アルドノア・ゼロ 忠義は主君と共にあり   作:砂岩改(やや復活)

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※注意※

※キャラ崩壊あり

※前触れもなく現れるキャラ達

※いろいろとふざけてます

※作者は暴走中

※本編とはまったく関係ありません

※大人組以外、現役の学生

※ハブラレッゾ

それでも良い方はどうぞ!楽しんで頂けたら幸いです!





番外編 一年に一度の特別な日

これはアルドノアでありでもそうでもない世界のお話し。

 

「さて…これより会議を始める……」

 

新芦原市にある伊奈帆の家に集まった者達はフィアの言葉で全員が真剣な表情をするがスレインだけが手を上げて質問する。

 

「あの…なぜ突然集められたのでしょう……」

 

「フッ…何も知らないで来たのか……コウモリ…」

 

「なんだと…オレンジ色」

 

「あぁ!もう二人とも!やめて!!」

 

そんなスレインを伊奈帆が挑発するが韻子が慌てて止めに入る。

 

「すまないスレイン…お前はすぐ顔に出るからギリギリまで黙っておいたのだ」

 

そう言うとフィアは持っていた紙束を机に置くとスレインが驚きながらその紙に書かれた文面を見る。

 

ーアセイラム姫お誕生日おめでとう計画立案書ー

 

「…なんのひねりもありませんね」

 

「クッ……」

 

スレインからフィアに向けて精神攻撃、クリティカルヒット…フィアに甚大なダメージ……フィアが倒れた。

 

「「「メンタルよわ!」」」

 

真っ白になって倒れるフィアに全員がツッコミを入れるがそんなものは無視して代わりに伊奈帆が話しを進める。

 

「続きを話すよ…要するにセラムさんの誕生日が一週間後だからみんなでお祝いしようって事だね」

 

「はいは~い!」

 

「なに?ニーナ?」

 

伊奈帆が話しを進めようとするとニーナが手を上げて質問する。

 

「もしかしてそれって、みんなでお料理作ったりするの?」

 

「うん…そうだね……役割は後で決めるけどその人達が作る予定だよ」

 

「は~い」

 

伊奈帆の答えにニーナは納得したように座ると伊奈帆は計画書を見て話そうとするが早々に復活したフィアが話し始める。

 

「話題に上がったから先に役割を決めようか」

 

「「「復活はやっ!!」」」

 

全員見事なツッコミをスルーしてフィアは全員の意見を聞くのだった。

 

ーーーー

 

「で…結局全員がやる訳か……」

 

「話し合いの結果だ……」

 

伊奈帆の家でガヤガヤやっているのを見ながらマリーンはフィアに話しかけるとフィアはちょっと疲れたように答える。

色々と話し合ったが結局の所、当日に全員が料理を作り、それまでに作ってくる物を決めてプレゼントも持ってくると言うものだった。

 

「まぁ…みんな姫様は大好きだからな……おっと……もうこんな時間か」

 

「ん?」

 

フィアと話していたマリーンが腕時計を見て呟く、時計は既に六時をまわり外もいくらか暗くなってきた、話し合っているうちに時間がかなり過ぎたようだ。

 

「そろそろ帰らなければな…」

 

マリーンはそう言うと立ち上がる、それを見たスレインがマリーンに話しかける。

 

「もう帰るの?”姉さん”」

 

「あぁ…スレイン…お父さんも心配しているぞ」

 

「お父さんは心配性だからね」

 

スレインに呼ばれたマリーンが笑うとスレインも笑いながら話す。

 

「では先に失礼する」

 

「じゃあな…オレンジ色」

 

「あぁ…また…コウモリ」

 

マリーンがみんなに挨拶して帰ろうとするとスレインがついていくついでに伊奈帆と何秒かガンを飛ばすと立ち去って行った。

その後、みんなも時間が時間なので各々帰って行った。

 

ーーーーーーーー

マリーン、スレインside

 

「「ただいまー」」

 

「おぉ!!待って居ったぞ二人とも!!」

 

マリーンとスレインが自宅に戻るとそこで待っていたのはエプロンを着たザーツバルムだった。

 

「”お父さん”今日はお父さんの担当の日だっけ?」

 

「そうだ!オルレインには休みの日も必要だからな……あ!」

 

スレインが出迎えたザーツバルムに話しかけるとザーツバルムは上機嫌で答えるが最後に気づいたようにスレインの肩を掴み、真剣な顔で話す。

 

