前の話の最後の2人組についてですが、あの2人は幻想郷のマリオの家ではなくキノコワールドのマリオの家に入りました。その2人はピーチ姫に頼まれてマリオを捜索している例の2人です。
その辺りの描写をちゃんと書かず、誤解させてしまいました。すみませんでした。
今後はもっとしっかり書きます。
この日(マリオと幽香が決闘し、ルイージが小傘を連れてきた日)の昼過ぎ、ヨッシーside
ガツガツバクバクガツガツバクバク
「......」
2人の大食い対決はまだ続いていた。出される料理をまるで手品のように食べていく。
大盛りのご飯、巨大な肉の塊、手の込んだ料理の数々、2人とも手を休める様子はない。
「あらあら、中々やるわね。」
涼しい笑顔のまま聞いてくる幽々子。
「まだまだこれからですよ。」
ヨッシーも顔色を変えることなく返事をする。そうしている内にも料理は次々と減っていく。
(妖夢の体力もどんどん減っていく。)
妖夢は半人半霊という種族なので普通の人間よりは遥かに体力はあるもののさすがに限界が近づいていた。
それに妖夢の体力だけでなく白玉楼の食料の在庫までもが底を尽きかけていたのだ。
幽々子は普段からたくさん食べるのでいつも大量に貯蓄しているのだがそれでも足りなくなってきたのだ。
「ハァハァ...」
正直言って剣の稽古よりも疲れている気がする妖夢。だがそんな事を気にする余裕も無いほど忙しい。
「妖夢~、まだ~?」
「妖夢さーん、追加お願いしまーす。」
2人の大食い化け物から容赦なく注文がくる。妖夢はヘトヘトになりながらも何とか料理を作って持っていく。しかし、ついに...
「もう...限...界...で......す。」バタッ
「「!?」」
妖夢は完全に燃え尽きた。真っ白に...
結果 妖夢の体力も限界となり、さらにもう食料も無くなったので勝負はお預けとなった。
妖夢はすぐに復活し、後片付けを始めた。2人もさすがに悪いと思ったので片付けを手伝った。
そして片付けも終わり3人でのんびりくつろいでいた。
ヨッシーは迷惑をかけたので何かお詫びをしたいと言った。妖夢は少し考えた。そして
「でしたら、剣の稽古に付き合って下さい。」
「はいはい剣の稽古ですね......って、ええーーー!?」
なんと剣の稽古に付き合ってほしいと言われたのだ。でも今更断れないので
「分かりました。」
少女達・でっていう移動中
広い庭へと移動した3人。妖夢は愛用している白楼剣と楼観剣を持ってきていた。ヨッシーは武器は持ってないのでタマゴを持って構える。
そして幽々子の合図とともに始まった。
「では、行きます!」
妖夢は姿勢を低くして一気に駆け出し、ヨッシーとの距離を詰める。そして腰に据えた楼観剣を引き抜き、居合い斬りをしかける。
「うわっ」
ヨッシーは飛んで避ける。背中にはいつの間にか翼が生えていた。
そして上空にいたままタマゴを投げつける。
「「卵符」タマゴ乱れ投げ」
ヨッシーは投げては素早く産みそしてまた投げる。妖夢はそれを楼観剣で斬っていく。もう一本の刀の白楼剣も抜いて二刀流で斬っていく。
「ええ~!?」
ヨッシーが驚くのも無理はない。そもそもヨッシーは剣士と戦った経験がほとんどない。というのもキノコ王国やヨースター島に剣士はほとんどいないからだ。
(あんな純粋な剣士、スマブラ編以外で見たことないですよ)
ヨッシーは驚いているが妖夢は構わず攻撃をしかける。刀を振り、斬撃を弾幕として放つ。ヨッシーは出来る限りのスピードで避けていく。以前に十六夜咲夜と戦ったおかげなのか避けるのにも余裕がある感じだった。
「思ったより慣れていますね。」
妖夢は確実に避けるヨッシーに少し驚いていた。そしてここからは本気でいこうと剣を構える。
「「人符」現世斬」
妖夢は先程よりも速くダッシュしヨッシーの真下にくる。そしてヨッシー向かって飛翔する。そして一気に
ズバッ
「ぐあっ」
ヨッシーは素早く反応し、何とか避けようとしたが妖夢の速さに追い付けず斬られてしまった。致命傷は避けたものの地面に落下してしまう。
「痛っ。(正直ヤバいですね)」
ヨッシーは咲夜の時といい、まるで勝てる気がしなかった。武器もタマゴしかなく、剣を防ぐすべがなかった。
(もうこれ稽古じゃないですよね)
ヨッシーはそう思ったがもうどうでもよかった。
妖夢は次で確実に決めると一気に距離を詰める。
(これは...行ける。)
妖夢はそう思っていた。だが縁側で見ていた幽々子は
(あの子、油断してなきゃいいけど...)
