ルイージside
ルイージとポンプは人里をぶらぶら歩き回っていた。行き先も決めずにただただ進んでいく。そして2人の後をつけていく1つの影。
「ねぇポンプ...」
「分かってマスよ、ルイージサン。」
ルイージとポンプは気づいていたのだ。自分達をつけてくる人がいることを。
「どうする?もし敵だったりしたら。」
つけてくる影に不安を覚えるルイージ、ポンプに意見を聞いてみると
「でしたら一度里の外へでまショウ、それならもし敵でも里に被害はでまセン。」
ポンプは万が一敵だった時でも大丈夫なように、人里から出て正体を突き止めようと提案したのだ。
「うん、それがいいね。」
ルイージはポンプの意見に賛成した。そして2人は里の外に向かって走りだした。(正確にはポンプはルイージが背負っているので走っているのはルイージ1人だ。)
するとその影も走りだし2人を追いかけた。
2人は里の外に出て人気のない森へとやって来た。そしてその影もやはりついてきた。
「...でどうする?」
「でしたら一気に正体を...」
「え!?でももしヤバいやつだったら...」
ポンプは早速正体を暴こうとするがルイージは知るのが怖いのか消極的になる。
2人はしばらく言い合いになっていた。
だったらポンプが調べてよ。ルイージサンが調べるのが筋デスヨ。何でだよ!?
そんな言い合いになっているうちに木陰に隠れていた誰かが2人にこっそり近づいていく。だが2人はそんな事に気づかずに言い合いを繰り広げている。
そして... ...
「驚けーーーーー!!」
「ン?」
「アアアア○△□%※△♯」
ルイージは訳の分からない悲鳴をあげてそのままひっくり返る。ポンプはルイージがひっくり返る瞬間、なんとのびーるアームを取りだして自らルイージから離れたのだ。(これもにとりが作った。)
そのおかげでひっくり返らずに済んだのだ。ポンプは驚かした犯人を見てみるとそこには...
「やったーーっ。初めて驚かせられたー。」
紫色の唐傘を持ち赤と青のオッドアイをした少女がいた。あまりの事に唖然とする2人。
「あの~、アナタは?」
放心状態のルイージの代わりにポンプが質問をする。するとその少女は
「わちきは多々良小傘だよ。あなた達は?」
と軽く自己紹介をする。そしてポンプ達も答える。
「ワタシはポンプデス。」
「僕はルイージ、よろしくね。(まさかこんな子に驚かされるとは...)」
ルイージ達も自己紹介をすると何故こんなことをしたのか聞いた。小傘が言うには人を驚かす事が生きがい?らしい。
でもその後3人はあっさり打ち解け合った。小傘は初めて驚かせることが出来たので特に嬉しそうだった。
そしてそれからは3人で過ごした。小傘にあちこちを案内してもらったり、ポンプの機能を2人で使ってみたりなど。
「このレバーは?」
「あっそれはデスネ...」
「えいっ」
クイッ
ヒュ~ ドカーン
「なんで僕ばっかり~」
3人はとことん遊んだ。
時間はどんどん流れていき時刻は夕方になっていた。
「もうこんな時間だ。」
「そろそろ帰りますか?」
「えー!?もう帰っちゃうの~?」
小傘はまだまだ2人と居たいらしかった。
だがこのままではすぐに夜になってしまう。小傘にとっては夜もなんともないがルイージ達にとっては夜は危険だ。するとルイージがある提案をする。
「だったら今日家に来ない?夜ご飯ごちそうするよ。」
「え、いいの!?」
小傘は大喜びだった。ポンプも賛成し3人はルイージの家に向かうこととなった。
その帰り道
「あっそういえばね...」
小傘が何かを思い出したらしい。どうしたの?とルイージは聞く。
「実は朝に変な事があったよ。」
「変な事?」
そうだよと小傘は言う。
「それがなんか変な霊が沸き出ていたんだよ。確か遠くの温泉の付近だったよ。」
「温泉デスカ...」
そんな事を話ながら3人は家へと更に進んでいく。そしてついに人里が見えてきた。
今回も投稿が遅くなりました。また文字数が約1500字と少なめでした。スミマセン。
次話は出来るだけ早く投稿できるように頑張ります。