「スレイン…”お父さん”ではない”パパ”と呼べと何度言ったら分かるのだ!」

 

「ハッハッ!無理だよ、お父さん…スレインも年頃なんだから」

 

「マリーン!お主もパパと呼べと言っているだろう!」

 

「私も嫌です!」

 

「まぁまぁ…良いではないですか…」

 

「おぉ!オルレイン!!」

 

最後達、三人が玄関で騒いでいると奥から綺麗な黒髪をたなびかせてオルレインが現れた。

 

「我は寂しいのだ…昔はパパ、パパっと言って可愛かったのに…もちろん、オルレイン程ではないがな!!」

 

「まぁ!そんなに褒めてもなにもでませんよ!」

 

帰ってきて早々、イチャイチャし始める、ザーツバルムとオルレインにマリーンとスレインは頭を抱えるのだった。

二人の最大の悩みは現在進行形で行われているこのイチャイチャだと言うのはイチャイチャしているバカ夫婦には届かないものだった。

そのせいでザーツバルムの作った鶏肉のトマトソース煮が冷めてしまうのは余談である。

 

ーーーーーーーー

フィア、伊奈帆side

 

「んー旨い!!」

 

「それは良かった…」

 

マリーンとスレインが疲れているその頃、フィアと伊奈帆は机を挟んで向き合い夕食を食べていた。

フィアはドイツからの留学生としてホームステイ先である伊奈帆ともう既に一年近く住んでいた。

伊奈帆は自分の作った肉じゃがを美味しそうに食べるフィアを見て無表情ながら微笑むと話しかける。

 

「ねぇ……」

 

「なんだ?」

 

「今夜……どう?」

 

「え……」

 

伊奈帆の静ながらどこか強い意志を持った言葉にフィアは一瞬たじろく。

 

「あの…伊奈帆さん……明日は学校ですよ…」

 

「一晩くらい寝なくても大丈夫だよ…」

 

「ユキ姉様は?」

 

「仕事で明日の昼まで帰らないよ…」

 

「えっと…」

 

「問題ないよね…」

 

「…………はい」

 

「大丈夫だよ…早く寝れるように努力するから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その晩、二人は朝まで最近人気のゲーム、『連合VS(バーサス)ヴァース帝国Ⅱplus』をやり続けたのだった。

 

実はこの会話…家のドアの前で一晩仕事をするので一旦帰宅しようとしたユキ姉が聞いてしまい…そのままこっそり仕事場に戻ったのは余談である。

 

※ここでちょっと考えてしまった人

 

挙手(*´∀`*)ノ

 

ーーーーーーーー

 

そんなこんなで一週間後(飛ばしすぎじゃない?by伊奈帆)

 

学校の調理室にはエプロン姿のメンバーが揃っていた。

 

「エプロン姿も大好物です……」

 

「祐太郎ちゃん、初セリフそれでいいの?」

 

いつもの如く、祐太郎のセリフに祭陽先輩がツッコミを入れると各自、メンバーに分かれて調理を開始するのだった。

 

「ねぇ…薄力粉はどこ?」

 

「これだよ~ライエちゃん!!」

 

「韻子はクリーム作って…はい……これが基だから」

 

ケーキ担当の韻子、ニーナ、ライエチームはライエを中心としてケーキを作らんと働いていた。

 

「ライエ上手いね~」

 

「お父様の食事は私が作ってるから…これくらい慣れたものよ」

 

韻子がライエの手際の良さを褒めるとライエは少し嬉しそうに笑いながら作業を進めるのだった。

 

そしてその他メンバーのフィア達はケーキ以外の食事を作っていた。

 

「スレイン…海老の衣をつけてくれ」

 

「分かったよ姉さん」

 

揚げ物の準備を進めるマリーンとスレインの横ではあらかじめ準備してあった唐揚げを取り出すフィアがいた、それを見てスレインは驚く。

 

「これは…仕込んでありますね」

 

「分かるか?伊奈帆と一緒に昨日の晩仕込んだんだ」

 

スレインの言葉にフィアは嬉しそうに答えるとマリーンも気になったのかスレインの後ろから覗き込む…まだ揚げていないと言うのに何となく光って見える。

 

「ほう…これは美味しそうだ…」

 

「そうだろう…大変だったんだぞ♪」

 

