「何とかしておいて」

 

『んな無茶な!?』

 

「なのはも連れて行くから」

 

『本格的に困るんやけど!?とりあえず理由を言うてな!?』

 

「ユート絡みの用事」

 

『なら、行ってよし!!』

 

「というわけで休み貰ったよ、なのは。」

 

「なんで貰えたの!?おかしいよねぇ!?」

 

ここら辺で遊園地と言えばあそこしか無いはずだ。

 

「いくよ!!なのは!!」

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」

 

絶叫するなのはを引きずりながら目的地へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

―???サイドー

 

 

僕の名前はタロウ・タナカ。

 

実は最近すごく可愛い子を見つけちゃったんだ。

 

すぐにその子のことを調べたよ。

 

見つけた。『わたしの可愛い娘たち』というサイトで顔写真が載っていた。

 

これは運命なんだ。僕と彼女は結ばれる運命なんだよ。

 

だから少しでも仲良くなるために色々なことをした。

 

僕はストーカーなんかじゃないよ。愛しているんだ。彼女を。

 

それなのに一緒にいるあの男は邪魔だった。

 

あんなヘラヘラした男、彼女には必要ない。

 

きっと僕のことを受け入れてくれるはずだ。

 

だって僕と彼女は運命の相手同士なのだから。

 

僕は顔が醜い、頭も良くない、周りのみんなからも嫌われている。

 

だけど関係ない。彼女はそんな僕を受け入れてくれるはずだ。

 

子供は何人がいいだろうか、いっぱい子作りしよう。

 

子供なんて邪魔になったら殺せばいい。

 

いくらでも作ればいいんだから。

 

あぁ、これからの生活が楽しみだなぁ。

 

「そうは思わないかい?」

 

気絶して、眠っている彼女を見下ろしながら笑う

 

 

 

「ねぇ?・・・・・・・・ノーヴェたぁん?」

 

 

 

さあ、仲良く愛し合おうよ。愛しい愛しいノーヴェたん。

 

 

 

ふひ、ふひははははっはははははははははははははははははははははははははははははははっははははははははははははっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっははははははっははっはははははっははははははははははははははははははっははははは!!

 

 

 

 

 

 

 




とりあえずストーカーと思われる男はとことんクズです。

書いてて自分でも腹が立ちましたよ。


では、ご意見ご感想お待ちしております!!

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