配管工+αの幻想冒険録   作:宮古ヨッシー

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永遠亭と月(後)

その後大きな爆発音が起こり、外を覗いてみると妹紅と輝夜、2人とも倒れていた。

 

マ「おいおい、ヤバいだろ」

 

優「いえ、いつもの事ですので」

 

ル「いつものって・・・」

 

マリオとルイージは唖然としていた。優曇華院と永琳は慣れているようで、いつものように2人を医務室へ運ぶ。不老不死とはいえど手当ては必要らしい。

 

マ「いつもこんなことやってんのか?妹紅たち」

 

永「まあ、そうね。それよりマリオ、後で話があるわ」

 

マ「あ、ああ」

 

永琳は返事を聞くと医務室へ戻っていく。残ったマリオとルイージはてゐに案内され、客間へ行った。客間の座布団に3人は座る。

 

て「あんた達は月に行ったことあるんだね」

 

ル「月に行ったのは兄さんなんだけどね」

 

マ「てゐは行ったことないのか?」

 

て「私は鈴仙と違って地上の兎だから行ったことないウサ」

 

マ「そうか」

 

ル「ところでさっきも言ってた姫様って誰?」

 

ルイージが聞く

 

て「ああ、姫様ね。蓬莱山輝夜、師匠や鈴仙と一緒に月から来たお姫様ウサ」

 

マ「月にも姫がいるんだな、俺が行った時は何もなかったのに」

 

マリオ達はてゐとしばらくの間しゃべる事になったが

 

て「あんた達の帽子って変わってるウサね」

 

マ「そうか?」

 

するとてゐは

 

て「私にちょうだいウサ」

 

マ「はい?」

 

なんとてゐはマリオ達の帽子が欲しいと言ってきたのだ。

 

マ「何でだよ」

 

て「いや~、折角異世界からのお客だし、何か記念品を」

 

ル「どうする?兄さん」

 

マ「ん~」

 

マリオはしばらく考えた。そして

 

マ「別にいいぞ」

 

て「本当ウサ!?」

 

ル「え、いいの?兄さん」

 

ルイージも頼んだてゐも驚いていた。

 

マ「ああ、1つぐらいいいだろ。どうせ家に大量にあるんだし。そうだ、どうせなら」

 

マリオはそういうと紫からもらったあのアイテム袋に手を入れ帽子を取り出した。

 

マ「ほら、新しいほうがいいだろ」

 

そう言ってマリオはてゐに帽子を渡す。

 

て「ありがとうウサ、でもあっさり貰えたから拍子抜けしたウサ」

 

マ「ルイージはどうする?」

 

ル「じゃあ僕もあげるよ」

 

そう言うとルイージもアイテム袋から自分の帽子を取り出し、てゐに渡す。

 

て「やったウサ♪、ところでその袋なにウサ?」

 

マ「ああ、これな。これは」

 

マリオが説明しようとした時、永琳と優曇華院が部屋に入ってくる。

 

永「待たせたわね、マリオ、ルイージ」

 

ル「あの~、妹紅さんと輝夜さんは?」

 

優「大丈夫ですよ。今は疲れて寝ています。」

 

優曇華院が話すとマリオ達はホッとした。

 

マ「そういや永琳、俺に話があるって」

 

永「ええ、そうよ」

 

永琳は改まってマリオに聞く

 

永「あなたは月へ行ったのよね」

 

マ「ああ、行ったぜ」

 

永「空気は無いのにどうやって活動できたの?」

 

マ「ん~、よく考えた事ないがまあ気にならなかったな」

 

優「はあ!?」

 

ル「確かに水中でも息しなくても大丈夫だったけどね」

 

マ「あっ、でも一回宇宙で息が出来なかった時があってな。その時は被り物をして行ったな」

 

優「被り物って・・・」

 

優曇華院が驚くのも無理はない。宇宙には本来空気ないのだ。

 

マ「話ってそれか?」

 

永「いえ、他にもあるわ。あなたは月にピーチ姫っていうお姫様を助けにいったのよね。アジト以外には何も無かったの?」

 

マ「ああ、本当に何も無かったぞ。いや・・」

 

マリオが何か思い当たる事があるらしい

 

マ「そういや変わった道具を見つけたな」

 

永「変わった道具?」

 