マリーンの言葉に照れ隠しと言わんばかりに近くにいたスレインの肩を軽く叩く…しかし何故かフィアの手はフライパンを握ったままになっておりフライパンがスレインに襲いかかった。

 

「タルシス!!」

 

突然そんなもの避けれないスレインは見事フライパンが直撃し沈んだ。

 

「………」

 

そんな間にも伊奈帆は一人で着々と料理を作っていくのだった。

 

ーーーーーーーー

 

そして肝心のアセイラムは家でエデルリッゾとゴロゴロしてた。

 

「エデルリッゾ……」

 

「はい…姫様?」

 

「私……今日誕生日なんです……誰からもメールが来ないんです!!」

 

「だ、大丈夫ですよ!!ホラ!サプライズですよ!!」

 

目をウルウルさせながら泣くアセイラムに小6のリッゾちゃんが必死に慰める。

 

プルプルプルー!(某アニメのキュベレイMKⅡ乗りより)

 

「ハッ!!」

 

そんな事をしているとアセイラムの携帯に着信が…アセイラムはそれを素早く取ると画面を開く、急いで電話に出ると相手はフィアだった。

 

『姫様!』

 

「フィア!どうしたのです?」

 

『実はスレインが学校で大怪我をしてしまいまして…一応報告を』

 

「えぇ!!」

 

フィアの報告を聞いたアセイラムは驚きながら立ち上がると急いで出て行く支度をする…フィアの声の向こうには苦しむスレインの声もあった。

 

「どうしたのですか?姫様」

 

「スレインが大怪我を!」

 

いきなり慌て始めたアセイラムにエデルリッゾは聞くと同時に驚いて自身も支度を始めるのだった。

 

ーーーー

 

「はぁ…はぁ…はぁ…ここですね」

 

「はぁ…はぁ…そのようで……」

 

大急ぎで来たアセイラムとエデルリッゾはフィアに言われた視聴覚室に急行し急いでドアを開ける。

 

パンッ!!パパンッ!!

 

「キャッ!」

 

ドアを開けた瞬間、突然の破裂音に驚くアセイラム、そしてゆっくりと目を開けるとそこにはクラッカーを持ったフィア達の姿が。

 

「「「「誕生日おめでとう!(ございます!)」」」」

 

「え?」

 

みんなの行動にアセイラムは一瞬ポカンとなる、さっきまでスレインの事が心配で自身の誕生日がどっかに行ってしまったからだ。

 

「すいません姫様…こんなマネをしてしまい」

 

「もう!フィア!驚きましたよ!!あんな嘘を!!」

 

「えっと…嘘ではないんですけどね…」

 

アセイラムの言葉に盛大に目を逸らすフィアに不思議と感じたアセイラムはスレインを見つけるとさらに驚く。

 

「スレイン!どうしたのですか?その包帯は!!」

 

「えっと…フライパンに襲われまして……」

 

「フライパン!?」

 

アハハっと苦笑いするスレインにアセイラムは驚いているとエデルリッゾが怒りながらフィアに近づく。

 

「なんで私に知らせないのですかぁぁ!」

 

「だってずっと姫様といるんだもん!」

 

「可愛くない!!」

 

可愛く言って逃れようとしたフィアだがエデルリッゾはまだプンプンっと怒っている。

 

「……いい」

 

「……伊奈帆…鼻血を拭け……」

 

そんな光景を伊奈帆は無表情ながらも親指を立てて鼻から赤い液体を出しながらどこか幸せそうに見る、そんな様子をカームは呆れながら鼻血を指摘する。

 

「おう!やってるか?」

 

「ジュース持ってきたわよ!!」

 

そんな所にやってきたのは鞠戸とユキの二人、二人は両手にビニール袋を持って現れパーティーに参加する。

 

「待たれよ!姫様のパーティー会場はここか!」

 

「下郎共、トリルランのソテーを作ってきたぞ」

 

さらにそこからザーツバルムとクルーテオの参戦で会場はパニックに近い状態に陥ったがそんな中、主役であるアセイラムの笑顔が絶えることなく、パーティーは成功を納めたのだった。

 

 




どうも砂岩でございます!
今日はアセイラム姫殿下の御誕生日でございます!
この話の世界はみんながただ笑い合う幸せな世界と言う事でこんな感じにしました。
詰め込みすぎたかもしれませんが楽しんで頂けたら幸いです。
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