ラブライブ! School idol dream 作:マルトー
よろしくお願いします。
桜の花びらが静かな朝を彩っていく、
ヒラヒラと舞うその姿が、新しい季節の始まりを祝福してくれているようだ
豊かな緑がまだ少し肌寒い空気をより澄んだ物にしていき、街はだんだんと目を覚ましていく
ピピピピ ピピピピ
(う~ うるさいなぁ なんだよ まだ寒いし眠いしなんでこの目覚ましこんなにうるさいんだよ)
布団を頭まで被り僅かな抵抗を見せてみる、しかし敵はいつもぐうたらな自分に白旗を挙げさせている歴戦の猛者である。 心の中でため息を付きながら仕方なく布団から体を出してアラームを止めた 、そのまま大きく伸びをして 寝癖を軽く手で直しながらベットから起きあがった
私の名前は椎名茜、17歳、高校2年生である。自分で言うのもなんだが少し自堕落な所を除けば、一般的な女子高生だろう・・・・そう思いたい。
部屋を出て階段を降りていきリビングに入っていく
ガチャ
「おはよ~ あれ?もう皆起きてたんだ」
「あんたが遅すぎるのよ まったく新学期初日からこんなにぐうたらして」
「まぁまぁ 母さんも朝からそんなに怒らないでよ、茜 、牛乳飲むでしょ」
椅子に座りながら姉である沙織から牛乳を受けとって朝食を食べ始める、いつも通りの朝の光景 ちょっぴり呆れながらもどこか落ちつくそんな気持ちを感じながらトーストをかじった
そんな朝食の一時の中で沙織の見ていたテレビにふと目を向けてみるとそこには今の世の中では既に当たり前のように毎日見ない日はないであろうその姿が映っていた。
School idol
このSchool idolという物は学生が自主的に行っているアイドル活動の事である。しかし学生のやっているという事でも馬鹿に出来ないのが現実だ、
School idolの中には既にプロ級の人気を誇るアイドルもいる、その中でも一際人気を持っているのが今テレビに映っているA-RISEというグループだ あまりアイドルを知らない私でもその名前は耳にした事があるし、こうやって目にもしている、
「あぁ~ ツバサちゃん 今日も可愛いなぁ 一度でいいから生で見たい!」
「お姉ちゃん・・・ちょっと気持ち悪いよ」
なんでそんな事言うの~と抗議をしながら叩いてくる姉を無視しながら私はテレビから目を離した、このように同性である女の子からも支持を受けているのがSchool idolという物なのである
確かに私も可愛いなぁとは思うし、キラキラしていていいなぁという気持ちもある、しかし自分には縁のない物であると分かりきっているのだ、それに彼女達は自分には想像も出来ないような努力もしているのだろう、そこまでの事をしてアイドルになりたいかと言われると私はNoと答える。
朝食を食べ終え着替えて洗面台で見出しなみを整える、私だって17歳の女の子である。綺麗でありたいと思うし、男の子にだって可愛いと思われたい年頃なのだ、容姿はそんなに悪くないとは思う、何度か告白はされた事もあるし
まぁ付きあったりした事はないが ・・・・
見出しなみを整え終わったら忘れ物がないかのチェックをして鞄の準備をする、さすがに新学期初日から家に逆戻りというのは勘弁である、お母さんに早くしないと遅刻するわよ~と1階から言われながら降りていくと姉の沙織の姿が見えた、彼女は大学1年生であり、今日からは私服での登校である。 ちょっと羨ましいなぁと思っていながら見ていると、沙織がニコニコと笑いながら近づいて来る
「やっぱり茜にはこの制服似合うわねぇ 本当可愛い」
「去年だって散々見たでしょ 別に普通だよ」
そんな事ないのに~ 茜だったらSchool idolにだって~
何か言っていたような気がするがスルーして玄関まで歩いて行き、いってきますと声をかけて外に出て行った
ガラ
「んっ・・・」
太陽の明るさにふと上を見上げると私の頬が少しづつ緩んで行く、
空は青くとても澄んでいて、新学期初日の朝はやっぱり少し肌寒かった
1話目なので短いですがこれにて了です。
初めての物書きなのでいろいろ間違っていると思いますのでご指摘、感想等よろしくお願いします。