マリオがああと言うと答える

 

マ「長いピストルが落ちていてな、銃口に刃物がついていたんだ。でもボロボロだったし敵のアジトが近かったからほっといたけどな」

 

永「へぇ、そうなの・・・」

 

マ「後な、信じてもらえないだろうけど」

 

マリオがまだ思い当たる事があるらしく

 

マ「兎を見たんだ、みんな信じてくれなかったけどな」

 

永・優「!?」

 

ル「いくら何でも月に兎がいるなんてね」

 

ルイージも信じてはいなかったようだ。だが永琳は

 

永「それはどんな兎だったの」

 

マリオに詰め寄る

 

マ「えっとな、よくは覚えてないけど確かうどんげやてゐに似ていたような」

 

ル「兄さん、さすがにそれは無いんじゃない?幻想郷じゃないんだし」

 

マ「だよな~。やっぱ俺の見間違いか」

 

マリオとルイージは笑っていたが(てゐも)永琳と優曇華院は深刻な表情だった。

 

マ「ん?どうしたんだ」

 

永「え!? いや何でもないわ。あと最後に、その日の月の形は?」

 

マ「確か満月だったぞ」

 

永「そう、話は終わりよ。ありがとうね」

 

マ「あ、ああ」

 

マリオとルイージは何で月の事を詳しく聞かれたのかよく分からなかった。

その後はまた世間話に戻り、時間は昼の3時くらいになっていた。

 

永「で、この後はどうするの?」

 

マ「怪我も治ったし、そろそろ帰るか?」

 

ル「そうだね、ヨッシーも待ってるだろうし」

 

マ「あっでも妹紅が」

 

永「それなら大丈夫よ。それにあなた達の帰りはてゐに案内させるわ」

 

マ「それは助かる、ありがとうな」

 

マリオ達がお礼を言い、帰る準備を始めた。その時

 

永「そうだ、マリオ。」

 

マ「何だ?」

 

永「よかったらうどんげと弾幕ごっこをやってみない?」

 

マ「はい?」

 

ル「あの、僕達はしばらく安静にしないといけないんじゃ」

 

ルイージが聞いてみるが

 

永「え?そんな事言ったかしら?」

 

永琳はそんな事言ってないわと首を横にふる。マリオ達ははあまり乗り気ではないが

 

て「もしかして負けるのが怖いのかウサ?」

 

てゐがイタズラっぽく聞いてきた。

 

マ「そっそんな事ないぞ」

 

ル「でも何で兄さんと優曇華院さんを?」

 

永「キノコワールドのヒーローの力を見てみたいからよ。うどんげも戦闘経験を積んだ方が良いからよ」

 

ル「い、いいんじゃない?兄さん」

 

マ「じゃあ、少しなら」

 

永「ありがとう。じゃあてゐ、外に案内して」

 

て「分かったウサ」

 

そう言うとてゐはマリオとルイージを連れて外へ出ていった。部屋には永琳と優曇華院の2人だけとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優「師匠、どう思います?」

 

永「マリオの言ったことは恐らく本当ね。満月って言ってたし」

 

優「でも、あの人達が表に出ると思います?」

 

永「分からないわ、でもその日が満月なら偶然見えたってことも」

 

優「しかし、異世界と幻想郷ですよ!」

 

永「ええ、でも月の力ならキノコワールドの月に繋ぐ事は可能よ。繋いだ目的は特に無いだろうけど。マリオ達も月の事は全く知らないみたいだし」

 

すると優曇華院は別の疑問をぶつける

 

優「ではあのスキマ妖怪は何を考えているのでしょうか?異世界の人はすぐに元の世界に帰すのに。」

 

永「確かに、残りたいって言っても紫は普通は送り返すけど、今回は違う」

 

優「てことはやはり・・・」

 

永「ええ、恐らくね。という訳でうどんげ、マリオの力をしっかり引き出してね」

 

優「分かりました。マリオの強さをしっかり調べてきます」

 

優曇華院はそう言うと外へ向かう

 

永(マリオがどれだけやれるかしらね、でももし本当にヤバかったら・・・まあ私の考えすぎかしらね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




輝夜の出番が思ったより少なかったです。皆様スミマセン
タイトルも似てしまいました。そちらもスミマセン
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