妖夢は両手に刀を持ち、一気に斬りかかる。だが...
(ん?冷たい、それに体が動か......!?)
妖夢は気づいた、自分の体が凍っているのを。ヨッシーを見ているとヨッシーは口から冷気のようなものを吐いていた。
「「果物」青スイカ」
ヨッシーは咄嗟にアイテム袋から青いスイカを取り出して食べたのだ。青スイカは冷気を吐けるのだ。
「ふう、危なかったです。」
ヨッシーは安堵の息を漏らす。そして一度距離をとる。そして...
「じゃあそろそろ終わらせますね。」
ヨッシーはそう言うといきなり踏ん張りだした。そして巨大なタマゴを産んだのだ。
「「卵符」ビッグタマゴ」
ヨッシーは巨大なタマゴを両手で思い切り投げる。
「くっここまでか。」
妖夢は覚悟した、自分がやられるのを。
ふと主の幽々子の方を見た。幽々子はとても心配そうな目で見ていた。
(スミマセン、幽々子様。)
そう思い目をもどそうとする。だがその時、一瞬幽々子の後ろに人影が見えた。それは行方不明の祖父、妖忌にそっくりだった。そして思い出した、祖父との約束を、
妖忌に代わって何があっても自分が幽々子を守るということを。
「うおおおおおおっ。」
「!?」
妖夢はなんと自ら氷を破ったのだ。そして
「「人鬼」未来永劫斬」
巨大なタマゴを高速斬りで木っ端微塵にし、一気にヨッシーに向かう。
「幽々子様は...私が守る!!」
(あれ?一体なにが?私、なんか悪役みたいになっ...
ズバッ
気がつくとヨッシーは部屋に布団で横になっていた。傷は最初の一太刀の分だけだった。それも手当てはしてあった。最後の一撃はみねうちだったらしく、その傷はついてなかった。
「ヨッシーさん、お手合わせありがとうございました。」
気がついたヨッシーに妖夢はお礼を言う、そして幽々子も
「今回は妖夢にとっていい経験になったわ、ありがとう。」
ヨッシーはいえいえと照れながらも答えた。
今夜はヨッシーは白玉楼に泊まることになった。日も暮れており、ヨッシーも怪我をしていたので是非と。
「では、夜ご飯も...」
「あら、いいわね。」
「え?」
第2ラウンドが開始しようとしていた。
(でも結局普通の夜ご飯になった。)
マリオ達の方はもう次の日の朝を迎えたということで話を進めます。ややこしくてスミマセン
朝、マリオ達はいつものように起きて朝の仕度をする。今日は久し振りに兄弟だけでの朝食だった。(ポンプはいるが)
「久し振りだな、ヨッシーがいない日の朝も。」
「こっちに来てからはずっと一緒だったからね。」
「ヨッシーサンが居ないと静かデスネ。」
「確かに(笑)」
そんな朝を過ごしたマリオ達。今日の予定について話し合うことになった。クッキー屋という手もあるのだがヨッシーがいないと人手が足りなくて大変なのだ。なのでクッキー屋以外で何かないかと話していた。
「どうするか?」
「う~ん。」
と、その時
「ごきげんよう。」
「!?」
なんと突如3人の前にスキマが出現してそこから紫が出てきたのだ。
「突然だな、紫。」
「あ~びっくりした。」
紫はごめんなさいねと軽く謝ると話を始めた。
「あなた達、何か予定ある?」
紫はマリオ達に今日の事について聞いてきたのだ。マリオは特に無いというと、紫は笑みを浮かべる。
「だったら1つ、異変を解決してくれないかしら?」
「異変?」
マリオが聞き返すと紫はそうよ、と答える。
「でもどんな異変なんですか?」
ルイージが異変の内容について聞いてみる。
「その異変とは、最近地霊が温泉とともに沸き出たということ。そしてあなた達にしてほしいのはその地霊の調査よ。」
「温泉?」
「地...霊?」
そして2人は顔を合わせて...
「「あーーーーっ」」
今回の元ネタ、青のスイカはスーパーマリオヨッシーアイランドやヨッシーニューアイランドなどが原作です。
またスマブラ編の剣士については想像にお任せします。(とはいってもこの小説には出ないので重要ではない)
また次話についにマリオを探す謎の2人の正体が分かります。(多分皆さま気づいておられると思いますが)