プロローグ
ここはとあるゲームキャラの住んでいる世界。その名はキノコワールド。その世界にある1つの国こそキノコ王国である。
そのキノコ王国の住民であり、いつもこの国のお姫様を亀の大魔王から助けているのがあの有名なスーパーマリオブラザーズである。そんな有名な兄弟は今日、友達が家にやって来ることになっている。
「後どれくらいで来るんだ?」
「もう少しで来ると思うよ」
「お菓子の準備も出来たし、後は来るのを待つだけか」
「紅茶に大量のクッキー、○○はたくさん食べるからね」
そんなことを言いながら待っているのは、赤い帽子に青のオーバーオールを身に付けた男、マリオ。
そして緑の帽子にマリオと同じ青のオーバーオールを身に付けた双子の弟ルイージである。
「しかし、アイツがゲームを持ってくるって言うなんて珍しいよな」
「うん。でも何のゲームを持ってくるんだろう?」
2人はその友達が持ってくるゲームについて興味があった。というのも大体のゲームは持ってるし、最近は新作が出たなども聞いてはいなかったからだ。
どんなゲームかと話しているうちにドアをノックする音が家に響く。
「おっ」
「来たみたいだね。ボクが出るよ」
マリオにそう伝えルイージは玄関へと足を運んだ。
「こんにちはー。お久しぶりですねルイージさん」
そこには褐色の靴を履き、背中には鞍のような物を身に付けた恐竜のような生き物が立っていた。やぁとルイージも同じく笑顔で挨拶を返す。
そう、この生き物こそ今回マリオ達が招いた客。何でも食べるキノコワールドのスーパードラゴンであるヨッシーだ。
「さぁ入って。兄さんも奥で待ってるから」
「ではお邪魔しまーす」
「やぁよく来たなヨッシー」
「はい、ご無沙汰してます。マリオさん」
マリオは部屋に入って来た昔からの友達であり相棒でもあるヨッシーと言葉を交わす。
ちなみにマリオが最後にヨッシーに会ったのは1ヶ月前のキノコ王国でのパーティ以来だ。
「じゃあヨッシーも来たことだし、早速ゲームを...」
「それより先にクッキー食べましょう!」
ヨッシーがマリオに鼻と鼻が当たりそうなくらいまで近寄る。マリオが思わず身を引いてしまうくらいにだ。
「さ、流石ヨッシーだね」
「ま、まあいいんじゃねーか?先にクッキー食べても」
「うん。そうだね」
「ですよね~」
こうして3人はゲームより先にお茶請けとして用意していたクッキーと紅茶を食べる事にした。
クッキーはヨッシーが来る前にマリオとルイージが2人で作った自信作だ。
1つ、また1つとつまんでいき、皿に盛られていたクッキーが殆ど無くなった頃にマリオは本題へと乗り出した。
「そういやヨッシー、お前どんなゲーム持ってきたんだよ?」
「そういえばそんな事言ってたよね」
「はい、ちゃんと持ってきましたよ」
そう言うとヨッシーは持ってきた袋の中から幾つかのケースを取り出して2人に見せる。どうやらそれはCDケースみたいだ。
「東方...project?」
「紅魔郷に妖々夢、永夜抄?」
「おい、他にもあるぞ」
マリオは更に袋からケースを取り出す。中身はやはりカラフルなイラストに漢字で東方◯◯と書かれた物ばかりだった。
「ねえヨッシー、これ何のゲーム?マリオゲームではないよね?」
「う~ん。私にも分かりません」
「え?」
実はヨッシー自身にもよく分からなかったのだ。というのも本来は別のゲームを持ってくるつもりだったのだが、朝目を覚ますとテーブルにそれが置いてあったというのだ。
「ってそんなもん持ってきたのかよ!」
「はい。そうですが?」
「そんなもん持ってくんなよ!...ハァ絶対面倒な事になるに違いないな。俺の配管工の勘がそう言っている」
「何なんですかそれ」
今までの経験からしてこれは何かが起こるのではないかとマリオは考えていた。ルイージやヨッシーは特に何も感じてはいなかったが。
「兄さん、とりあえずやってみようよ。只のゲームかもしれないし」
「まあ、いいか」
そう言うとルイージは1つ手に取るとケースを開ける。中にはやはりディスクのような物が入っていた。
どの機種に合うか分からないがとりあえずWiiにでも入れようとしてみる。
「ちょ、ちょっと何やってるんですか!?」
「え?だってこれディスクだからwiiに」
「それ、PCゲームですよ。ケースにも書いてありますよ」
「エェ!?でも家にはパソコン無いよ」
ルイージの言う通りゲーム機はあるもののパソコンなんて物は持ってなかった。持ってたとしても多分世話になった発明家のオヤ・マー博士くらいだろう。
「うわっなんて時代遅れな人たち」
「悪かったね。時代遅れで」
ヨッシーの言葉に一瞬イラッときたルイージもだが2人がそんなやり取りをしているうちにマリオが別のディスクをなんとWiiに既に差し込んでいたのだ。
「「アホかーーーー!!」」
「え?」
いつもの機械の音が鳴ったかと思えば突如テレビの画面に何かが映った。それは幾つもの目玉のようなものが浮かんでいるように見えた。
「「「!?」」」
3人はテレビ画面に映っている見たこともない空間に言葉を失っていた。
だが何かを考える前に事件は起きた。突然3人が画面に吸い込まれ始めたのだ。
驚く3人は何とか吸い込まれまいと踏ん張るが特に意味もなくあっさり画面に吸い込まれてしまった。
「だから言ったろ、面倒な事になるって」
「「お前のせいだろーー」」
こうして3人はマリオハウスから、いやキノコワールドから姿を消してしまった。
マリオの入れたディスクには調整中の為使用厳禁の文字が書かれていたが当然3人は知らない。
そしてこの出来事が3人の運命を大きく変える事となる。
初めまして宮古ヨッシーです。今回は初めての小説投稿となりますので誤字脱字、変換ミス、駄文など欠点だらけだと思います。
また、内容がおかしかったり変だったりする事もあると思います、スミマセン。私は東方projectとマリオはもっと絡むべきだ!と思います。
もし、賛同してくださる方は是非とも感想や意見をお願いします。最後に半人前ですがよろしくお願いします。