認証式が終わった後、ナギとアスナがアホ共の代わりに謝罪がしたいと言ってきて、一路キンセツフードコートへと向かっていた。
ナギ「すまないな、あのアホ共は少しでも隙があるとすぐああなってしまうんだ...」
アスナ「ほんとほんと、特にツツジさんとトウキさんは酷いから街でばったり会った時も無視しといた方がいいよ!」
ハヤテ「主にツツジさんのせいでさっきから俺のポケモンたちがボールの中で震えまくってて簡易マッサージ機みたいになってます....総会って毎回こんなんなんですか?」
ナギ「一番ひどい時はツツジとトウキがアスナが働いてる温泉旅館の中で取っ組み合いして和室を6部屋ぶち抜いたからな。」
アスナ「そのせいでついこないだまで臨時休業でした...今年は赤字確定です...あ、そういやジム建つまで何するつもりなの?」
ハヤテ「どっかいいアパートでも見つけて電気屋を開く準備をしようかと...」
アスナ「じゃあ、うちの旅館にしばらくいたら?ジムリーダーはタダになるから、ずっといても構わないよ!」
ハヤテ「本当ですか?じゃあ、お言葉に甘えて、お願いします。」
そんな話をしているうちに、フードコートに着いた。
ナギ「着いたな。しかし、ここもしばらく来ないうちに10店ぐらい増えたな...」
アスナ「あ!イッシュのライモンホットドッグホウエン初出店だって!すいませーん!チリドッグ5本ください!」
と、アスナは早くも注文した。
その後、ハヤテはカレー、ナギは親子丼を注文し、席に着いた。
店員「お待たせしました〜〜」
全員「いただきまーす!」
ナギ「アスナは本当によく食べるな...それだけ食べててそのスタイルを維持できるのは凄いぞ。」
アスナ「こんくらい食べないと女将は務まりませんよ!」
フエンタウンは昔から温泉で有名で、冬になると湯治客で街が埋め尽くされるらしい。アスナの家の温泉旅館はフエンタウンで一二を争う豪華旅館で、アスナはそこの女将を務めている。
ナギ「そういや、ハヤテ君はどこのトレーナーズスクール出身なんだ?私はヒワマキ市立だが....」
他の地方では、地方で一つのトレーナーズスクールを運営していることが多いが、このホウエン地方では、いろんな所にトレーナーズスクールがある。ちなみに、ツツジはカナズミ市立トレーナーズスクールの教師をしている。
ハヤテ「私立シダケ成燐館です。」
アスナ「成燐館!?めちゃくちゃ賢いじゃん!!私なんかめっちゃレベル低い市立フエン養成所の下の上だよ!?」
ハヤテの通っていた私立シダケ成燐館トレーナーズスクールは、シダケタウンを中心に全国に展開している超優秀校で、四天王のカゲツ、フヨウもここの出身である。授業料がめちゃくちゃ高いことで有名である。
ナギ「ヒワマキ市立も大概低いぞ...私は主席だったけどな。」
アスナ「主席ってだけで優秀じゃないですかあ!私一回留年しかけたんですよ!?自分でもよくジムリーダーになれたなって思ってます!」
ハヤテ「成績は中の下でしたけどね。」
ナギ「成燐館の中の下はヒワマキの上の上だぞ...君は頭がいいから、ジム戦でも有利に戦えるだろうな。」
アスナ「ふう、お腹いっぱいになりましたし、ハヤテ君の部屋は手配してあるから、このまま旅館に行く?何ならナギさんも来ます?ヒワマキ今日からグリーンウィークでしょ?」
グリーンウィークとは、ヒワマキシティだけのゴールデンウイークのようなもので、ポケモンジムなどもすべて休みになる。
ナギ「ああ、じゃあ、お言葉に甘えて、宿泊させて貰おう。」
アスナ「分かりました!じゃあ、連れてってね!アーケ!」
一行はアスナが連れていたアーケオスに乗ってフエンタウンへと向かった。
不定期更新になると言ったな、あれは嘘だ。部活の大会がもう終わったんだ。