ラブライブ! School idol dream 作:マルトー
タッタッタッタッタッ
爽やかな朝の通学・・・とはほど遠いずいぶんと急いでいる花の女子高生の姿が見える
(いけない、このままだと多分間に合わないかも)
新学期初日から忙しなく走っているのには理由があった、今日はいい天気だなぁなどとのんびり歩いていた時ふと気づいて時計を見たらあらびっくり! そこには無情にも約束の時間まであと僅かという現実を突きつけられたのである。
(はぁ~ まったくどうして私はこういつもギリギリに生きているんだろう)
こんなのではまた怒られてしまうなぁという情けない気持ちとでもきっと待っててくれるんだろうなぁというなんともいえない安心感に包まれながら走る速度を上げていく、
少しするといつもの待ち合わせ場所である公園前が見えて来た、そこにはもう家族のように顔を合わせてきた2人の姿が見える。
「あっ来たみたいだよ 茜ちゃ~ん おはよ~」
「新学期早々何やってるのよー! 遅刻しちゃうでしょー!」
声を掛けてくれた2人を想って走りに走って急いで行く、息を切らしながらもようやく辿り着いた。
「はぁ・・はぁ・・・ごめんね 2人とも待たせちゃっておはよう」
おはよう!茜ちゃん 大丈夫?と言ってハンカチで私の汗を拭いてくれているこの女の子、
遠野友里恵ちゃん、私の幼稚園からの幼馴染でいつもふんわりとした雰囲気で私を安心させてくれる親友である。
まったく茜はどうしてこうなのかしらっと文句を言いながらも待っててくれているもう一人の女の子、
緒方莉奈ちゃん、莉奈ちゃんも幼稚園からの幼馴染でちょっと私に冷たい所も見えるけど、いつも私を見守っていてくれる親友です。
本当ごめんねと謝りながら3人で通学路を歩いて行く、
「ねぇ茜ちゃん どうしてあんなに急いで走って来たの?寝坊しちゃったとか?」
「いや~いい天気だなぁって空を見て歩いていたらつい時間忘れちゃってて・・」
「はぁもう本当に馬鹿なんだから」
まぁまぁと友里恵ちゃんが莉奈ちゃんを宥めながら歩いていく、私が馬鹿やって、友里恵ちゃんが優しくしてくれて、莉奈ちゃんが呆れて、友里恵ちゃんが宥めてくれて、莉奈ちゃんがしょうがないわねって言ってくれて、私が笑う。
いつも通りで変わりばえのない私の大事な大事な日常だ、暖かな気持ちが胸にいっぱいになっていく中で私はまた笑いながらこう思うのである。
(いつまでもこうして3人で過ごせたらなぁ きっと私は他に何もいらないんじゃないかなぁ)
ちょっと大袈裟かもしれないが本当にそう思っている部分もあるのだ。我ながら少し気持ち悪いっと苦笑を浮かべながら学校への道は続いて行く。
それにしてもこの街は変わらないわよねぇと周りを見ながら莉奈ちゃんが話しを振ってくる、う~んそうだねぇでも私は好きだなぁこの街っと友里恵ちゃんがほんわかスマイルで返していく、私もこの街が好きだ。
具体的にどんな所が好きかと聞かれると恥ずかしくて答えづらいが豊かな緑だったり、澄んだ空気、近所のおじいちゃんおばあちゃんや、商店街の人達も皆暖かい人達で溢れているのだ、確かに珍しい場所や観光スポットがある訳ではないが、何もないからこそありのままの物が豊かに育っていると思うのである。
それは自然だったり、人の心だったり、目の前の2人だったり、私にとってはもう無くてはならない大切な物が沢山詰まっているのがこの街なのだ。
そんな他愛のない話しをしながら歩いていると私達の学校が見えてきた、
周りにも学院の生徒達がちらほらと見える。
「う~もう着いちゃった 話しをしながら歩いていると早いなぁ~」
「そんな話しぐらいで・・・いつでも出来るじゃない」
私の後ろではむ~莉奈ちゃん可愛いくないですぅと言いながら友里恵ちゃんが莉奈ちゃんに抱きついている、莉奈ちゃんも莉奈ちゃんで顔を赤くしながら離れなさいよぉなどと朝から熱いコントを繰り広げている。
私立上陽学院、それが私達の学校である。
あまり大きな学校ではないけれど、勉強も部活動も私的には満足している、そして何よりこの学校の特徴はイベント事が多いのである。 毎年の修学旅行に林間学校、体育祭に文化祭、その他にも様々なイベントがあるのだ、その理由としては学園長の方針で、人生とは辛い物が沢山ある物だ、だからこそ高校生活の3年間を多いに遊び、多いに学んで欲しいとの事で課題やテストは他の学校よりも多いと思う。しかし学生にはイベント事が沢山あるというのは魅力的な学校なのか生徒が少なくなるという事もないのである。
あとこれは女子からの目線の話しなのだが、この学校の制服は可愛いのである。この制服が着たいからという理由で入ってくる女の子も多いとか、かく言う私もそうだが・・・
ほらっ茜ちゃんクラス見に行こうっと手を引かれて学校に入って行くと目の前には人の波が見える。
「うわ~凄い人だねぇ~」
「これじゃあ当分見るのは無理かしら?」
「う~んそうかなぁ・・・・あっ見えたよ私達2-Bだね」
本当っと言いながら友里恵ちゃんが私に抱きついてくる、莉奈ちゃんはあんたどんな視力してんのよっと半分呆れながらも笑っている。2人とも嬉しさが滲み出てきているようだ、
私も嬉しさからか自然と頬が緩んでいく、
「それじゃあ2人とも改めて1年間よろしくね」
よろしく~っと言いながら友里恵ちゃんがさらにぎゅっと抱きついてくる、ほらそこ男子羨ましそうに見ない、はいはいよろしくねっと莉奈ちゃんはクールに言ってきた。
安心感とこれからの期待感に胸が熱くなるのを感じる、いっぱい迷惑かけちゃうだろうけど、きっと楽しい1年間になるよね。2人の笑顔を見ているとそれが確信に変わっていく、
そうこの時はまだ思ってもいなかったんだ、この1年が私に、いや私達にとって・・・・
激動の1年間になるとは、
穏やかな気持ちを持って私達は校舎への一歩を踏み出した。
いや~中々文字数が多くならないですねぇ
自分的には5000〜10000文字ぐらいで書きたいのですが、先はまだ遠い・・・
そしていよいよメインキャラが増えて来ましたね。 キャラの容姿やプロフィールはキャラ説明回を挟むのでその後から脳内再生よろしくお願いします!
てかこれ次キャラ説明回だろ