しばらくはヨッシー編に突入します。書き遅れてスミマセン
人里を抜けてただただ突き進む一匹のドラゴン。その名もヨッシー。その目的はただ1つ、そうご飯である。
今回はマリオから特別に許可を貰い1人で出掛けている。人里の外は妖怪が出るため危険だがそんなの気にしない。必ず生き延びてみせる、すべてはご飯の為だ。
「はあ、お腹すきました。」
空腹で動けなくなったヨッシーは近くの木陰に座る。そしてアイテム袋からキノコを取り出し、ほおばる。
昼御飯もアイテム袋からキノコやノコノコのコウラを取り出して食べたがすぐにお腹がすいたらしい。
さっきまであんなにカッコよく駆け出したのにその面影は何処にも見当たらない。
「しかし、幻想郷のグルメを食べ尽くすまでは諦めませんよ!!」
ヨッシーはそう心に誓うと再び動きだす。
進んではキノコを食べ、進んではキノコを食べを繰り返して歩くことおよそ一時間。そんな時ヨッシーはあることに気づく
「そういえば帰り道は何処でしたっけ?」
なんとひたすら前に進んでいた為方向を見失い、帰り道が分からなくなってしまったのだ。でもヨッシーは
「まあ、何とかなるでしょ。」
そう思い込み突き進むことにした。すると
「何でしょうか?あれ、」
遠くに何かが建っているのが見えた。
ヨッシーは目を凝らして見てみると、そこにはは真っ赤に染まった館があった。その大きさはおよそだがキノコ城にも負けていない大きさだった。
「コレは・・・・グルメの予感がします!!」
館と分かるとヨッシーはオリンピック選手にも負けないスピードで走っていった。
その速度は100メートルを9秒台で進む速さだった。
「ぜぇぜぇ、疲れました~」
館の前に着くとヨッシーはもう息切れ状態だった。
改めて館を見てみると思った以上に大きく、余程の大富豪が住んでいそうな感じだった。
「多分、誰か居ますよね」
そう思いヨッシーは門へと近づいていく。するとそこには
「ZZZ」
「?」
館を囲む塀を背に寝ている少女がいた。その少女は赤のロングヘアーをしており中華服を着ていた。
ヨッシーはここの人かな、と思うと
「あの~、すみません」
「ん?・・・・ハッ」
ヨッシーに呼ばれるとその少女はハッとして目が覚める。
「スミマセン咲夜さん、ちゃんと起きてましたよ。」
「あの、何言ってるんですか?」
「え?」
その少女はヨッシーを見るとその人じゃないと分かり、安堵する。そしてヨッシーに
「よかった~、咲夜さんじゃなかった。ところであなたは?」
「はい、私はヨッシーです。あなたは?」
「私はここで門番をしている紅 美鈴と申します。」
美鈴はそう言うと頭を下げる。ヨッシーもつられて頭を下げる。
「ところで紅魔館に何かご用ですか?」
「紅魔館っていうんですね、ここ。まあグルメツアーみたいなものですね。」
「グルメツアー?」
そうです、と言うとヨッシーは胸を張り堂々と話す。
「私は幻想郷のグルメを食べにあちこちをまわっています。そして偶然たどり着いたのがここです。」
「は、はあ」
美鈴は変わったら人だな~と思った。でも見た感じ悪い人には見えなかったので
「そういうことなら案内しますよ。」
美鈴の気を使う程度の能力が発動された。
「本当ですか!?ありがとうございます。」
こうして門番の美鈴はヨッシーを館内へと案内していく。
館内はやはり広く、内装は幻想郷では珍しい西洋風だった。ヨッシーは珍しい内装ですねと聞いてみた
「ああ、私たちは元々は外の世界に住んでいて、紅魔館ごと引っ越して来たんですよ。」
「紅魔館ごと!?」
それにはヨッシーも驚いた。そんな大規模な幻想入りは聞いたことないからだ。
ロビーのような所で話しているとヨッシーはある疑問をぶつける。
「ここの主は誰なんですか?」
「それはですね・・・」
美鈴が話そうとしたその時だった。
「美鈴!ここで何してるの!」
凛とした声が聞こえる。美鈴はビクッと身震いし、ヨッシーは?マークを浮かべていた。
「あなたは門番でしょ、何サボっているのよ」
「いや、あのですね~」
「待って下さい、美鈴さんは私を案内してくれてて・・」
ヨッシーは弁解するが、見たことない生き物にその少女は
「あなたは何者?」
「私はヨッシーです。あなたは?」
「ああ、神社の宴会にいた外来者ね。私は十六夜咲夜、ここのメイド長をしているわ。」
咲夜と呼ばれたその少女は軽くお辞儀をする。
確かにメイド服を着ており、とてもしっかりした感じだった。まさにメイド長と呼べる存分だった。
「美鈴、何でこんなのを館に入れたのよ」
(こんなのって)
「いえ、どうやらご飯を食べたいらしく・・・」
ご飯?と咲夜は半分ワケが分からなかった。だがそういうことならと
「それくらいならいいわ。ただし・・」
「ただし?」
咲夜が何やら条件のようなものを言おうとした時
「珍しいお客ね」
奥の部屋から1人の少女が出てきた。見た目は小学生くらいの少女だが、ピンクのドレスを身にまとい背中からはまるでコウモリのような羽が生えており、その姿は吸血鬼にも見えた。
「「お嬢様!!」 」
美鈴と咲夜はその少女に頭を下げる。ヨッシーは意味が分からなかった。
「あなたが噂のドラゴン、ヨッシーね」
少女は不適な笑みを浮かべながら聞いてくる。
「私の事を知ってるんですか!?」
「知ってるも何も、あなたがここへ来るのは運命だったのよ」
「!?」
ヨッシーだけでなく美鈴や咲夜までもが驚いていた。
「おっと、挨拶が遅れたわね。私はレミリア・スカーレット。この紅魔館の主よ」
「何だってーー!?」
ヨッシーはあまりの衝撃に驚きを隠せなかった。
今回の元ネタ。ヨッシーの足が速い事についてですが、ご飯の為というのもありましたが一応スポーツゲームではスピードキャラとして扱われることが多いので足が速いという事にしました。